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名探偵コナン「100万ドルの五稜郭」感想! キッドの真実から見えてくる「あのお方」の正体! コナン映画にテーマや物語性は必要ないのか?
こんにちは! 今回は名探偵コナン「100万ドルの五稜郭」についてネタバレありで話していこうと思う。僕はコナンの映画を映画館で観るのは初めてなのだが、結構楽しめた。しかし、エンタメとしての面白さとは別に、コナン映画特有の問題点も見えてしまってのでその辺についても話していこうと思う。それでは初めていこう。 最近のコナン映画こそあまり追っていなかったのだが、昔はコナンの映画は好きで、よく観ていた。個人的には世紀末の魔術師や、迷宮の十字路などが好きだ。しかし、完全な偏見ではある
「薬屋のひとりごと」考察! 猫猫のオタク的距離感の現代性と少女漫画的快楽原則の古典性! なぜここまで人気作になったかを徹底分析!
こんにちは! 今回は「薬屋のひとりごと」についての感想を話していきたい。二期までアニメを一気見して、正直個人的にはそれほど好みではなかったのだが、人気が出るのは納得したし、色々と分析しがいのある作品だと思った。それでは初めていこう。 まず観ていて思ったのは、この作品は色々な要素が組み合わされて作られているということだ。薬学を使ったミステリーでもあるし、権力争い的な宮廷物でもあり、中国の歴史物でもあり、猫猫と壬氏との関係性は少女マンガ的でもある。このように表面的な味付けは
「葬送のフリーレン 一級魔法使い試験編」考察! 魔王的前時代(戦いの魔法)から人間の時代(多様な魔法)へ! 一級魔法使い試験は強い奴に有利なガバガバ試験?
こんにちは! 今回は葬送のフリーレンの一級魔法使い編の感想を話していきたいと思う。「試験編」といえばある意味少年漫画の定番でもあるが、フリーレンの試験編は中々特殊であるし、結構ツッコミどころも多く面白かった。そして、恐らく今作の核心に近い設定も試験編に散りばめられていたと思うので、その辺を話していこうと思う。それでは初めていこう。 まず、今作の試験編の一番の特徴は、受験者のフリーレンが一級魔法使いなんて受かって当然レベルの実力者である所だ。H×Hでいうとグリードアイラン
「ガンダムSEED FREEDOM」感想!アコード(水星や鉄血等のSEED以降のガンダムシリーズ)VSコーディネーター(SEED) ネタ消費エンタメ特化の面白さ!
こんにちは!今回は「ガンダムSEEDFREEDOM」についての感想をネタバレありで話していきたいと思う。2000年代のアナザーガンダムシリーズとして、大ヒットを記録した本作だが、今回約20年振りに映画化され、正直色々な意味で僕の想像を越えた凄い作品になっていた。今作が持つ熱量の正体とは何なのか?それでは始めていこう。 ○エンタメ特化とネタ消費回路によるSEED独自の強さ! 究極のメガ盛りファンサ映画! 僕はSEEDを小学生の時に観ていたSEED直撃世代ではあるが、正