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老化の根本理由は・・・年齢とともに機能が低下する「細胞」にあった!

人間は37兆個の細胞が集まってできています。
目や皮膚、脳や肝臓といった器官、体のすべてが細胞で構成されているため、細胞にゴミがたまったり、
傷がついたりして機能が低下すれば、体にも見た目にも不調があらわれます。それが老化です。機能低下した細胞が蓄積すれば、病気にもなります。
体内の不具合と見た目の衰えについても、別ものではありません。いずれも細胞の機能低下に起因しています。

どうして傷がつくの??

紫外線・大気汚染・ストレス・不規則な生活習慣・抗生物質・化学調味料等などが原因です。
日本のように健康保険が効かないのも理由の1つですが、健康意識が高いアメリカでは、運動習慣をつけたり、意識的に食生活を整えたりと、ヘルスケアに対しての自己投資が進んでいますね。

細胞の機能低下が起こるのは、
新陳代謝と傷の修復力が年齢とともに下がるため

いろいろな機能を持って働く細胞1つ1つが元気な状態を維持してくれるおかげで、私たちは健康でいられます。
実は細胞は、遺伝子の変異や傷、細胞内の部品が古くなるなど、毎日イレギュラーな事態にさらされていますが、もともと備わっている回復力で元気を保っています。
回復力とは、「細胞内の新陳代謝」と「傷を修復する力」のことです。この2つの力が年齢とともに下がってしまうために、細胞の機能低下が起こります。

細胞の機能低下により、体の中も、見た目も全身が衰えてしまいます。
疲労からの回復も遅くなりそのまま放置すれば、病気にもなりかねません。
普段目にみえていない細胞ですが、その機能の重要性に驚き!ですよね。

どうしたらいいの?
新陳代謝と傷の修復力を上げて「細胞再活性化」すれば、細胞から全身を元気に!
 
根本的に健康になるためには、機能が低下した細胞を「再活性化」して、元気な細胞に戻す必要があります。方法は、年齢とともに下がる「細胞内の新陳代謝を上げる(オーフォファジー活性化)」ことと「傷の修復力を高める(サーチュイン遺伝子活性化)」ことです。この2つの回復力をアップすること、それが「細胞再活性化」。細胞から、根本的に全身を元気にする方法です。オートファジーやサーチュインについては、メカニズムと、日頃からどうしたらいいのか?これからまたご紹介していきますね。

日本では100歳以上の高齢者が激増!健康寿命が短い大問題。
老年を病気の状態で過ごす10年が現在の現実。

寿命と健康寿命に差がなければ不健康な期間がなく、高齢になっても元気に人生を楽しむことができ、さらに、増え続ける社会保障費の問題の解決にもつながります。

  生物学的には、細胞が元気なら人間の寿命は120年くらいまで伸ばせる


細胞再活性化で、健康なまま120歳まで生きるのが当たり前の時代が来るかもしれません。

死ぬよりも怖い「老化」と「病気」
今世界中で老化や、未病についての研究とヘルステック分野が注目されています。自分自身がどう最後を迎えていくのか向き合っていく必要がありますね。




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