【譲渡所得税】譲渡所得は、「譲渡金額－（取得費用＋譲渡費用）」で計算される。取得費が不明もしくは譲渡金額の5％未満の場合は、「譲渡価格×5％」の金額が概算取得費となる。 取得日翌日から譲渡年の1月1日までの所有期間が5年超であるか5年以下であるかで、住民税と所得税の割合が異なる。

【不動産と税金】譲渡所得税⑤ 譲渡費用について 譲渡費用とは、土地や建物を売るために直接かかった費用のこと 例えば、仲介手数料、印紙税、立退料、建物の取壊し費用等 修繕費や固定資産税など、その資産の維持や管理のためにかかった費用などは譲渡費用にならないので注意

【不動産と税金】譲渡所得税④ 取得費不明の場合、 市街地価格指数 or 地価公示 からも算出可能 税金が安くなり得る反面、税務署に算出額が実際の取得費と乖離があると判断されると否認のリスクがある こうなると追徴課税等のペナルティがあるので要注意

【不動産と税金】譲渡所得税① 譲渡所得 ＝ 譲渡収入金額 −（取得費 ＋ 譲渡費用） 課税譲渡所得 ＝ 譲渡所得 − 特別控除 税額 ＝ 課税譲渡所得 × 税率 つまり 基本売却益に課税 だけど控除を受けられればそれが差し引かれたものに課税 →税金安くなる っていう話

【不動産と税金】譲渡所得税② 譲渡所得 ＝ 譲渡収入金額 −（取得費 ＋ 譲渡費用） 　　　　 ＝ 売却益 重要なのは取得費 取得費(＝購入金額等に基づき計算)がわかれば特に問題ない 一方不明の場合、通常、譲渡所得の95％弱に課税される →税金めちゃかかることになる

【不動産と税金】譲渡所得税③ 取得費不明の場合 1.譲渡収入金額の5%（一般的かつ簡単） 2.「市街地価格指数」から算出 3.「地価公示」から算出 重要なのは、 安易に「1.」を選ぶと税金が高い可能性があるから、「2.」「3.」も検討しよう ということ