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ホセ(さみだれうさぎ)
2019年12月30日 19:28
幼い頃、とうさんにしてもらった「高い高い」は、ぼくの心に恐怖心を抱かせた とうさんはぼくが喜んでいると思っていたらしいが、実はとうさん、ぼくはとっても恐かったんだいつかその恐怖心を、そのまま返してやろうと思ったそれから丸20年 その気持ちはあとかたもなくなっているそれどころか、とうさんに恐怖心をあたえないよう、日々気遣って、生きている。とうさん とうさん、大事なとうさん ぼくのとう
2019年12月29日 17:04
とうさんが退職をしたもうとうさんにぶらさがることはできないとうさんにお金を出してもらうこともないだからとうさんにお金をあげようぼくはとうさんに給料の半分をあげたそうしたらとうさんはなんていった「全部くれ」といったぼくはまさか、と思ったが、とうさんの言うとおりにしただってぼくはファザーコンプレックスポケットマネーも貯金箱のお金も、チップも、残業代も、なにもかも、とうさんに捧げよう
2019年12月28日 18:15
とうさんが寝ている テレビをつけたままテレビの音は、とうさんにお構いなしに流れ続けるわたしはわざと、テレビの音を大きくしてみたとうさんがふっと目をさますときの、あのきりんのようなねむたそうな目を見たくて テレビの音が大きくなったとうさんはふっと目をさまして起き上がったきりんのようなおめめに、起きたてのまつげがふさりとかかっているのを見ると、わたしはまるでふかふかの草のベッドに
2019年12月27日 22:23
サイコロふって、前に進もう5つすすんで ふりだしに。人生は、繰り返しただサイコロの言う通りにぼくの人生は進んでいくそれは悲しいけど楽しいことゲームみたいに、単純に、ルールに従い、規則に従いぼくの人生、シンプルなのさ。ストレスなんか、感じない。 だけど、例えばサイコロの目が35を出したり、600を出したり100万を出したりして予想のつかないところまで行ってみたいんだ予想の
2019年12月27日 18:11
とうさんと家族みんなで山登りへいったとうさんは山登りをするために必要な、ぼうしや洋服や靴やバックパックとあらゆるものを買いそろえた山登りの前日、とうさんは車の準備をしていたガソリンを満タンにいれて 車のボディをぴかぴかに磨いた山登りの現地へ向かうための大きな地図を買っていたとうさん山登り当日、車を走らせみんなでむかった ところが現地へつくと、とうさんの体の具合が悪くなったとうさん
2019年12月26日 22:53
君は、ぼくを愛してくれている。それは、よくわかった。でも、ぼくは君に無理をして愛を表してもらいたいとまでは思っていない。もしも君が愛を忘れてももしも君がぼくに何かよくないことを言ったとしてもぼくは君が、君自身でいてくれさえすればそれでいい。君が愛を与えることによって、自分自身を欺くよりも、よっぽどいい。 ✳︎✳︎ 夢なら永遠にさめなくていいと思っていたんだ。君に出会うまでは
2019年12月25日 11:30
私はすぐに不安になったり考えすぎてしまったり、こころが繊細になりすぎてしまうことがある。そんな自分とひとり 戦う時間はつらい。ただ ただつらいの。でもね、そんなときにあなたが帰ってきて、玄関から家に入ってくると、その瞬間なぜか、突然すっとその痛みから解放される気がするの。なんてゆうか、痛みをすくい取って、それをまるでなかったことにしてくれるような。自分の弱さは決してなくなってはいない
2019年12月23日 14:49
朝が弱いわたしをいつも優しく起こしてくれるあなたにわたしはとても感謝している。でもね、休日に起こさないでいてくれるあなたの優しさにも感謝しているの。わたしはあなたがテレビをみながらなにかを食べている音でいつのまにかふっと目を覚ます。それは平和なひとときだわ。でも、いつも寝すぎてしまって後悔するんだけど。。 ✳︎✳︎ あなたが持っている闇は私の持っている闇と似ているの。
2019年12月22日 11:08
✳︎✳︎ この世はすべて愛でできていると思うんだ君もそう思わないかい?ホントはみんな誰かを愛し愛されたいだけなのさ。ただ、なにかを慈しむ心を育てたいだけなんだ。 君の後ろを歩いている時、ぼくはきみのつむじを目でじっと追うことがあるんだけど、その渦に巻き込まれそうになったりする。少ししてから、君はくるっと振り向いて、「間に合わないよ」っていうんだ。ああ、いいよ。映画の時間なんか、そ
2019年12月22日 09:41
飢えたるおとうさんがキッチンに立っているおとうさんが野菜をいきおいよく切り倒しフライパンをいきおいよくとりだし油をいきおいよく流しいれそして皿をいきおいよく割ったまるで戦にむかうかのごとく 食卓への道のりは勇ましいものであった
2019年12月21日 12:44
おとうさんと美術館へいった美術館に飾られている絵は、わたしにとっては退屈だったでも、おとうさんはひとつひとつの絵の前で立ち止まって、それらをじっとみて、おお、と目を丸くして嬉しそうにしていた その姿をみていると、わたしはそのひとつひとつが、輝いて見えるように感じられたわたしは近くにあるソファーに腰掛けながら、楽しそうに鑑賞にひたる父の姿を目でずっと追っていたああ、とうさん どうか、
2019年12月20日 08:58
ぼくはおとうさんに言いたいことがあるいつかおとうさんに、なってほしいものがあるおとうさんに放ってほしい言葉があるおとうさんに行ってほしい場所があるおとうさんに聴いて欲しい音楽があるおとうさんに味わって欲しい料理があるこんなにとうさんへの要望があるもんだから、長生きしてね、おとうさん!
2019年12月19日 20:17
ありがとう、いつも理屈っぽいぼくの話を聞いてくれて。君がぼくの話を聞いてくれているときはまるで、ぼくはお風呂に浸かっているときみたいに安心するのさ。✳︎✳︎ 君の嘘を見抜いてしまうよ。毎日君と接していたら、君が嘘をつくときのしぐさや声のトーンなんかで、わかっちゃうのさ。その後必ず君は言い訳をするね。ぼくはそんな君がいやじゃないよ。むしろ、、君の嘘から言い訳までのすべてを聞い
2019年12月19日 09:36
とうさんの夢を見たとうさんとどこかのお店で偶然会う夢だとうさんとばったり会った瞬間、初めてぼくはとうさんが、母さんやぼくたちと別居していることを知るんだ とうさんは母さんにきらわれたのかな?それとも母さんが父さんに嫌われたのかなどっちもやだな どちらもいやだこんなのおかしい 不自然さよそのひとみたいに、ぼくに会っても真顔でいるとうさんは変だよはやく二人が仲直りすれば、とうさんとお