今回も、「HEAD STRONGシリコンバレー式頭がよくなる全技術」の要約・解説をしていきます。
　今回は、脳をダメにする食物にについてお話していきます。
　

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脳をダメにする、誰もが避けるべき食物

１，トランス脂肪酸

　トランス脂肪酸は液体の植物油をもっと安定させるために水素を加えたときに生じます。
海外では、規制や上限値が設定されていたり、表示の義務化がされている国が多くあります。
　しかし日本では、日常の摂取量も少ないという理由(健康上問題になる量を摂っていないという判断）で、表示義務すらありません。
しかし、トランス脂肪酸はミトコンドリアの構造を変え、ミトコンドリア内で代謝されながら蓄積し、脳に炎症を起こし、免疫系を過活動にする。と言われています。
　免疫系の過活動といえば、アトピーや喘息、リウマチなどの原因ですので、トランス脂肪酸を知らず知らずのうちに摂った結果、そういった病気になっているのかもしれませんね。

２，日本人は特に、乳製品はやめるべき

　乳製品は、日本人には合いません。ほとんどの日本人は遺伝子的に乳糖不耐症です。乳製品を摂っても問題ないという方は、幼い頃から飲ませられているおかげで、腸内細菌が適応して、お腹を壊すということがなくなっているだけです。
　しかし、身体的には耐性がないので、摂取するたびに全身に炎症が起きています。
　乳タンパク質も問題です。乳タンパク質は炎症を起こして、ミトコンドリアの機能を低下させます。
　また、食事中のポリフェノールと結びついて、体(ミトコンドリア）がポリフェノールを利用することを阻害してしまいます。

ホエイプロテインは飲んではいけない！！

　ホエイプロテインとか最悪ですね！僕は、この本と出会う前、ほんと直前に１週間程度プロテインを久々に飲んでみたのですが、イライラするし、やる気が起きないし、疲れやすいし、皮膚は荒れて治らないし、便秘にはなるし、コンディション最悪でした。最初、その原因が分からず、便秘や肌荒れはプロテインのせいかな〜？と思っていましたが、まさかこんなにメンタルへの影響が出ているなんて・・・
　この本を読み始めて、乳タンパク質がダメだと知って、すぐに捨てました。そして、ミトコンドリアを増やすサプリメントの量を少し増やし、良質の脂肪×ポリフェノールを摂るためのバターコーヒーを摂り始めたら、数日で、やる気が回復してきて、イライラも減りました。疲れやすさも軽減しました。
　乳製品を毎日摂っている方は、今すぐやめるべきです！！
　ちなみにバター(グラスフェッドバターや発酵バター、ギー）は、乳タンパク質、乳糖はほとんど含まれておらず、バターに含まれる酪酸がミトコンドリアの機能と生合成を向上させるので、積極的に摂ったほうがいいです！

３，グルテンは腸に穴を空ける

これはもう有名な話ですね！
　小麦に含まれるグルテンは、腸壁の細胞と細胞の間をこじ開けて、病原菌が入り込めるようにしてしまいます。(腸壁に穴を開けてしまうということ）
　その結果、リーキーガット(腸管壁浸漏）症候群という病気を引き起こします。その結果全身に炎症を引き起こします。

　さらにグルテンは、脳への血流を低下させ、甲状腺ホルモンを阻害します。甲状腺ホルモンはATPの生成、脳の神経伝達効率に大切なミエリンの生成、ミトコンドリアの健康に大切なホルモンです。

　体感として、朝食にパンを食べると、もうその日一日はダメですね・・・口の中が気持ち悪くなったり、眠気と頭がぼーっとした感じが抜けなくなります。

４，炎症を誘発する植物油

キャノーラ油、コーン油、綿実油、ピーナッツ油、大豆油などはオメガ６脂肪酸を過剰に含んでおり、そのオメガ６脂肪酸は、必須脂肪酸ではありますが、炎症誘発性があります。
　また、オメガ６脂肪酸は不安定で、熱、光、空気に触れると酸化しやすく、製造工程でオイルの殆どが損傷してしまっています。
炎症を起こさない為に、オメガ３とオメガ６の割合は１：４のバランスで接種することと、熱を極力加えない製造方法など、高品質の油を使うようにすると良いでしょう。

５，カビ毒に侵された食品

カビ毒は、ミトコンドリア不全を起こします。高濃度のカビ毒は、心筋症、がん、高血圧、腎臓病、脳損傷などの重病を引き起こします。少量でも、だるさ、気が散る、イライラする、ボーッとする、脳に霧がかかったように感じる、食物への過剰な欲求など、様々な症状が起こりますが、それがカビ毒のせいだとは気づかず生活しています。
気をつけるべき食品は、次回紹介します。

６，化学物質まみれの食品

長持ちさせる、美味しくする、出来るだけ安く製造する、様々な理由で加工食品には化学物質が添加されています。それらが、全身に炎症を起こし、頭をモヤモヤさせ、認知機能を低下させ、心身のパフォーマンスを低下させています。
これについても、次回詳しく紹介します。

まとめ

今日ご紹介した食品は、今すぐにでもやめるべき、注意すべきものばかりです。
１，トランス脂肪酸
２，乳製品
３，グルテン
４，植物油
５，カビ毒に侵された食品
６，化学物質まみれの食品

次回、カビ毒と化学物質について、詳しく紹介します。

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