本屋KIBAKO(仮)

初めまして、本屋KIBAKO(仮)です。 人生後半にして、北海道の本屋がない町に「本と…

本屋KIBAKO(仮)

初めまして、本屋KIBAKO(仮)です。 人生後半にして、北海道の本屋がない町に「本と人が集まる空間を作ろう」と決意。一年後の開店を目標にしています。 ワンコがいて、話を聴いてくれて、たまに本を紹介してくれる本屋KIBAKOです。

最近の記事

開店までの小さな一歩

本屋KIBAKOに欠かせないモノ。 それは「リンゴ箱」です。 リンゴ箱を使った本棚作りをしたいと思っていました。 夏には1度開店したいと考え、リンゴ箱探し。 どこにあるのかもサッパリわからず。 取り敢えずはネット検索してみました。 実は簡単に手に入るだろうとタカを括っていたのです。 ネットに出てくるリンゴ箱は1個3000円以上もし、尚且つ送料もかかるので無理。 メルカリとかも探しましたが意外と需要があるのか品切れ状態。 あれ?もしかして難しいのかも? そんな中、偶然リン

    • まちライブラリーという選択肢

      本屋をやってみようかなとぼんやり考えた時に、知人から教えてもらったのが「まちライブラリー」という取組み。 本を借りることが出来て、イベントもあって、本と人が繋がれる場所。 それって私が理想としているカタチでもあるわけです。 ただ、私の中では本の貸し借りではなくて「自分の本棚の一冊」を見つける場として本屋KIBAKOを位置付けています。 あくまでも購入してもらいたいから、まちライブラリーの仕組みは自分には当てはまらないと決めつけてました。 それでも現場を見てみたくて、まちラ

      • 身の丈にあった本屋をやります。

        本屋を始めるにあたって、物件をどうする?が1番の悩みでした。 自分のお店を構える事に憧れもあったので。 最初の頃は少しだけ物件探しのような事もしたのですが。 よーく考えると、そもそも私には資金が無い! そんな段階で「本屋をやります」もないのですけど。 あわよくば、誰かが格安で貸してくれたりしないかと思ってみたり。 まぁ、現実はそうそう上手い話は無いわけです。 物件が見つかったとしても、そこにかかる固定費等はどうする?問題もあり。 いろいろと検討した結果、今は身の丈にあった本

        • 本屋に関するアンテナを張ってます

          人間とは不思議なもので、気になる事が頭の中にあるとそのワードが目に飛び込んで来るようです。 それまでは目の前にあっても気付かなかったのに。 私の場合はもちろん「本屋」がキーワード。 先月はSNSで見かけたイベントが目に留まり、これは聴きたい!と衝動的に参加ボタンを押してました😅 【本屋のミライとカタチ】出版記念トークイベント。 開催場所は六本木蔦屋書店。 はい、北海道から飛行機代と宿泊代をかけてです。 確か参加費3000円くらいだったはず。 でも、行って良かった! 登壇者

        開店までの小さな一歩

          本屋KIBAKOを楽しみにしてくれる人がいるしあわせ

          まだ、ぼんやりと本屋をやりたいなと思っていた昨年の春。 長沼町にコンテナのアパレル店がオープンしたと知り、車を飛ばして行ってみました。 Google先生に教えてもらいながら到着。 そこには真っ白なコンテナにブルーのドアというオシャレなお店がポツンと立っていました。 女性オーナーさんがお一人で運営されています。 他にお客様もいない事もあり、ついお喋り。 ・コンテナを使ってお店を作ろうと思ったキッカケ ・そもそも商店街から外れた場所で何故アパレル店を? などなど私の素朴な質問に

          本屋KIBAKOを楽しみにしてくれる人がいるしあわせ

          選書をしないという選択

          本屋KIBAKOでのサービスをどうしようかと検討中。 いろいろな本屋をみていくと、選書サービスをされているお店が多い。 きっとお客様からの要望もあり、さらには本の売り上げを考えると「選書サービス」はやった方がいいのかもとは思います。 実は私自身もかつて書店の選書サービスを利用したこともありました。 一体どんな本が届くのかは、ワクワクさせてくれるものです。 どうだったかと言えば(あくまでも私の場合ですが)、それほどの感動がなかった。 確かに自分では手に取らないジャンルの本で

          選書をしないという選択

          本屋KIBAKOに置く一冊

          まだ何もカタチになっていない本屋KIBAKOですが、本棚に置こうと決めた一冊を見つけました。 年末年始に読んだ本の1つ。 「わたし、世界を走ってます」 ふらっと立ち寄った大型書店で面陳されていました。 タイトルと表紙に心を持っていかれる! 時々しか走らないランナー?の私にとって、世界のマラソン大会を走るなんて偉業でしかない。 きっとどの大会が良かったとかの観光も含めての紀行本程度と思って購入でした。 読みながら、著者さんと一緒にドキドキしたり感動したり、涙するとは。 多

          本屋KIBAKOに置く一冊

          #本屋KIBAKOができるまで「年内開店祈願で御守りを」

          新年あけましておめでとうございます。 初詣に行かれた方も多いですね。 私も家族と氏神様にお参りして来ました。 もちろんおみくじも。 私には珍しく「大吉」 ここ数年末吉続きだったので、大吉なんか出て大丈夫かなと妙に心配になりました。 有頂天にならず、地に足を付けて行きたいものです。 先日、北欧雑貨店で見つけたのがこの御守り。 桃の種が入っています。 昨年から宣言している「本屋KIBAKO」プロジェクト。 何としても今年は進めたい! そこで頑張りを見守ってもらうアイテムとし

          #本屋KIBAKOができるまで「年内開店祈願で御守りを」

          #本屋KIBAKOができるまで「本屋を地域のコミュニティに」

          私の「本屋さんやってみたい」のひと言に全力で共感してくださった方から、ご紹介いただきました。 名古屋にある書店 #ReadingMug 先日店主のキムラさんとオンラインでお話する事が出来ました。 開店までの経緯や開店後の現在の様子、今後の事など根掘り葉掘り! お忙しい中、ご丁寧に対応してくださって感謝しかありません。 その書店主さんがお気に入りの本ということで、お店のオンラインサイトで購入。 年末年始に読む1冊とします。 パラパラとページを捲ると、英国の書店には看板犬

          #本屋KIBAKOができるまで「本屋を地域のコミュニティに」

          #本屋KIBAKOができるまで「本屋の本を読む」

          本屋さんをやってみたいと思い立つ前から、私の本棚には本屋に関する本が数冊あって。 我ながらつくづく「本屋さん」への愛が溢れていたようです。 そこに自分が立ち上げるとなると、また選ぶ本も変わってくる。 実際に一から始めた方の話が知りたくて、関連本を読み漁っています。 全てが私に当てはまるものではないですが。 先輩方がどんな想いで本屋を始めたのか? 現実問題として、経営の課題とは? 事前にやっておくといい事。 オープンしてみて感じた事。 本屋を続けていくという事。 初心者マ

          #本屋KIBAKOができるまで「本屋の本を読む」

          #本屋KIBAKOができるまで「本屋での嬉しい出来事」

          以前、書店で働いていた時の話です。 いつものように新刊本の整理をしていると、お客様から声をかけられました。 50代くらいの男性。 「専門学校の案内本とかないですか?」と。 具体的に何を調べたいのかを確認します。 見た感じは、お父さん風。 そして何だか焦っている様子が見て取れる。 すでにキャリアコンサルタントとして高校生の進路相談を経験していた私。 お子さんの進路でお困りかも?と考えて、それとなく聞いてみたのです。 実は、と話し出してくれました。 高校3年生の息子さんの進

          #本屋KIBAKOができるまで「本屋での嬉しい出来事」

          #本屋KIBAKOができるまで「自分は本好きなんだと思ってた!」

          還暦を過ぎた私が実現したいコト 小さい頃から「やりたいコト」が無かった私。 叶えたい夢は何ですか?と訊かれるのが実は苦手で、いつもその場しのぎで思い付いた事を言って逃げてました。 壮大な夢なんて全く浮かばないし、私のキャラでもないしなぁと。 そんな私が見つけてしまった1つの夢。 「本屋さんをやりたい」 一人っ子で、幼少期から親は共働き。 北海道の地方都市に住む私は、空想の世界で遊べるのが楽しくて、いつも何かしらの本を読んでいました。 中学生以降は書店、古本屋、図書館を

          #本屋KIBAKOができるまで「自分は本好きなんだと思ってた!」

          #本屋KIBAKOができまで「店名だけは決めていた」

          本屋さんをやるのも悪くないかも?とうっすら思っていた1年前。 「もし本屋さんを作るとしたら、どんな名前にしますか?」と訊かれ、咄嗟に口から出たのが「KIBAKO」。 自分でも何故このワードが出て来たのかよく分からないのですが。 全然深い意味も、こだわりもなし。 でも、KIBAKOと言ったことで何だか愛着が湧いてしまって今に至ります。 後付けで考えてみると、昔から「リンゴ箱」が好きでした。 昔ながらの素朴で簡易な木の箱。 その中に真っ赤なリンゴがごろごろと詰まっていて、幸せ

          #本屋KIBAKOができまで「店名だけは決めていた」

          #本屋KIBAKOができるまで「リアルな場が武器になると信じて」

          リアルな場が武器になる。 おっ、懐かしい!と思われる方もいるのでは? 2018年に出版され、ちょっと話題になった本です。 まだ5年前だというのに、ここに書かれている事がすでに現実として私たちの生活に表れて来ている。 なくなる仕事、変わる仕事として挙げられているもの。 コンビニのレジ打ち → これはスーパーなどでセルフレジが増えてます。 顧客対応 → すでにチャットAIがやってます。 窓口業務 → 空港もほぼ各自でやってください状態。 10年後には、もっとたくさんの仕事が

          #本屋KIBAKOができるまで「リアルな場が武器になると信じて」

          #本屋KIBAKOができるまで「物件どうする?」

          本屋をやるといっても、実店舗を構えるのか移動本屋にするのかでまだ方向性が決まっていません。(そんなんでいいの?) イメージは実店舗でと考えてはいます。 実際のところ、資金面や運営面はどうなんだろう? 全くの素人なので想像が付かない。 そこで、本屋ではないけれど雑貨店を経営している方に話を伺おうと決意。 私が出店を考えている場所にあるお店です。 とはいえ、初対面なのでどう話を切り出そうかなとドキドキ。 この日は散歩がてら人の流れも見たいと思い、ワンコも連れていました。 お店

          #本屋KIBAKOができるまで「物件どうする?」

          #本屋KIBAKOができるまで「ピノキオと父」

          私には忘れられない本があります。 何歳だったかも覚えていませんが、小学生でした。 ある日、父が1人で遠くの親戚の法事に行く事に。 お土産は何がいい?と聞かれた私は「本」と答えました。 数日後帰宅した父が買って来てくれたのは「ピノキオ」。 ディズニー版ではありません。 絵本じゃない初めての「本」に私は嬉しくて、毎日枕元に置いていたと記憶しています。 今思うと、父がどうやって「ピノキオ」を選んだのか不思議なのです。 父は田舎の貧しい家庭に生まれ、幼い頃から働いていたそうです。

          #本屋KIBAKOができるまで「ピノキオと父」