星と木しと

怪モノ(KEMONO)画家 星と木しと 岐阜県在中。 名古屋、関西方面を中心に活動し…

星と木しと

怪モノ(KEMONO)画家 星と木しと 岐阜県在中。 名古屋、関西方面を中心に活動しています。

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怪モノ画家 星と木しと です。 在廊でもしないような作品説明、途中経過の詳しい説明など公開します。

  • 怪モノ森の入口

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最近の記事

魚さま

魚さま(うおさま)制作年:2020 画材:墨汁、顔彩、ペン、クレヨン、和紙 水彩紙 この世ではない場所を見つめ、心の奥を見ていた 説明 魚さまとは、寝て見る夢の中で出会いました。

    • ただ ここにあるモノ

      ただここにあるモノタツコン テーマ 繋がり サイズ:F4号 制作年:2020年 画材:墨汁、顔彩、クレヨン、ペン、和紙 水彩紙 初展示作品です。 小さい頃に諦めた夢 【命が尽きるまで描いて生きる】 その夢の始まりの作品です。 説明① この作品は、実際に飼育員の時に経験した動物の出産の時の記憶を描きました。 背景の赤い卵は母の胎。 そして、この子は今この世へ生まれてこようとする赤ちゃんです。 その姿はこの世への繋がりを求めるように、生まれたいと手を伸ばして力強

      • モノ語り

        noteで語っている事は多分1部で、言葉に説明できない事ってモノが多数で、結局は絵が全てを語る。 我が子が、見てくれたその人にしか語らないモノも多数あるだろうなと思う事もある。 私の作品の解説は、正解ではない事を頭に置いて作品を見て欲しいと願う。 だって、私自身もこの子達がどうやって生まれてくるのかを理解出来ていない。 この子達が描いて描いてと言うから、私は言う通りにこの子達の命を描かされている。 私はこの子達のための贄であり、供物でしかないのだから。 作品と目を合

        • 鬼の糸

          鬼の糸制作年:2020年 画材:墨汁、顔彩、ペン、和紙、クレヨン 水彩紙 説明 この作品は偶然1本の墨が垂れた事から、芥川龍之介の蜘蛛の糸を連想し描きました。 この世界は地獄のような現実。 大きな鹿は鬼です。 鬼は大きく分けると五色(赤、黄、緑、青、黒)あり、仏教における5つの煩悩の姿をしています。 鬼の上には先の見えない真っ暗な世界が広がっています。 そして、下には白い無垢な小鹿が肉食獣の肉球に包まれ座っています。 絵の真ん中には、暗闇へ続く糸が垂れていま

        メンバー特典記事

          魚さま

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          魚さま(うおさま)制作年:2020 画材:墨汁、顔彩、ペン、クレヨン、和紙 水彩紙 この世ではない場所を見つめ、心の奥を見ていた 説明 魚さまとは、寝て見る夢の中で出会いました。

          消えたとて浮かぶモノ

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          消えたとて浮かぶモノ 2020年制作 画材:墨汁、顔彩、和紙、古雑誌 水彩紙 自分自身が変わったように思えても、 大人になっても、 私は私であることは変わりはしない 説明 この絵は鳥に変化する蓮です。 目の前の鳥の頭は変化する前の自分で、 本体の蓮の頭は変化した後の私。 頭の中には【サヨナラワタシ】と言う文字があります。 2020年までの私はとにかく自分が嫌いな人で、この嫌いな自分から変化したいと願い、頑張ろうと生きていた。 だけど、嫌いだった自分だったはずなの

          消えたとて浮かぶモノ

          あゆむモノ

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          あゆむモノ制作年:2020 画材:墨汁、顔彩、ペン、和紙、古雑誌、水彩紙 何があろうとも、私は歩き続けます。 他者を糧にして、私は歩き続けます。 小語り①

          色紙絵 魂音頭

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          ミニ色紙 画材:墨汁、顔彩、ペン 魂が燃え尽きるまで踊れや歌え 魂音頭小語り① 何かとにかく下手っぴでどうしようかなんていつも思いながら、とにかく横にいる誰かや素敵だと感じた誰かの心臓の音に合わせて踊ってみる。 そこで下手っぴなりに踊り方を知って、 私の魂の音に合わせて、自分なりに楽しんで踊ってみる。 めちゃくちゃな変な踊りでも私の踊りはそれなんだと踊っていたら、誰かが私の心臓の音に合わせて踊っていて、変な踊りが知らぬ間に広まっていて、それが普通になっている。 そう

          色紙絵 魂音頭

          みまもるモノ

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          閲覧注意!! 死が含まれます! 苦手、嫌いな人は閲覧しないでください。 みまもるモノ制作年 2020 画材:墨汁、顔彩、ペン、和紙 水彩紙 説明 この作品は彼岸花畑を見に行った際の作品です。

          みまもるモノ

          死骸の森 作品説明

          「怪モノ森の入口」に参加すると最後まで読めます

          【閲覧注意!!】 こちらの作品の文章は暗い事になります。 動物の死が含まれます。 苦手な方、不快に思う方、心身弱い方は閲覧しないでください。 死骸の森 アクリル絵 2020年制作 説明 動物の飼育員として働いていた頃に、起きた豚の病気による出来事を描いた絵です。

          死骸の森 作品説明

        記事

          消えたとて浮かぶモノ

          消えたとて浮かぶモノ 2020年制作 画材:墨汁、顔彩、和紙、古雑誌 水彩紙 自分自身が変わったように思えても、 大人になっても、 私は私であることは変わりはしない 説明 この絵は鳥に変化する蓮です。 目の前の鳥の頭は変化する前の自分で、 本体の蓮の頭は変化した後の私。 頭の中には【サヨナラワタシ】と言う文字があります。 2020年までの私はとにかく自分が嫌いな人で、この嫌いな自分から変化したいと願い、頑張ろうと生きていた。 だけど、嫌いだった自分だったはずなの

          消えたとて浮かぶモノ

          制作途中…

          下描きが完成しました。 次に背景、この子の見た記憶世界を描きます。 この子は羽化不全の蛾。 幼虫から蛾になったこの子が見た景色は、久しぶりの朝と命の終わりの音と次の命が芽吹く地面。 芋虫は、蜂蜜のようにどろどろになり、果汁が詰まった大人の身体になる。 蛹の殻はりんごの皮のよう。 皮が剥かれて外へ出ようとしたが、不全で動かない羽は焦げ付いた生地のようで、横たわる地面もまるで焦げているよう。 僕はりんごで、僕の残りの種がせめて花になればと。 飛べない僕は焦げ付いた生地にま

          覚悟するモノ

          覚悟するモノ2020年制作 画材:墨汁、顔彩、ペン、和紙 水彩紙 ぼくには たった一つの命しかない事を… ぼくは ただの一つの命でしかない事を… 説明 タスマニアデビルにのみ広がる病気があります。 デビル顔面腫瘍性疾患。 顔に腫瘍が出来て、餓死をする。 致死率は100%に近い伝染性の癌です。 この子達には、明日もこの日常が必ずあるわけではありません。 明日にはこの1秒後には、この世にすら居ないかもしれません。 それは私たち人間も同じくで。 大切な人が、私が

          覚悟するモノ

          あゆむモノ

          あゆむモノ制作年:2020 画材:墨汁、顔彩、ペン、和紙、古雑誌、水彩紙 何があろうとも、私は歩き続けます。 他者を糧にして、私は歩き続けます。 小語り①

          色紙絵 魂音頭

          ミニ色紙 画材:墨汁、顔彩、ペン 魂が燃え尽きるまで踊れや歌え 魂音頭小語り① 何かとにかく下手っぴでどうしようかなんていつも思いながら、とにかく横にいる誰かや素敵だと感じた誰かの心臓の音に合わせて踊ってみる。 そこで下手っぴなりに踊り方を知って、 私の魂の音に合わせて、自分なりに楽しんで踊ってみる。 めちゃくちゃな変な踊りでも私の踊りはそれなんだと踊っていたら、誰かが私の心臓の音に合わせて踊っていて、変な踊りが知らぬ間に広まっていて、それが普通になっている。 そう

          色紙絵 魂音頭

          みまもるモノ

          閲覧注意!! 死が含まれます! 苦手、嫌いな人は閲覧しないでください。 みまもるモノ制作年 2020 画材:墨汁、顔彩、ペン、和紙 水彩紙 説明 この作品は彼岸花畑を見に行った際の作品です。

          みまもるモノ

          ばいばい 作品説明

          おはようのぼくは、さいて、おそらにばいばいするよ アクリル絵 2020年制作 説明 スーパーで買ってきた野菜を切ると芋虫がいる事があります。 弱っている虫は孵化不全になることが多く、人間が言う害虫であるため広い世界へ逃がすことは出来ません。 きっと虫には幸せな行為では無いと死んだ方が幸せなのでは無いかと感じながら、私の生きていて欲しいというエゴで、死ぬまで育てると決めてます。 この絵のモデルの幼虫も孵化不全になり、飛ぶことが叶わない虫に育ちました。 最後に綺麗な花

          ばいばい 作品説明

          死骸の森 作品説明

          【閲覧注意!!】 こちらの作品の文章は暗い事になります。 動物の死が含まれます。 苦手な方、不快に思う方、心身弱い方は閲覧しないでください。 死骸の森 アクリル絵 2020年制作 説明 動物の飼育員として働いていた頃に、起きた豚の病気による出来事を描いた絵です。

          死骸の森 作品説明

          虹を渡る 作品説明

          虹に渡って どこまでも アクリル絵 2020年制作 説明

          虹を渡る 作品説明

          くるくるくる 作品説明

          こんにちは 怪モノ画家 星と木しとです。 メンバーシップにて他作品の説明や、作品の産まれた経緯、説明付きの途中経過を公開しております。 私の描く怪モノ達は、暗い現実や暗い題材を元に描いている作品も多くあります。 私の世界に入る際はモグモグ精神ごと食べられないように気をつけてお進みください。 どうか、私の作品を見て、私の記事を読んで貴方の糧になりますように。 くるくるくる アクリル絵 2020年制作 説明 私は海岸が好きです。 砂浜は生き物が自然により細かくなっ

          くるくるくる 作品説明

          未熟卵 作品説明

          私の描く怪モノ達は、暗い現実や暗い題材を元に描いている作品も多くあります。 私の世界に入る際はモグモグ精神ごと食べられないように気をつけてお進みください。 どうか、私の作品を見て、私の記事を読んで貴方の糧になりますように。 未熟卵 2020年制作 デジタル絵 資料 卵の中の成長記録の画像 卵の中の遺体の観察(生卵、産まれる事の出来なかった雛鳥、ゆで卵) 説明 この作品は私が私を好きになるために産まれた作品です。

          未熟卵 作品説明

          僕はただ生きて痛かった 作品説明

          こんにちは 怪モノ画家 星と木しとです。 メンバーシップにて他作品の説明や、説明付きの途中経過を公開しております。 私の描く怪モノ達は、暗い現実や暗い題材を元に描いている作品も多くあります。 私の世界に入る際はモグモグ精神ごと食べられないように気をつけてお進みください。 どうか、私の作品を見て、私の記事を読んで貴方の糧になりますように。 僕は ただ 生きて痛かった 制作年: 2020年制作 画材: 顔彩、墨汁、クレヨン、和紙 説明 密猟のサイの事を知り描いた

          僕はただ生きて痛かった 作品説明