体と心に優しい食事を
今はまっている本を紹介します。
その昔は食に無頓着で食べたいものを
食べたいだけいただいておりました。
常に体がダルい、重い、眠い。花粉症だしアレルギーだし、すぐお腹が痛くなるし、頭痛薬がないと出かけられない。それが当たり前だと思っていたけど。
いろんな不調から立ち直ったのは、薬膳の知識を学んだから。体が欲するもの、必要とするものがわかるようになったから。
薬膳の知識がなくても、この季節には、この不調にはこれを食べればいいとわかる本です。
🔸体にも心にも優しく豊かに過ごす。
「二十四節気」とは、春夏秋冬の4つの季節をそれぞれ6等分したもの。春分や秋分、立春や冬至などは季節を表す言葉としてよく使われています。
二十四節気に沿った暮らしのほうが人間本来の過ごし方のような気がします。次の季節への備えもできるから、様々な不調を防いで精神的にも優しく豊かになるのでは。
🔸季節の移り変わりと体や心の変化に敏感になる。
さらに細かく春夏秋冬をそれぞれ18等分したものが
「七十二候」
例えば4月だと、
4月5日〜玄鳥至(つばめきたる)
4月10日〜鴻雁北(こうがんかえる)
4月15日〜虹始見(にじはじめてあらわる)
4月20日〜葭始生(あしはじめてしょうず)
4月25日〜霜止出苗(しもやんでなえいずる)
昔の人は季節の移り変わりをこんなに繊細に味わっておられたのだなと驚いてしまいます。
私なんて、いつの間にか桜が咲いて、気づいたら田植えが始まっていたよ、ってくらいですから。
2冊とも、季節ごとの私たちの体や心の変化。そのために起きる不調を補うための食材やレシピがあげられています。
🔸発酵食品をゆるく取り入れて楽しむ。
塩麹や甘酒、酒粕、味噌、キムチなどの発酵食品を混ぜるだけ、和えるだけ、炒めるだけ。ゆるく取り入れるレシピ本です。
食事作りが大変なとき(=やる気がないとき)でも発酵ダレや発酵ドレッシングのおかげでヘルシーなおかずができるのはありがたいです。今日はごめん!ってなりません。
🔸やる気が戻ってくるレシピ本。
夕方になるとやる気ゼロになってしまう私。この本ともっと早く出会いたかったよ(泣)
時短料理やズボラ飯とは違い、やる気が戻ってくる料理ばかりです。
簡単そうだし体に優しくて美味しそう。食べたーい!作ろう!と気力を振り絞れます。
塩麹や甘酒を調味料に使うと優しい味になります。
作り置きレシピもありがたい。
以上、作る負担も少なく、シンプルな食材で「おいしいね」と笑顔になれる。体と心もホッとするレシピ本でした。
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