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文章の書き方

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文章を書くときに役立つ記事をまとめています。
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「ありきたりな言葉」しか書けないときに、いますぐできる3つのこと

「ありきたりな言葉」しか書けないときに、いますぐできる3つのこと

言葉がありきたりになってしまう、
という悩みはよく聞きます。

・同業者と同じようなことしか言えない
・いつも同じフレーズを使ってしまう

そんなときに、
すぐできる方法を3つご紹介します。

1)「自分はその言葉をどんな意味で使っているか」を書き出す

たとえば、
「自分らしさ」という言葉。
それ、そのまま使っていたら、
なんかよく聞く話だな〜で終わり。

自分は、
この「自分らしさ」という言葉

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専門家には「フツーの悩み」は見えにくい

専門家には「フツーの悩み」は見えにくい

ビジネスの相談に乗っていると、
多くの人がやりがちな間違い
よくわかります。

よくあるのが、
「なんとなくつくった
なんとなくの商品を
なんとなくの人に
なんとなく売っている」
というパターン。

「誰に買ってほしいのか」が
なんとなく。

30代の働くママ
とか、ざっくりしすぎ。

その人の1日が
リアルに想像できて、
その人の行動の
背景にある葛藤や矛盾や
自分でもどうしようもない気持ち

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お客様自身が「言葉にできない感情」を言葉にしよう

お客様自身が「言葉にできない感情」を言葉にしよう

「お客様の悩みを書き出そう」

ビジネスで発信をしていると、
100%言われるアドバイスです。

そして、せっせと
「お客様が口に出して言ってくれること」を書く。

でも、それだけでは、
同業者と似たり寄ったり。
なぜ?

「なぜ買ったか」では、本当の理由はわからない

お客様は
自分でも
自分の気持ちをよくわかっていない
そしてそれを言葉にできない
からです。

「なぜ、私の商品を買ってくれたん

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自分が生きている意味を、仕事を通して刻みたい。

自分が生きている意味を、仕事を通して刻みたい。

私の講座に来られる方は、
自分で仕事をつくるならば、
自分が生きている意味を
感じられるような働き方をしたい
と願う人が多いです。

誰かの代わりではなく、
自分として生きたい。

自分が生きている意味を、
仕事を通して見つけていきたい。

それには、
すごい才能や
人とは違う特別な経験
なんてなくても大丈夫。

今まで生きてきた
自分の人生を
全て使って
仕事は作れます。
誰でも。

でも、大事

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「こんな自分はダメだ」と思う人こそ、人の心に刺さる文章が書ける

「こんな自分はダメだ」と思う人こそ、人の心に刺さる文章が書ける

ああ、自分はダメだなぁ
なんでこんなんなんだろう
と思うことが
一日に何回もあるんだけど、

「ダメな人の気持ちがわかる」
「自分なんて、と思ってしまう人の気持ちがわかる」
「わかっているのにできない人の気持ちがわかる」
っていうのは
文章を書く上で一番強いんじゃないかと思う。

自分は完璧で最強で人に好かれてすごいんだ、
みたいな人間には何も書けない。

私は、弱さで書いている。

「自分なんて

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忙しいのに、思ったほど稼げない。

忙しいのに、思ったほど稼げない。

フリーランスや個人事業主の方から
よくあるご相談。

SNSで頑張って発信しているのに、
いまいち売れない。

売れるけど、
低額の商品ばかりで、
同業者と価格で比較されて、しんどい。

フォロワーさんから
「あれやって、これやって」
とリクエストがある割には
その人たちが買ってくれない。

無料で情報を
取っていくような人しか
やってこない

依頼は来るけど、安い仕事ばかり。
値上げを交渉しても

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自分のサービスをどう「表現」したらいいかわからない

自分のサービスをどう「表現」したらいいかわからない

商品やサービスのこと、
自分がやっている仕事のこと、
「どんな言葉で」伝えればいいか
わかりません

と良く相談を受けます。

その時にお伝えしているのは、
ただ1つ。

「表現」の前に、
・誰に
・何を
伝えるかを決めよう。

何を言うかを決めずに、
カッコいい言葉
綺麗な言葉
に「まとめよう」とするから、

どこかで聞いたような
インスタで100万回言われているような
言葉になる。

お客様は

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「要するに」を考えるから、伝わらない。

「要するに」を考えるから、伝わらない。

「要するに、何?」
「要点をまとめて話して」とビジネスシーンでよく聞くセリフ。

要するに、つまり、と要点をまとめて伝えようと
すればするほど、

言葉が薄っぺらくなったり、
全く要点を突いていなかったり、
漠然としたことしか伝わらないのは、なぜだろう。

より簡潔に、シンプルに伝えようとしていたから、伝わらなかったんだ。
大阪会場で開催した
「発信力を上げる 言葉力体験セミナー」

関東から、中

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伝わらないなら、盛るより削る。

伝わらないなら、盛るより削る。

わかりやすく伝えるには、
「何が一番」伝えたいことかを
1つに絞って、
それ以外を消す。

話がよくわからない人は、
「これも言っておいた方がいいかも」
「ここを説明しておかないと、話が通じない」
「もっと丁寧にしなきゃ」と不安になって、

あれもこれも、
てんこ盛り。

盛り盛り状態だから、
結局、なにひとつ伝わらない。

▷伝えることは、削ること。

文章を書く時は、
ばーっと一気に書いて、

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キャッチコピー脳になるメーメー大作戦

キャッチコピー脳になるメーメー大作戦

✅ 一言でズバッと言えるようになりたい、
✅人の印象に残る言葉が書きたい、
✅言いたいことを短くキャッチーに言えるようになりたい

と思うなら、
今日からできる簡単な習慣、
「なんでも名付け メーメー大作戦」

あらゆるものに、名前をつけよう。

名前をつけると、覚えやすい。
名前をつけると、気になる。
名前をつけると、愛着が湧く。
名前をつけると、売れていく。

さて、今日は何に名前をつける?

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あなたが今書いているのは、自分の言葉?他人の言葉?

あなたが今書いているのは、自分の言葉?他人の言葉?

どこかで聞いたこと、
誰かが書いていたことを
「まるで自分が考えたかのように」
話す人の言葉は薄っぺらい。

▷あなたはコピー人間ですか?

起業塾で聞いたこと、
有名インフルエンサーが言っていたこと、
〇〇認定講座で学んだこと、

なんだかすごそう、
なんか正しそう
これを言ったら反応ありそう

そんな言葉や考えを
借りてきて、

誰かの言葉をそのまま伝えるために、
生きているの?

自分はどこ

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「共感される文章」を書くには、「感情」を書くな。

「共感される文章」を書くには、「感情」を書くな。

感情が動かされる、
共感される文章
というのは、

書き手が感情をぶつけて書いたものではない。

よく知らない人が、
感情的に
自分語りをしているのを
わざわざ読みたい人は
いないだろう。

「エネルギーを乗せて書け」と言われましてもね、

独立してすぐのころ、
ライターの勉強会みたいなところに行ったことがあった。

ライターの方が数名、
文章の書き方を教えておられた。

そのうちの一人が、
「文

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「この言葉が出てきた瞬間、これだ!と震えた」と、彼は言った。

「この言葉が出てきた瞬間、これだ!と震えた」と、彼は言った。

「今まで何人もの人にコンサルしてもらったけど、
ここに気づいてくれる人はいなかった」
と、彼は言った。

2時間の体験セミナーの後、
雑談の中で。

セミナールームに入ってきた時とは、
明らかに顔つきが違っていた。

目に光が宿っていた。

ひとって、2時間ちょいでこんなに変わるんだ。

鎧を脱いで、溢れ出てくる言葉を口にしてみる。
自分の中に
すでにあった価値を、言葉にできた。

しかもそれが、

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言語化の最強トレーニングは、ひとりごとだ。

言語化の最強トレーニングは、ひとりごとだ。

子供の頃は、今よりもっと、
おとなしくて引っ込み思案なオタク
だったので、

誰かに何かを言われたり、
誰かに何かを言いたかったけど口に出せなかった時など、

お風呂の中や布団の中で、
ひたすら「復習」をしていた。

こんど、同じようなことがあったら、
ああ言おう。
こんど、同じようなチャンスが来たら、
こう言おうと。

その練習は、
学生時代も、
社会人になってからも、
今も、今日も、ずっと続い

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