半導体製造装置

アプライド・マテリアルズ(Applied Materials)の2019年Q3決算を読み解く~世界最大の半導体製造装置メーカー~

今回はアプライド・マテリアルズの決算についてみていきます。

アプライド・マテリアルズは半導体製造装置業界で世界最大手の企業であり、半導体製造プロセスのほぼすべてに対して製品を供給している、半導体製造装置の百貨店のような企業です。

※なお、半導体製造工程に関する説明は以下がよく纏まっています。

なお、半導体製造装置のシェアについてですが、

産業向けリサーチ会社のVLSI reserchによる

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レーザーテック 株式新聞

8月13日:16・00
株式新聞ニュースを要約すると、
(1)結論:
次世代技術「EUV」に対応した検査装置がレーザーテックの収益を牽引する。
(2)受注状況:
半導体関連装置の受注残は2020年末には2年前の2018・6期末と比べて1.7倍の高水準まで積みあがると予測されている。
(3)半導体メーカーの「EUV導入状況:
「EUV」は韓国サムスン電子や台湾のTSMCが昨年から今年にかけて本格的に

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THKの2019年Q2決算(3~6月)を読み解く~LMガイド世界シェア1位~

今回はTHKの決算をみていきます。

THKが主力ビジネスとしているのは、LMガイドやボールねじなどの直動部品の製造と販売になります。

これらはおもに工作機械などの位置決めのために利用されるもので、同社は特にハイエンドの精密加工機分野で最大手となっています。

同社の業績は、工作機械業界の動向や、世界の生産設備への投資の体温を測るバロメーターとして非常に有効です。

今回はそういった視点も踏まえ

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ダイフクの2019年Q1決算を読み解く~マテハン~搬送設備世界シェア1位~

今回はダイフクの決算をみていきます。

ダイフクはマテハン(物流設備・マテリアルハンドリング)の設計・製造・設営の世界最大手です。

自動でツツツーとものが搬送される倉庫とか見たことあると思いますけど、あぁいうのを作っている企業です。

同社は自動車メーカー向けの搬送などをもともと手掛けていましたが、近年では半導体製造ラインやアパレル向け倉庫、医薬品の管理倉庫など多方面にその事業を展開しています。

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SUMCOの2019年Q2決算を読み解く~同業との比較でみると・・・~

今回はSUMCOの決算をみていきます。

SUMCOは信越化学工業と並ぶ半導体用シリコンウェハの大手で、世界シェア3割を握る企業です。

信越化学が塩ビや機能材料など他のシリコン由来製品を扱うのと異なり、SUMCOはシリコンウェハ事業の一本足打法ビジネスを行っています。

ゆえに、大きく半導体市況に揺れてきた企業でもあります。

今回のnoteでは、SUMCOの決算のみならず、昨今の半導体市況全体

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東京エレクトロンの2019年Q1決算を読み解く

今回は東京エレクトロンの決算をみていきます。

東京エレクトロンはいわずと知れた半導体製造装置メーカーの世界的大手です。(単純な売上高では3位もしくは4位クラス)

同社は半導体製造工程のうち、いわゆる前工程と言われる部分を担っており、主に成膜からレジスト塗布・現像、プラズマエッチング、レジスト剥離・洗浄、絶縁膜成膜の過程のほか、プローブ検査などの分野で高いシェアを誇っています。

(東京エレクト

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米中貿易戦争と日韓貿易規制問題のあれこれをまとめてみた

こんにちは!オカルト経済予報士のRidです。

今回は、ビジネスパーソンにとっては知っておきたいテーマ「米中貿易戦争と日韓貿易規制問題」の解説書になります。

予めお断りしておきますが、私はトランプでも習近平でも無いので、あくまでも「私なりの」解説になります。私の解説ということは、製造業観点とか色々なバイアスが強く掛かっていると思います。参考に出来そうな部分のみ、知識を回収していってください。

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アドバンテストの2019年Q1決算を読み解く

今回はアドバンテストの決算をみていきます。

アドバンテストは半導体の自動検査装置の大手企業です。

現代社会ではパソコン、スマートフォン、家電、自動車、産業機器、通信機器など様々な場所に半導体が利用されていますが、それらの製造工程における検査・試験を自動で行う装置(ATE/Automated Test Equipment)を製造しているのがアドバンテストです。

同社の決算からは、世界の半導体業

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ASMLの2019年Q2決算を読む

今回は半導体露光装置世界最大手ASMLの決算を見ていきます。

ASMLは次世代の半導体露光技術であるEUV露光に関してはオンリーワンの企業であり、同社の動向をみることで今後の半導体製造装置業界および半導体業界の全体的な動きが見えてくる企業でもあります。

なお、ASMLという会社についての説明は以前の記事にて行っていますので省きます。(無料部分で触れていますので、よろしければごらんください。)

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半導体製造装置メーカーの世界売上高ランキングのトップ10の分析

本ノート(以下「本ノート」という)では、世界の半導体製造装置メーカーの本ノート公開時点で入手可能な売上高を基に、半導体製造装置メーカーの売上高トップ10をランキング形式で掲載しております。
売上高ランキングの対象としている半導体製造装置メーカーには、アプライドマテリアルズ、ASML、ラムリサーチ、東京エレクトロン、KLAテンコール、SCREENホールディングス、KOKUSAI ELECTRIC、日

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