寝ている人に「落ち着く言葉」をかけるだけで睡眠の質が高まる?子守歌は正解?
最近は寝るときに、Youtubeで落ち着くASMRを聞いたり仲の良い人や恋人と寝落ち通話をする人が多いらしいですが、寝ている人に対して落ち着いた言葉をかけることで睡眠の質が高まることが研究でわかったということで話題になっています。
落ち着く言葉とは、低めの声色でゆったりとしたペースで喋ることが大前提で「ゆっくり」や「ありがとう」、「リラックス」「安心して」などの安心するような言葉のことですね。
今回はこの「落ち着く言葉」がどれだけ効果があるのか紹介していきたいと思います。
心拍が遅くなってリラックス状態に
被験者に対して、リラックスできるような言葉とその逆再生バージョン、コントロール単語(無意味な単語)を寝ているときに聞いてもらった結果、
ノンレム睡眠中には、単語を聞くことで心拍が遅くなることが確認された。
単語提示中に心拍が遅くなることが確認され、心拍間隔が長くなる傾向が見られた。
リラックスできる単語は逆再生版と比べて心拍変調指数が高く、無意味な単語の場合では効果がほとんどなかった。
このような感じになりました。寝ている人に対して落ち着いた言葉を投げかけることで、心拍が遅くなって多少ですが睡眠の質が高まるらしいです。
子どものころにしてもらった子守歌ってなんであんなにリラックスしたんだろうなぁと思っていましたが、ちゃんと効果があったんですね...びっくり。
研究グループは、「睡眠中のように相互のやりとりが完全にできない状況下でも、脳と体はつながっているとの仮説を立てていた。人間がどのように考え、環境に反応するのかを完全に理解するには、脳の情報と体の情報の両方を考慮する必要がある」と述べている
あなたの隣でお子さんや恋人、友達が寝ていたら「落ち着いた言葉」を投げかけてあげるといいかもね!というお話でした。お読みいただきありがとうございます。
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