【2023年に書いたお気に入りのエッセイを挙げているだけの雑文】 ああ、語った語った。 2023年もいよいよ終幕だ。振り返ると、今年書いたエッセイは全部で21本。月に2本近いペースなので、私にしては頑張ったような気がする。お読みくださったみなさまには感謝感謝である。 個人的なお気に入りを紹介して、今年の振り返りに代えてみたい。良ければ「スキ」を押していただけると励みになるし、印象的だった記事など教えていただければ更に嬉しい。 《音楽》 《好きなもの語り》 《
【去年のプロテイン生活について振り返っているだけの雑文】 暖かくなってきたので、プロテイン生活を再開しようとしている。 プロテイン。たんぱく質のことである。トレーニングやダイエットに励んでいる人、意識の高そうな人が好んで摂取している、主にパウダータイプのサプリメントである。我ながら雑な偏見である。 ステレオタイプな偏見を携えているとおり、私はトレーニングにもダイエットにも励んでいなければ意識も低い、ただの一般庶民である。そんな庶民である私が、なぜプロテインなどとい
【身近に桜の木がないことを嘆いていただけの雑文】 そういえば、桜を見ていない。 異動やら出張やら遠征やらなにやらで、3月は怒濤の勢いで過ぎ去っていった。気がついたときにはマフラーを外し、冬物コートを仕舞い、着古したニットを処分し、ジャケットの下にはシフォンブラウスを着るようになっていた。綺麗な袴や花束が駅を彩っていたかと思えば、真新しいランドセルが信号待ちをするようになっていた。 4月。いつの間にか、春である。 そして今更のように、気がついた。 ――そういえば
【ポメラDM250の使い心地についてレビューしているだけの雑文】 ポメラを買って、1ヶ月半が経った。 私にとって2代目のポメラである。1代目は、中古で買ったDM25。そして今回買ったのが、満を持しての最新機種、DM250である。 使いこなしたと言うにはまだまだおこがましい、いわば出戻りの初心者なのだが、せっかくなので使い心地について書き残しておこうと思う。新しい経験は、新鮮なうちに記録しておくに限る。 ちなみに、1世代前のDM200は使ったことがない。なのでいささ
【ポメラDM250を買った経緯について振り返っているだけの雑文】 2代目のポメラを買った。 ポメラ。事務用品の王者、キングジムから発売されているデジタルメモだ。現代版の小型ワープロといった風情で、文章を書くことに特化したツールである。 2022年夏発売の最新機種、DM250。 先日、これを衝動買いした。 文章を書くことが趣味である。それはもう、長らくそうである。四半世紀前には小説らしきものを書きはじめていたし、毎日日記をつけているし、短歌に傾倒した時期もあっ
【気がついたらローリングストックをしていたことを話しているだけの雑文】 料理が苦手である。 冒頭から宣言するようなことではないということはぎりぎり承知しているのだが、そうはいっても料理が苦手である。 単純に面倒臭いし、手やキッチンが汚れるのは嫌だ。あと、食材も調味料も案外値が張る。私は一人暮らしなので、1食分に換算すると、買ったほうが却って安いということがままあるのだ。 そして心配性である。 洗剤にしろティッシュにしろ、消耗品の類は常にストックがないと不安で
【横浜中華街で手相を見てもらったときのことを話しているだけの雑文】 私は悩んでいた。 横浜中華街を訪れたある日のことである。 ライブ遠征ついでの観光であった。新横浜ラーメン博物館でラーメンを食べ、横浜中華街で花文字を描いてもらい、焼き小籠包と肉まんを食べ、お土産屋さんや関帝廟を見て回り、一息ついた頃には夕方になっていた。 さて、どうしたものか。 この日のライブ会場は、中華街から歩いて行ける距離にある。さりとて移動するには早すぎる。本当は鶏排ーー台湾屋台でお馴染
【厄除けのお祓いをしていただいたことを記録しているだけの雑文】 今年こそは厄除けに行こう。 そう誓ったのは初詣でのことだった。 初詣というにはやや時期を過ぎた1月上旬。後輩と新年会代わりのお茶会を約束した日のことである。下調べのために開いたGoogleマップでお店の近くに神社を見つけ、初詣に行っていなかったことを思い出した。それならばと、待ち合わせ前にお詣りをすることにした次第である。 神社に貼られた厄年一覧表を見て気がついた。 ――今年、厄年じゃないか。
【実家での年末年始の過ごしかたが決まっていることを話しているだけの雑文】 これほど過ごしかたが固定している数日間もない。年末年始の話である。 年末年始だとかお盆だとか、家族で過ごすことの多い期間というのがあると思う。 いつの頃からか、我が家は年末年始の過ごしかたが毎年ぴたりと固定化している。 まず12月31日である。私がこの日に帰省していれば、母と一緒におせちの準備をする。恐らくもう10年以上、我が家で伊達巻きを焼くのは私の役割である。母は「萌葱が帰省しないなら
【鴉というバンドのマンスリーワンマンツアーを完走したことを振り返っているだけの雑文】 今年は毎月ワンマンライブを行います――。 2023年は、そんな宣言とともに幕を開けた。 鴉というバンドを追いかけるようになって久しい。秋田県を拠点に全国で活動する、スリーピースロックバンドである。インドア派の私をライブハウスに誘い、関西在住の私を秋田遠征に誘い、マイルを爆速で貯めさせた罪なバンドである。 秋田通いも手慣れてきた2020年、世界が一変した。ライブハウスの扉は閉ざさ
【2023年に出会った音楽について振り返っているだけの雑文】 ここ数年、年末になると「今年出会った音楽」について語るのが恒例行事になっている。その年リリースされたかどうかにかかわらず、私がその年に出会った中で、印象的だった音楽を挙げていくのだ。年によるが、懐かしの楽曲がランクインすることもある。 今年も勇んで、iTunesとYouTubeの履歴をひっくり返して検討した。が、想定外に難航した。早い話が、2023年は新規開拓をほとんどしていなかったのだ。 理由ははっき
【トッピングの卵を崩すタイミングについて力説しているだけの雑文】 トッピングの卵って魅力的だ。 固まりかけの生卵も良い。ぷるぷるの温泉卵も良い。丼に彩りを添えるのも良い。サラダにボリュームを加えるのも良い。しかし個人的には、麺類との相性を推したい。 月見うどんの真ん中に陣取っている姿は芸術だ。 カルボナーラのてっぺんに鎮座して、粉チーズでおめかししている姿は素敵だ。 激辛ラーメンの隅に沈んでいる姿は、さながら砂漠のオアシスである。 さて、麗しきこの卵たち。出
【仙台遠征のついで観光を記録しているだけの雑文】 仙台遠征に行ってきた。 とあるロックバンドを追いかけ回すようになって随分経つ。追いかけ回すといっても、大抵のライブは東京名古屋大阪、または彼らの本拠地秋田県で行われるので、全国津々浦々を飛び回っているというほどではない。関西人でありながら異様に秋田空港に詳しくなっただけである。そろそろ空港ログインボーナスが貯まっても良いと思う。 そんな彼らが、久しぶりに仙台でワンマンライブを行うことになった。 ライブがあるなら遠
この記事はメンバーシップに加入すると読めます
メンバーシップ限定
10月16日、誕生日です! おめでとう! この土日、大好きなバンドのライブに2連戦。 最高の誕生日プレゼントでした。 それにしても風船スクショ撮るのって難しい。笑