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9月に触れた本たちーその2ー


三島由紀夫による14名の文豪論。

「的を得た言葉」がスッパリ決まる三島。

森鴎外と、谷崎潤一郎、川端康成の項目しかまだ読めていませんし、そのまま読めずに返却する予感満載ですが、「たしかに‼️」としきりに頷くこと多々。

「鴎外の文体には独特のフレイグランス(芳香)と音楽がある」

「谷崎潤一郎は、他への批評では三流の批評家だったが、自己批評については一流中の一流であった。」

うん。。。わかる。。。わかるよ。。。鴎外の文体って芳しいお香の香りもするし、欧羅巴のトワレの香りもするねんな。。。ワールドワイドやし時空超えとるねん。。。

そんで谷崎の文読んでると、「この人、美意識はすごいけどえらい自信満々やな」と思うところがあるねん。。。

キレキレの文体でありつつも、作家への尊敬と礼儀を根底にどしりと据えている三島由紀夫は、個人的に好きです。



資料用に急遽必要になってAmazonにて購入。

第一次世界大戦開戦時から終戦までの各地域の戦いにおいて、どのように毒ガスが使用されたかつぶさに追っています。

文字も見やすく複雑な戦局の流れもわかりやすく説明されていて、購入してよかったです。

当時って、毒ガス攻撃は風向きが命だったんですね。

味方の方に風が吹いていたら敵ではなくこちら側に甚大な被害が被る、結構実験的な勝負が多かったんだなあ。。。ということや敵地へ攻撃を決行するときも人種差別があったんだなあ。。。と勉強になりました。

毒ガスというとハーバーが有名ですが、他にも開発や実践にいやいやながらも携わっていたひとはたくさんいたことも知れました。



ありがとう、Kindle Unlimited‼️

読み放題で趣味の雑誌に浸れるよ‼️😭✨✨

このインクカタログは、本でも欲しいと思えるくらい、内容が充実していました‼️

国内外のインクが網羅されています❤️

各メーカーのインクの色見本が素敵すぎて、お気に入りはスクショしました。



Kindle Unlimitedにて。

万年筆に適した紙やノートを裏写りや描きごこちで実験しています。

手帳やノート、万年筆に興味がある方におすすめ。


なに、このキュンキュンとそそられる表紙は。。。。ッ

Kindle Unlimitedにて堪能。

この手の本を読むと、Amazonで在庫があるのかどうか調べるのがクセになりました。

海外製のインクボトルは香水瓶のように美しいですね。。。

文具好きのイラストレーターや漫画家の絵がうまくて、勉強になりました。



Kindle Unlimitedにて。

果たして万年筆インクでイラストがカラーがぬれるだろうか❓と疑問だったので読みました。

万年筆インクでのイラストは、インクや紙、ペンといった「モノ」を選ぶ喜びがある。色を楽しむ自由がありますね。

おすすめのインクが紹介されていたり、自由に描いていいというメッセージを受けて楽しい一冊でした😊

万年筆ではなく、筆でインク絵に挑戦しようと思います♫



憂鬱な時によむと、共感するかもしれません。

あまりにみんな病みすぎ、腐りすぎて。。。🤣

個人的に漱石の文章が一番明晰でわかりやすく、藤村はどこまでもゲスでかえって笑ってしまいました 笑

石川啄木はローマ字日記を読むたびに、人間ってどんなに持ち上げられている人でも、クズな時はクズだな。。。と、どこか安心してしまいます。

佐藤春夫の、「どこまでも腐れ。。。。」(by田園の憂鬱)というセリフが破壊力最強のベストオブ憂鬱語です🤣



数年前、Twitterでとても話題になりましたね。

写真を提供された方のエピソードも入っているのですが。。。写真をみてお話を読んで、また写真をみてると。。。。。涙が。。。。

よくぞここまでカラー化してくださったと。。。

色彩がはいると、過去は過去だけではなく、現代と連鎖しているものだと親しみや馴染みを持って感じることができます。

350枚というここまでのボリュームで、このお値段は良心的です。


こちらも図書館で借りたのですが、「この世界の方隅に」のキャラクターの着物の再現が凄くてびっくり。


Kindle Unlimitedにて。

花にまつわる8ページほどの超短編集なのですが、絵も演出もすこぶるうまくて見惚れてしまいました。

このような美しいマンガを読めて幸せです。

同じ作者さんが女中のマンガを描かれていますが、そちらも気になります‼️




Kindle Unlimitedにて。

いい漫画が読み放題になれる。。。いい時代になった‼️😭

文豪と妖譚はピッタリの組み合わせだと思うのですが、その文豪が鏡花だと大ハマりしますね😊✨

コンビを組む編集さんがなんだかいい感じで好きです♫


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