渡辺光彦/振り飛車党将棋ソフトHoneyWaffle
記事一覧
HoneyWaffle GitHubガイド
2023年5月現在の状況
WCSC33版の定跡が最新となっています。定跡は公開してありますが、人間が読む用途には適していません。居飛車側の手が含まれておらずGUIツールで開いてもツリーのような形で手の流れを見ることができないためです。その点を整備するつもりはありません。
Githubの埋め込み機能に対応したとのことで、リンクを更新。
以下、以前の記事の内容です。
前回の記事にて、過去に何回か公
2024年4月のふりかえり
コンピュータ将棋せまる5/3-5に開催される世界コンピュータ将棋選手権に向けて最後の追い込み、と思いきや毎日同じような作業をこつこつやっています。定跡の精度が低いことによる負けは避けたいところです。
選手権にあたっては変なミスをしないようよく気を付けます。
近況3月の中旬からメンタルが悪化し、合計5日休むことになりましたが、4月は6日休みました。寒暖差なのか何なのか。選手権終わったらコンピュー
2024年3月のふりかえり
コンピュータ将棋ひたすら作業の毎日です。ゴールデンウイークに開催される第34回世界コンピュータ将棋選手権のアピール文書を提出して公開されました。
このnoteもそうですが、画像は使い回しではなくちょくちょく生成したかったですが元気が出ません。
近況3月の中旬あたりから、寒暖差とかの影響か?メンタルが急に悪化しました。昨年の秋から最低限の薬をずっと飲んでいて、冬の間は薬をなくすのはリスクが高い
2024年2月のふりかえり
コンピュータ将棋第2回マイナビニュース杯電竜戦ハードウェア統一戦の本戦トーナメントは現在も続いていますが、HoneyWaffleは先月のリーグ戦で予選落ちしていました。
相変わらずfloodgateへの放流をして定跡を更新する作業を続けています。1月はちょっとペースダウンして1日1回の更新でしたが、2月に入って1日2回のペースになりました。初手56歩のルートと、後手番での角交換振り飛車のルート
2024年1月のふりかえり
コンピュータ将棋昨年12月に行われた第4回世界将棋AI電竜戦本戦にて出場権を獲得した、第2回マイナビニュース杯電竜戦ハードウェア統一戦に参加していました。
16チームでの先後総当たりでしたが上記のポストのとおり14位に終わりました。まだ詳しい分析とかもやっていませんが、本戦トーナメント進出の8位以上のチームには全然通用していないのが問題でした。
本戦トーナメントは今週末から毎週開催されます。(
2023年12月のふりかえり
コンピュータ将棋12/2、3に第4回電竜戦がありました。こちらの記事をどうぞ。
結果として第2回ハードウェア統一戦に参加できることになりましたが、寒暖差の激しさの影響もあったか、どっと疲れが出て、3週間ほどコンピュータ将棋を休んでいました。現在は作業に復帰しています。
振り飛車の本今月は振り飛車の本を2冊買いました。(いずれもKindle版で)
私は長らく目指せ初段的なポジションで足踏みし
ふりかえり記事でふりかえる2023年
はじめにおととしくらいから、旧Twitterのアナリティクスで1年をふりかえる記事を書いていたのですが、今年はアナリティクスがまともに表示されないので、仕方なく自分の記事を読んでそれでふりかえります。私はXのProなのですが…。
あと、ふりかえりすぎじゃね?と思われるかもしれませんが、ふりかえりの記事を月次で書いているとその月のことはすっかり忘れてしまいます。そのため、後ろ向きな意味は全くありま
第4回世界将棋AI電竜戦 HoneyWaffle自戦記
まずはツイートで結果をおさらい。
初日(予選リーグ)最終日(B級リーグ)※:ハードウェア統一戦には進出できてました
勝敗・戦型予選リーグ(7回表裏)
7勝6敗1千日手(先手番)
先手番:3勝3敗1千日手
三間飛車:7局(〃)
後手番:4勝3敗
四間飛車:6局(3勝3敗)
向かい飛車:1局(1勝)
→実は後手番の方がなぜか勝ててた
B級リーグ(9回表裏)
9勝8敗1千日手(先
2023年11月のふりかえり
コンピュータ将棋今週末の12/2,3に開催される第4回世界将棋AI電竜戦に向けてひたすら作業する毎日です。ただし、11/6-10の数日間は、floodgateが止まってしまっていたのでその間はしばしの休息になりました。その影響もあってか今月分のAWS料金は先月より100ドルくらい少ない600ドル台で収まりそうです。
floodgateについては10月には止まっていたレーティング機能も復活し、Ho
2023年10月のふりかえり
コンピュータ将棋今月も自らを振り飛車定跡作るマシーンと化して毎日作業しました。同じくAWSの料金は700ドルを超え、11万円くらいになってしまいそうです。
コンピュータ将棋の対局場であるfloodgateが、レーティングを算出しなくなってしばらく経ちました。定跡の更新の効果が測れなくて困りますが仕方ありません。
12月の頭に第4回電竜戦が開催される予定で、今月末はそれの体験会(先手が有利すぎるた
2023年9月のふりかえり
コンピュータ将棋またもミニPCを買いました。これで3台目。Amazonのおすすめ品をピックアップしているサイトがあって、そこで5万円切りという情報があってつい買ってしまいました。Ryzen7の5800H、メモリ32GB、SSDが1TBと、GPUが不要であればメイン機にも十分なるかと思います。電源は小さいACアダプタで省電力。この円安時代にあって異常なコスパです。
これによりfloodgateに
2023年8月のふりかえり
コンピュータ将棋毎日定跡作りの作業を3,4時間ほどやっています。floodgateのレーティングにして+30~50くらいになったと思っています。また、ミニPCでは検討に時間がかかりすぎるため、AWS EC2でやねうら王を導入し、検討の時だけ起動して使っています。
その他生活私のX(Twitter)を見てもらえばなんとなくわかりますが、コンピュータ将棋以外のことが虚無になりつつあります。別にメン
2023年7月のふりかえり
コンピュータ将棋第4回世界将棋AI電竜戦TSEC
6月30日と7月1日の夜に開催されたコンピュータ将棋棋戦です。通常の初形からではなく、いろいろなテーマ局面から対局開始するのが特徴です。そのためHoneyWaffleの定跡の出番はなく、定跡をのせないVanillaWaffleとして参戦しました。先月の記事
持ち時間がとても短く1局が15分もしないうちに終わるのと、夜から開始して夜通し自動で対
2023年6月のふりかえり
コンピュータ将棋活動
5月の選手権後から引き続き、floodgateへの放流と、その棋譜を取り込んでの定跡の更新を中心にやっています。
以下の大会があり参加を予定しています。
なおこの大会は、様々なテーマで集められた「指定局面」からの対局で、通常の初形からの将棋ではありません。そのためワッフル定跡の出番はないので、ソフト名もHoneyWaffleではなくVanillaWaffleとしました。
2023年5月のふりかえり
コンピュータ将棋5月のコンピュータ将棋といえば世界コンピュータ将棋選手権(WCSC)です。
まとめ記事に書いたとおり、1次予選から参加し、2次予選で4勝5敗の全体22位で決勝リーグ進出ならずでした。
今年は本当に力を入れているので、選手権の直後から活動を続けています。
今までやっていなかった、floodgateへの放流(HoneyWaffle定跡あり、定跡なしでの比較とか)
引き続き定跡の
第33回世界コンピュータ将棋選手権 まとめ&自戦記
一次予選ダイジェストHoneyWaffleは6勝2敗で一次予選を突破しました。今大会に向けて定跡ばかりやってきましたが、先手は三間飛車のみ、後手は四間飛車のみの仕様です。一次予選では先手三間飛車の4勝0敗、後手四間飛車の2勝2敗と、後手番に苦労しました。よかった棋譜は以下の2局です。
2敗については、お相手が
決勝リーグに進出した「アストラ将棋」
二次予選でも活躍した、全然ポンコツではない「