詩97 ミミズ (;´Д`)
先の見えない
暗い土中の夜を泳ぎ回り
汗水流して耕し
それでもなお
新天地を求めて 猛暑の地上に這い出る。
当たり前に、 太陽は 容赦なく照りつけ、
彼らを干からびさせる。
カラダをくねらせ、 もがき苦しみながら
彼らは今生の役割を終える。
だがしかし、 そのカラカラの亡骸たちは
他の生を育むものたちの 糧となり
循環していく。
一切のムダもない。。
残り続けてしまうことなんて無いのだ。。
また 始まるのだ。
彼らの終わりは 始まりでもあるのだ。
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