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自分の経験や知識を使って、誰かのトラブル対応や人生の建て直しを手伝うような商売がしたく…

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自分の経験や知識を使って、誰かのトラブル対応や人生の建て直しを手伝うような商売がしたくて始めました。 今はサラリーマンとして某企業で営業部の部長を勤めており、日々の成長に身を投じることを生き甲斐としています。

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【ミステリー】4時になったらね(前編)

友人の死 私が大学2年生のとき、同じ大学に通う友人Kが自ら命を絶った。 死因と言うべきなのか、どのような最後を迎えたと言うべきなのか、とにかく詳しい話は殆ど教えてもらえなかったが、Kはアルバイト先の警備会社の仮眠室で亡くなっていたらしい。 Kはどんなに忙しくても大学の授業をサボるような人間ではないし、アルバイトで警備員として夜間に働いていたため、『眠い』が口癖になるくらい睡眠不足であったことは否めなかったが、Kが亡くなったという知らせをKの幼馴染みから聞いた時はとても驚き

    • 営業職を救うためにできること

      今年も3月が終わりに向かってくる頃、私は来月入社してくる新入社員のために研修資料を作っていました。 中でも一番多く時間を割いたのは4月から新しく営業職に就く人に向けたもの。 私が関わることができる中で一番離職率が高い職種なので、ここは本当に手を抜くことができない。 『研修なんて身にならない。実際の現場をとにかく経験させるべきだ。』という社内教育は一昔前のこと。 今はとにかく人が足りない。 誰かが辞めたからといって、安易に他から人を回してくるなんてことはできない。 折角

      • 祖母と行ったとんかつ屋さん

        私には兄弟が二人いる。 但し、私は長子であり二人の兄弟はいずれも私より後に生まれた。 下に兄弟がいる人ならば、大抵経験していることだとは思われるが、私は親に甘えることができなかった。 物心がつく頃には私は自立するように促され、両親は弟達に付きっきり。 『お兄ちゃんなんだから…お姉ちゃんなんだからしっかりしなさい』が当たり前。 それは仕方ないことだと頭では分かっている。 後に生まれた幼い子の方が手がかかるのは当たり前だし、寂しさから反抗的な態度を取る私と比べて、ニコニコ笑っ

        • 【怒る】と【叱る】

          教育や育児の場において良く挙げられる話題。 【怒る】と【叱る】の違い。 敢えて簡単に表すのであれば、実務的な【怒る】とは私情が入っていて、単なる指導のみを目的としたものではない。 ある意味では自分の憂さ晴らしのため、ないし、自分の尊厳や権利を守るために行うものでもあるので、教育や育児などの指導として行うには相応しくない…ということらしい。 怒りを受けた側の人間は恐怖や怒り、嫌悪感を抱くこともあるだろう。 令和の現代では人に恐怖を与える教育は【悪】とされている。 一方で実

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        【ミステリー】4時になったらね(前編)

          入園者数と退園者数の人数が合わない理由

          ディズニーランドやディズニーシーに限ったことではありませんが、遊園地やテーマパーク、イベント会場で当日の入園者数と退園者数が異なることは良くあることです。 というか、寧ろピッタリ同じになることはないのではないかと考えられます。 入園時には正しい入園料や入園するために必要なチケット購入費用を算出するため、しっかりとした人数把握が必要ですが、退園時については退園者数を出入り口のゲート(3本バー式回転ゲートと謂われるもの)が回った回数のみでカウントしているくらいなので、適当なもの

          入園者数と退園者数の人数が合わない理由

          作り話

          私は会社をクビになったことがあります。 理由は【大切な商談】をすっぽかして、上司に食って掛かったから。 社会人になってから6年が経った頃、私はとある会社の営業課で将来を有望視されていたセールスパーソンでした。 そんな私に大きな仕事が舞い込んできた時のことは8年後の今でも鮮明に覚えています。 元々はライバル会社が担当していた大口企業の案件でしたが、双方の担当者同士が結託して裏金を作っていたという話があり、次の取引先として白羽の矢が立ったのが私が勤めていた会社だったのです。

          モテる人とモテない人の違い

          【モテる人】と【モテない人】。 『どう違うか?』と問われれば、色々な意見が出てくるだろう。 容姿の違い?勉強ができるか?足が速いか?スポーツができるか?収入が高いか低いか?それとも色気?声の質? 勿論それらも1つの武器になることは間違いない事実。 しかし、あくまでも『悪いよりは良い方がボーナスポイントを掴めるよ』くらいの感覚でしかないし、人が他人を好きになるのに【これだけが他と比べて勝っていれば、何処へ行ったって絶対にモテる】なんて能力はあり得ない。 つまり【人類の恋愛

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          専業主婦がいなくなった日

          専業主婦の年収は… 『専業主婦を職業として捉えた場合、年収は◯◯◯万円です!』という話を聞いたことがあります。 正直な話、私はその説に対して絶対的に【反対派の立場】です。 【専業主婦】という括りだけで仕事量や仕事の質・収入が決まるならば、【社長の年収は3000万円】です。【サラリーマンの年収は300万円】です。 …そんな滅茶苦茶な括りですら成立してしまう。 一言で社長と言っても、年収0円の社長がいるし、年収5000万円の社長もいます。 年収が240万円のサラリーマンが

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          幽霊は存在するのか?

          幽霊はいるのか…? 私の考えを結論から言うと、幽霊というものはどこかに【必ず】存在している。 ただし、本来実体を持たない彼ら彼女らは噂や伝承、自己を意識してくれる誰かが居なければ生まれることがなく、また、その存在を維持することもできない。 つまり、【そこにこういうものがいる】と知っている人がいなくなれば消えてなくなる。 お伽噺でいうならば【妖精】というもの、神話でいうならば【神】という存在に限りなく近いと言える。 そして現存している幽霊はそこに出現、存在することによっ

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          一流になれる人、一流で居続ける人

          どんな業界であっても、一流と呼ばれる人は"自分を否定"できる人。 そして、一流で居続ける人は"自分を否定し続ける"ことができる人。 人はとても弱い生き物。 人は他の生命体と比較して頭脳が発達している分、ツラいとか、寂しいとか、あらゆるネガティブな感情を持つことによって、このままにしておくと『自分が壊れるよ』と危険信号を自分に向けて発する。 学者に言わせれば、人は生存本能から"エネルギーを消費すること"自体に嫌悪感を抱くようにできているそうだ。 だから、人は自分を甘やかし

          一流になれる人、一流で居続ける人

          【ミステリー】4時になったらね(後編)

          この記事は【ミステリー】4時になったらね(中編)の続編です。 もし、前編ならびに中編をご覧いただいていない場合は当記事をご覧いただく前に下記のリンクより前編、中編をご覧ください。 友人の母親を名乗る女性 今思えば大学生の私は社会の荒波に揉まれたことのない世間知らずだった。 悪意をもって近付いてくる人と自分の味方をしてくれる人との区別をつけることすらできず、自分に親切にしてくれる人や家族までも無意味に傷つけることがあった。 でも、本当に一番致命的だったのは自分が【無知で

          【ミステリー】4時になったらね(後編)

          年収を増やしたい

          『年収を増やしたいです。どうしたら良いですか。』 【note】や【Instagram】ではない、現実世界で私が良くいただく相談の1つです。 そう考えるに至った理由は人によって様々ですが、お金は無いよりもあった方が良いのは事実。 年収が500万円を超えようが、1000万円を超えようが、もっと稼ぎたいと思えることは良いことですし、罪なことでも悪いことでもありません。 『お金が全てではないでしょ。』なんて綺麗事は私の頭に浮かぶことが無いので、毎回相談者が様々言いたいことは痛いほど

          年収を増やしたい

          【未解決】お寺の怪談会

          怪談には色々な話し方や観点(主観・客観)がありますが、話を聞くという"聴覚だけで怖さを感じ取れる"度合いには【個々の能力】や【個々が身を置いている環境】によって大きな差が生まれます。 私はそれが【話し手の能力次第】というよりは【"話し手の能力”+”聞き手の聴く力、想像力”】に加えて、如何に自分たちの生活に近い話なのか、それらの相乗効果が作用した結果だと考えています。 それ故に、結局のところは聞き手次第になってくるのが怪談というものではないでしょうか。 私がそれを実感したの

          【未解決】お寺の怪談会

          何でも出来てしまう人の秘密

          何でも上手く出来る人は何故、何でも出来てしまうのでしょうか? 答えは【出来ることしかやらない】から。 決して馬鹿にしているわけでも、貶しているわけでもありません。自分の限界を知っているから努力ができるし、自分が持っている能力を上手に活用できるんです。 凄く簡単なことですが、凄く大切なことです。 物事を上手にこなすためには、必ず自分の限界を知る必要があります。 自分には何ができて、何ができないのか。 それが分かっていないうちは上手くできるかどうか、運任せになっても仕方があり

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          【ミステリー】4時になったらね(中編)

          この記事は【ミステリー】4時になったらね(前編)の続編です。 もし、前編をご覧いただいていない場合は当記事をご覧いただく前に下記のリンクより前編をご覧ください。 自宅からの脱出 私が友人宛ての一斉送信メールを確認しながらトイレに籠っていると、携帯電話の着信音が鳴った。 ディスプレイをみると友人のSだった。私からのメールを見て今から向かうとのこと。 ここで私は冷静になった。Kが亡くなってKの母も偽物、Kの幼馴染も疑わしい状態。1人で戦っていくつもりだったが、こうやってメール

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          騙されないで【マッチングアプリの闇】

          マッチングアプリの最近 マッチングアプリ、略してマチアプとも呼ばれています。 昔は出会い系サイトと呼ばれて、現代よりも一般社会では受け入れにくいツールとして存在していた過去があります。 当時は出会い系サイトを使っていても、周りには使っていることを話しにくかったり、何だか自分が異性にモテないことを認めるみたいで情けないという様な風潮が強かったのですが、それでも登録していた人達は現代のそれと比較して、遥かに健全で真剣な出会いの場でした。 それから10年、20年が経ち現状を

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