映画新聞記者

映画『新聞記者』をみた。

地元の小さな映画館で、この映画がかかるのを待っていた。

久しぶりに邦画を見た。

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静かな静かなはじまり。
吉岡の息遣い、紙をめくる音、ペンを走らせる音、見ているのか見ていないのかわからない討論番組。
杉原の眼差し、ブルーライト、閉塞感、一本のメール、電話、物語をスタートさせる一言。

ドキドキした。

この映画は、フィクションだけどフィクションじゃないんだ、と思った。
だけどその「

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「新聞記者」:穿った見方が求められている

観るひとの心にモヤモヤを残す、絶妙なラストシーンだった。

映画「新聞記者」は、国家権力による情報コントロールをひとつのテーマとして描いた作品だ。

32歳の若き監督は、政治や社会情勢に関心が高いわけでもなく、プロデューサーからのオファーを一度は断ったという。そんな藤井監督が、東京新聞の望月衣塑子記者の著書『新聞記者』を原案に、官僚側の視点も盛り込んで脚本をつくりなおしたそうだ。

現実世界の政治

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新聞記者

「あなたはそれでいいの?」

毎日が平穏であれば、あなたはそれでいいの?

例えレイプ被害者がセカンドハラスメントにあっていても?

表現の自由の範囲内で平和的デモに参加している人たちが、戦時中の憲兵隊のような権力組織にマークされるようになってしまっても?

政府肝いりの新設大学で、税金を使って生物兵器が開発されていようとも?

消費税が上がるだ下がるだ、NHK料金がどうだこうだがあっても、まあ、

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(これってそうじゃない…?)から自明の事実になること

先週末は映画「新聞記者」を観て、期日前投票に行ってきた。参院選と公開のタイミングがかなりタイムリーだなと思いながら観ていたが、もうかなりの人は映画化される前からこのようなメディアの報道の自由が狭まりつつある状況に気づいているのではないか。私もその一人だし、もうニュースは信頼できるジャーナリスト等が発信するSNSでしか見ていない。(よく就活の採用面接や職場の上司から発せられる「新聞読んだ?ニュース番

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“権力”としてのカープ球団

きのう、新宿ピカデリーで映画「新聞記者」を鑑賞。広島では機会を逃しつづけ、上京してようやく念願が叶いました。

映画は時代の空気のなかから生まれ、それをスクリーンに映しだすものでしょう。たとえそれが過去の歴史ものであっても、未来に舞台を設定したものであっても、現代に通底するテーマでなければ共感を得られないし支持もされない。たとえそれが娯楽ものであっても、そのセンスは現代的であるかは問われることでし

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映画「新聞記者」を見てきました!

今日は話題の映画「新聞記者」を見てきました。

東京新聞記者望月衣塑子さん原案の社会派エンターテインメント映画です。

松坂桃李さん演じるエリート官僚杉原と、シム・ウンギョンさん演じる東都新聞記者吉岡が、出会い、自分の信念と向き合い、組織の中で圧力に屈せず、己を貫き通すお話です。

杉原も吉岡も、自分の大切な人を失っています。

それはどちらも自死ですが、組織に殺されたも同然の自死でした。

組織

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コンテンツ月記(令和元年、文月)

読んだもの、観たものをすぐ忘れちゃうので、ちょっぴりのメモで記録します。全部さらえたもの&覚えているものだけ…。随時更新。漫画でWeb、ってなってるのは、何巻分かわからないやつです。それ以外の括弧内の数字は、読んだ巻数。

==評価基準(特に記載したいときだけ)==
\(^o^)/ 乾杯。愛。最高の毒なり薬。
φ(..) 特別賞(今後思い出すだろうシーン有等)
==ココカラ==

〜漫画〜

■O

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おすすめ漫画:大家さんと僕(元気がないときも読みやすい)
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映画「新聞記者」すごかったぞ!

いやぁ、この映画、本当にすごかった!!!
 
ぼくの周囲のクリエイターたちが、口をそろえて
「すごいよ」「絶対に観た方がいいよ」
と言うので、つい、さっき観てきたんですけど、
脚本も、映像も、音楽も、そして役者さんの演技も、
どれを取っても素晴らしかったです。
 
はじまって数分でスクリーンのなかに引き込まれちゃいました。
 
エンドロールになっても、8割ほど埋まったお客さんたちは
席を立とうとし

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『新聞記者』確かに問題作、フィクションを冠したノンフィクション 6/28~公開中

https://shimbunkisha.jp/ ★★★★☆

松坂桃李とシム・ウンギョン、日韓で圧倒的人気と実力を持つ2人が、それぞれの立場から真実を暴こうとするリアルを超えたフィクション。

『サニー 永遠の仲間たち』『怪しい彼女』で人気を得たシム・ウンギョンは、2017年に日本のユニマテと契約を結んで日本での活動を始めました。ユニマテといえば、安藤サクラ、東出昌大、門脇麦、『愛がなんだ』で最

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