【律令格式】(古代社会の法体系) 「律(りつ)」=刑罰を定めた法(現代で言う刑法に相当) 「令(りょう)」=刑罰を定めない法(現代で言う民法や行政法など種々の法) 「格(きゃく)」=上記の律と令を一部分改定したり補ったりしたもの 「式(しき)」=上記の律・令・格の施行細則
【中国史における皇帝専制体制】秦の始皇帝が皇帝専制体制の基盤となり劉邦が楚の項羽を倒し漢を樹立する。漢の7代目武帝期に中央集権制が再編され東アジアシステムが構築される。隋の楊堅が律令や科挙制度を確立し唐になりさらに発展を遂げる。そして宋の趙匡胤期で一通り完成したと見られる。