【対談】三宅陽一郎×中川大地 ゲームAIは〈人間の心〉の夢を見るか(後編)(PLANETSアーカイブス)

今朝のPLANETSアーカイブスは、ゲームAIの開発者である三宅陽一郎さんと、評論家・編集者の中川大地さんの対談の後編をお届けします。日本のゲームとゲーム批評は、なぜダメになってしまったのか。圧倒的な技術力と資金力で成長を続ける欧米のゲームに、日本のゲームが対抗しうる方策とは? 『人工知能のための哲学塾』の三宅さんと『現代ゲーム全史』の中川さんが、日本のゲームと人工知能に秘められたポテンシャルにつ

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【対談】三宅陽一郎×中川大地 ゲームAIは〈人間の心〉の夢を見るか(前編)(PLANETSアーカイブス)

今朝のPLANETSアーカイブスは、ゲームAIの開発者である三宅陽一郎さんと、評論家・編集者の中川大地さんの対談をお届けします。デカルト以降の近代西洋哲学はどのように人工知能を定義するのか。欧米と日本のゲームの背景にある思想的な差異とは。『人工知能のための哲学塾』の三宅さんと『現代ゲーム全史』の中川さんが、ゲームとAIについて徹底的に論じ合います。(構成:高橋ミレイ)
※本記事は2016年10月1

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人工知能の現在地と未来:三宅陽一郎氏講演メモ

2019年6月28日(金)に角川本社で開催された「ビジネス教養として押さえておきたい人工知能の現在地と未来[2019年版]」講演を聞いてきた。

MITテクノロジーレビューは購読をやめようかと思っていたのだけど、うっかり更新停止手続きを忘れて自動継続になってしまったところへ、この講演の購読者優待の案内が来ていました。元は取らなきゃという貧乏人根性と、しかも三宅さんの講演なら行かない理由がない、とい

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三宅陽一郎 オートマトン・フィロソフィア――人工知能が「生命」になるとき 第十章 人と人工知能の未来 -人間拡張と人工知能-(後編)

ゲームAIの開発者である三宅陽一郎さんが、日本的想像力に基づいた新しい人工知能のあり方を論じる『オートマトン・フィロソフィア――人工知能が「生命」になるとき』。第十章の後編では、人工知能が人類の芸術や歴史に及ぼす影響について考えます。ネット空間で人間に代わり活動を始めるAIたち。そして「余暇」を得たAIが文化を生み出す可能性とは――?

(5)時代と文化に干渉する人工知能

これまで歴史や文化を作

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三宅陽一郎 オートマトン・フィロソフィア――人工知能が「生命」になるとき 第十章 人と人工知能の未来 -人間拡張と人工知能-(前編)

ゲームAIの開発者である三宅陽一郎さんが、日本的想像力に基づいた新しい人工知能のあり方を論じる『オートマトン・フィロソフィア――人工知能が「生命」になるとき』。最終章となる第十章では、人間と人工知能の未来の関係について考えます。人間を拡張するAIと、自律的な知性として存在するAI、両者は相互に影響を与えながら、より高度な社会を構築していきます。

(1)人工知能と人類の未来

人工知能は人類の未来

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「Augmenting Creativity: AI×人間時代の創造性」でiPadメモしてみたが全く手が追いつかなかったので後日ふりかえったメモ

AIと人間が一体化してきているAI×人間の時代に、新たな創造性とは何かというテーマでのトークセッション「Augumenting Creativity : AI×人間時代の創造性」が東大で開催され、Qosmo 徳井直生さん、スクウェア・エニックスの三宅陽一郎さんが登壇されるということで参加してきました。AIを人間に相対するものではなく、程良くズレた刺激を提供してくれて自分自身をアップデートできる、サ

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将来 #ニュータイプ (もしくは #ミュウ の)能力を持つ私たちが今すること ~ #すばらしい日々をデザインの力で

ニュータイプになろうとする私たち

 私たちの究極の目的は0秒で分かり合うことだと考えています。

 筆者が最近考えているのはどうして自分が絵を描くことやワークショップを創ることにこだわっているのかということ。行動には必ず目的があるはずです。

 また、グラフィック・レコーディングをするビジュアル・プラクティショナや、ワークショップを作って実践するワークショップ・デザイナの皆さんも色々と発信してい

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三宅陽一郎 オートマトン・フィロソフィア――人工知能が「生命」になるとき 第九章 社会の骨格としてのマルチエージェント(後編)

ゲームAIの開発者である三宅陽一郎さんが、日本的想像力に基づいた新しい人工知能のあり方を論じる『オートマトン・フィロソフィア――人工知能が「生命」になるとき』。前編に引き続き、役割を与えられた人工知能・エージェントについての議論です。人工知能に欠落している社会的自我と実存的自我の統合による「主体性」の獲得、そしてその先にある、人間の代わりに人工知能によって構成された社会のあり方について構想します。

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三宅陽一郎 オートマトン・フィロソフィア――人工知能が「生命」になるとき 第九章 社会の骨格としてのマルチエージェント(前編)

ゲームAIの開発者である三宅陽一郎さんが、日本的想像力に基づいた新しい人工知能のあり方を論じる『オートマトン・フィロソフィア――人工知能が「生命」になるとき』。今回は、ある役割を与えられた人工知能・エージェントの振る舞いについて考えていきます。自律的かつ複数で協働するマルチエージェントは、やがて人間と似た「社会」を構築し、「文化」に似た情報の集積を行うようになります。

エージェントとは何か?

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人工知能と東洋哲学が交差するとき、物語は始まる---!!~とある #人工知能 のための #哲学 塾 at #ゲンロンカフェ190208 @genroncafe #AI  @miyayou @dominickchen @hazuma

はじめに

 2Dから3Dにゲームが変わった時にノンプレイヤーキャラクター(NPC)やゲームシステム自体の制御をするためにAIが導入されています。そのAIの開発の第一人者である三宅陽一郎さんがその実装を重ねている間に思考錯誤で生み出したアーキテクチャが過去から連綿と続く哲学と地続きだったということに気づいたそうです。

 今回のビジュアル・ノートはゲンロンカフェで開かれたイベントに関する記録となっ

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