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父も母も全選手の応援歌を覚えているような大の鷹党一家に生まれる🦅 野球を好きになるき…

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父も母も全選手の応援歌を覚えているような大の鷹党一家に生まれる🦅 野球を好きになるきっかけはムネリンで、中村晃選手推し (ファンレター出したこともあります) 野球素人の上、エビデンス不足のため大目に見てほしいですパイネ🙇‍♂️ 論理的な批判・建設的な意見は歓迎します!

最近の記事

「オランダのエース」 バンディ引退

破竹の14連勝 スラリとした長い脚からスピンの効いたストレートに魔球ナックルカーブ。あんなにもオールドスタイルが似合うピッチャーは無二だ。  2015年、サムスンで蘭製ドクターKと言わしめた韓国球界の大物が我が国にやって来た。  その名はリック・バンデンハーク。正式の名をヘンリカス・ニコラス・バン・デン・ハークという。(現地の読み方だとファンデフルクらしい)  現在FBSで解説を務めるかつての沢村賞右腕・攝津正はこう語る。「デビューしたての時、衝撃だった」  来日初登板は6

    • 「美白サウスポー」飯田優也投手 引退

       かの柳田悠岐も絶賛した、MINMIのMOVEという曲が流れると、「森蘭丸か」と言いたくなるような、とても野球選手とは思えないほど色白の左腕がマウンドに登る。  そんな光景はもう見られない。  この度、飯田優也投手が道を退くこととなったため、ファンとしてありったけの思いで送辞を書いてみた。 猫の手を借りた奇跡 1990年11月27日。 ホークスOBでいうと「鷹のジブリ監督」こと宮崎駿内野手と同じ日に生まれる。  幼少期に宮崎駿監督でも描けないような奇跡の出来事があった

      • 「左腕最速の男」川原弘之投手 引退

        〜『プロ野球戦力外通告』を視聴して〜 12月28日23時〜TBS系にて『プロ野球戦力外通告』という年に一度の特番が放送された。  当番組は華々しいプロ野球の世界の裏で「クビ」という過酷で厳しい現実があることをリアリティをもって訴えかける番組だ。  そこにはかつて「日本人最速左腕」と呼ばれた豪腕・川原弘之の姿が映し出されていた。  本来この番組はプロ野球の「闇」の部分を伝える趣旨であるのに、川原は、紹介された3人の中で唯一晴れやかな表情を浮かべていた。 遥かにおこる脊振嶺の明

        • ガチャピン

          誰からも愛されるキャラクター ガチャピンは老若男女、誰にでも慕われる国民的キャラクターである。  そのガチャピンにそっくりな、何とも形容しがたい愛嬌のある風貌でファンに愛された野球選手がいた。  鶴岡慎也。  プロ通算1200試合以上に出場し、ベストナイン・ゴールデングラブの受賞経験もある名捕手だ。Wilsonのカーキ色のプロテクターが印象的だった人も多いのではなかろうか?  そんな鶴岡選手が、先日、現役引退を表明された。  主に守りで貢献したキャリア前半、主に打撃で

        「オランダのエース」 バンディ引退

          「 THE KING OF CLOSER 」

          球史に残る絶対的守護神 「9回の1イニングを5億で買えるなら安い」  これは「権藤、権藤、雨、権藤」でおなじみ、権藤博氏の言葉である。  それを文字通り本当に実現していたのが2017年のソフトバンクだ。  後ろが計算できることほど大きなことはない。  幾度となく終盤の逆転負けを食らった今季、改めて学び直した。  4年前、我らがホークスは、リーグ優勝決定時点で、「6回終了時点でリードなら74勝1敗」(勝率99%)という驚異的な数字を叩き出した。  応援していた身としては、

          「 THE KING OF CLOSER 」

          男の心意気

          365分の1 髙谷裕亮、吉川輝昭、肘井竜蔵、パヤノ。  唐突に挙げた4選手に、「全く共通項が浮かばない」と答えるのが普通だろう。  彼らは、筆者と同じ11月13日生まれなのである笑。  しかも髙谷が2016年あたりまで登場曲に使用していた楽曲はソナーポケットの「キミ記念日~生まれて来てくれてアリガトウ。~」。私にとってはバースデーソングの定番メロディーである。  そんな、人一倍11月13日に思い入れの強い私が、現役引退となった髙谷選手に感謝と労いの意を、拙文ながらこのブロ

          男の心意気

          「球界きっての頭脳派」工藤公康監督、退任へ

          相次ぐ名将の退任 2021年、パリーグは明確に過渡期に突入した。  首位は25年ぶりの優勝を目指すオリックス。  マジックが51年ぶりに点灯した2位ロッテ。  「パリーグの雄」として、長年野球界を盛り上げてきたソフトバンク・西武・日本ハムが衰退し、それぞれ一時代を築いた工藤公康監督・辻発彦監督・栗山英樹監督の解任報道も相次いで報じられた(辻監督は結局契約を更新)。  特に私は工藤監督の恩恵を7年間受けまくったいちホークスファンとして長尺の想いの丈をこのブログにぶつけてみたい

          「球界きっての頭脳派」工藤公康監督、退任へ

          ありがとう長谷川勇也選手 〜打撃一閃〜

           必殺仕事人のテーマが流れると、球場の空気は一変する。  スクリーンには「打撃一閃」の文字。桜吹雪の演出。  そして、一本の刀を携えた侍がゆっくりと左打席に向かう。  「この男なら、一振りで流れを変えてくれる。」  そう期待させてしまうのが長谷川勇也だった。  今季限りでユニフォームを脱ぐこととなった「職人」にこれまでの敬意と感謝を込め、拙文ながら想いの丈を述べさせていただく。 遥か想いで栄冠へ 06年の大社ドラフト5巡目で専修大学から入団。  決して高いとは言えないとこ

          ありがとう長谷川勇也選手 〜打撃一閃〜

          ありがとう 「暴れ馬」 中田賢一投手

          Open the Gate 飛び出してく準備は万端 名門じゃねぇ だけど誇る看板 Iron horse can't stop. ドロ混じりのエサも喰らい ダービーをさらう  ホークス時代の中田賢一投手の登場曲、AK-69『IRON HORSE -No Mark-』の出だしの一節である。  引退となった「暴れ馬」こと中田賢一投手についてホークス時代を中心に振り返りたい。 無事是名馬 70年以上続くプロ野球の歴史において、100勝以上挙げた投手は2021/09/29時点で1

          ありがとう 「暴れ馬」 中田賢一投手