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精神薬に対する自分の見方を変えました。

皆さま、こんにちは。

今日は
『精神薬を飲む自分を情けないと思っていた私が、薬に対して違う見方するようになった結果、心が楽になれた』
という事について書きたいと思います。

これは、11月30日に投稿した『パニック障害からうつ病になるまでの私の話』で本来書きたかったものです。

その記事はこちらになります⬇️

https://note.com/hayasaki_life/n/n29a60df302e2



上記の記事で書いたように、私は精神薬を飲んでいる自分、飲まないと生活できない自分が「情けない」っと、ずっと思っていました。

だからパニック障害がひどかった時も、一刻も早く(先生の指導のもと)薬を止めることにこだわっていたのです。
当時の私は「もう薬には頼らずに、自分の考えや心持ちを変える事によって、精神力で病気を克服していきたい。二度と精神薬は飲みたくない」
っと思っていました。
(今考えると無謀というか頑固というか💦)


しかしうつ病になって、結局また薬を飲まなくてはならなくなり...
「自分って本当に情けない」と思っていました。
それこそ、ほんの数ヶ月前まで。



しかし、毎日毎日うつ病に苦しめられながら必死に生きていたある日、ふと考えたのです。


『精神薬を飲むことを「情けない」と思って自分を責めて鬱をさらに悪化させるのと、

「病気なんだから飲むのは当たり前。
むしろ薬を飲むことで生きていけるなら飲んだ方が全然良い」と思うのと、

どっちが良いの?』



答えは簡単でした。

『生きていける』事の方が私にとっては大事だと、すぐに思えたのです。

もし薬をきちんと飲まなかったら、うつ病が悪くなる一方で、いつか「楽しみなんて何一つない、絶望しかない」っと死を選んでしまう可能性が高いと思います。


しかし気持ちがパニックになった時にきちんと抗不安薬を飲んで少しでも気持ちが落ち着いて、

それでその時を乗り越えていける、
つまり生き抜いていけるなら、


私はそっちの方が断然良いです。


(だからといって、規定以上の薬を飲んだことは一度もありません。むしろ最低限の量しか飲んでいません。)



確かに精神薬を長期に渡って飲む事にはリスクがあることも、ちゃんと分かっています。

しかしそれらばかりを気にするあまり、目先の辛さを我慢して、結果命を落としてしまったら、それこそ本末転倒ではないかと私は思いました。


だから私は、今まで『敵』のように思っていた精神薬を、
これからは(たとえ効果が一時だったとしても)私を助けてくれる『味方』なのだと思うようにしました。

そうしたら、薬を飲むことへのストレスがなくなった分、気持ちがとても楽になりました。



この記事は精神薬を飲む事を勧めている訳ではありません。
リスクがある事は確かですし、飲むか飲まないかの選択は個々の人がそれぞれにするべき事だと思っています。


あくまでも、

『私は、精神薬を飲む自分を受け入れたことによって、心が楽になれた』


っという私個人の経験を書かせて頂きました。



しかし、どんな選択をするにしても、

『自分を責める気持ちを持ち続けていると、病気がなかなか良くならない』

という事は大いにしてあると思います。


現に精神科の先生も
「絶対に焦らないで。
そして自分を責めないで。」
っと言ってくださっていましたから。


(その言葉を忘れて、焦りまくって自分を責めまくっていた私です(^^;))



うつ病などの精神疾患や、暗い気持ち、絶望感と必死に闘っておられる方々が、ほんの少しでも心穏やかな時間を過ごせます事を願わずにはいられません。


最後までお読み頂き、ありがとうございました🌷✨

うつ病により自宅療養をしているため、サポート頂けましたらとても嬉しく、そしてとても励みになります。