読み方で「万葉集」の価値が変わる件(その4)

▼『万葉集』の「梅花歌三十二首」が、先月から一気にマスメディアの表舞台に躍り出た。都内の大きな本屋に行くと、すべて万葉集特集の棚を組んでいる。

ひとえに、同書に収められている「観梅パーティー」の歌の序文が、新元号「令和」の出典になったからだが、同書の文化的な価値について考察を加えた知られざる好著を、ここ数回紹介している。その続き。

▼梅の花を歌った歌が三十二首。しかし、その四分の一の八首で、「

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柳絮(りゅうじょ)

句会の兼題に「柳絮(りゅうじょ)」がでました。

はじめて聞く言葉に「りゅうじょって何ですか?」状態。
柳絮とは「白い綿毛のついた柳の種子のこと」とのことでしたが、はたして見たことあるんだろうか…と首をかしげてしまいました。

飛ぶために力抜きたる柳絮かな
山本一歩

困ったときのYouTube。「柳絮」で検索をしました。
映像を見ても、記憶は呼び起こせなかったので見たことないのかな…。「見て」い

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銀座の歴史に柳あり

かつて、『柳』は銀座のシンボルであった。
今も銀座の街を歩けば街路樹として柳の木を見る事が出来る。
だが、過去には衰退や復活、紆余曲折様々な歴史を経てようやく中央区の木としてまた新たにシンボルへと返り咲くのだった。

 1869年(明治2)、新両替町から「銀座」の名称となった5年後、銀座通りに日本初の街路樹が植えられた。
始めから柳が植えられたのではなく、最初に植えられたのは松・カエデ・桜だった。

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【柳の枝に雪折れなし】

こんばんは。

お花を買ってきて

部屋に飾りました💐

美しいものをみますと

心が洗われます(*´ω`*)

・Thema

【柳の枝に雪折れなし】

しなやかな柳の枝は、
雪が降っても
その重みに耐えて
折れることがない。
一方で、
堅い木は雪の重みで
枝が折れることもある。

そこから、
柔軟なもののほうが
剛直なものよりも
かえって
耐える力が強いことをいう

柔らかさ と

しなやか

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色づいた葉、柳、毬栗

2018年11月、晩秋の名古屋市・有松(ありまつ)にて。

上の3枚は、同じ木を違う角度から撮ったものです。

・Googleでキーワード検索 使用キーワード「赤い葉 街路樹 名前」
・1枚目の写真をTwitterにアップして、画像からGoogle検索
・Twitterのフォロワーさんたちにお尋ねする
などしましたが、木の名前がわかりません。

noteを書きつつフォロワーさんとやりとりし、Goo

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夕暮れをまとう

寝坊した日の草むしりは背中が熱くて、引き抜いた草と一緒に転がった2.5頭のコオロギが突きつける晩秋には現実味がない。

市立図書館の児童書コーナーで「秋に鳴く虫」の本を借りてから一週間と少ししか経たないのに、読むのを後回しにしているうちに置いていかれた気分だ。

あんなに焦って追いつこうとした。秋に生きられないと思ったからだ。今でも青いマニキュアを手にとっては棚に戻す、私は夏にしがみついている。

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