家族に障がい者がいること。「重荷」ではなく「価値」の時代。vol.8

ーーーーーーーーーー

(簡単に説明します。)

■「日刊・寺田家」毎日ほっこり新発見。オンラインホームステイとは?

・障がいのことを知るには、当事者の家に遊びに行くのが一番。生まれつき脳性麻痺で「車イスホスト。」著者の寺田ユースケ、その妻、そして両親がエッセイを更新していきます。(更新頻度は、週に5,6記事です。)本人だけでなく家族の本音を知れるのが魅力です。

・月額定期購読は、寺田家に月に一度遊びに行く往復交通費を想定して600円です。(クレジットカード決済は初月無料です。)ご支援いただけると幸いです。

・月額定期購読(600円)としてご支援くださった方は、寺田家のfacebook非公開グループに招待致します。(希望者のみ)定期購読画面をスクリーンショットして、寺田ユースケにメッセージしてください。

寺田ユースケ facebook→https://www.facebook.com/yusuke.terada.37

※ご支援は、寺田ユースケの活動費として使わせていただきます。

ーーーーーーーーーー

こんばんは!
今日は、寺田ユースケの配信です!
妹の素晴らしさについて語ってます。
これからの時代、障がい者と共に生きることは、重荷ではなく「価値」になることを信じて。

今日は、妹が就活をしているときのお話。

妹はもうじき大学を卒業し、今年の春から新社会人になる。

英語と韓国語が話せて、僕と違って(?)とても優秀だ。

妻になるまゆみと同棲するまでは、車イス芸人として活躍するために上京してきた僕と一緒に住んでくれていた。大学生で遊び盛りなのに兄と二人暮し、きっとたくさんの我慢をさせてしまっていたと思う。

どれくらい前だろうか。妹に、家にあまり友達を呼べなくてごめんな。と言うと、

「家族だから、大丈夫だよ!」とニッコリ笑う妹に、涙が出そうになったこともある。

とても優しい妹だ。

去年、妹が就活の相談をしてきた。

ちなみに僕は、大学卒業してすぐお笑い芸人の道へ進み、ホストになりヒッチハイカーをやっている身で就活を経験したことがない。

おいおい、妹よ。そんな兄に聞いて良いのか…と内心思ったが、ここはカッコよくアドバイスの出来る兄でいたいという気持ちが勝り、エントリーシートを覗くことに。

妹の自己PRには、高校生の時にしたアメリカ留学で英語が上手く話せず、はじめはトイレで泣きながら弁当を食べていたが、持ち前のガッツで乗り越えたこと、韓国語に打ち込みネイティブレベルにまで上達したことなど…はたから見れば、申し分ない内容に見える。

ここから先は

1,712字

¥ 200

サポートはYouTube 寺田家TV の制作費として使わせていただきますm(_ _)mどうぞよろしくお願いいたします。