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国際恋愛の難関ポイントNo.1 〜どこに住むか問題〜

地球の裏からこんばんは〜🌞
先週、私が住む地域はついにマイナス20度まで到達しました🥶
今週は0度前後なのですが、皮膚感覚が適応してきたのか暖かく感じているこの頃です👕

そんなこんなで(?)そろそろクリスマスですね🎄
東京にいた直近3年はずーっとシングルだったので、クリスマスは平日であってくれ!(仕事したい)と思っていた側の人間です笑
カナダは基本クリスチャンの文化なので、民家のイルミネーションでさえ気合いが入っていて、街の至る所で嫌でもクリスマスの雰囲気を味わえます。
こっちのクリスマスは日本のお正月みたいなもので、彼から「クリスマスイブは叔父さんと叔母さんに会いに行って、夜通し飲んで踊ってみんなでパーティーするよ」って言われました笑 欧米ですね〜〜〜〜〜

これは私個人の考えですが、日本って国は戦後、天下のアメリカ様のお尻に敷かれて、クリスマスを真似するようになったのかなと思いますが、クリスマスが終わって1週間経つと除夜の鐘がゴーンと鳴る。仏教なのかキリストなのか無宗教なのかはっきりしてほしいです笑 毎年滑稽だなと思ってしまいます😂(性格悪い)でも日本の年末の感じはいにしえの日本っぽくて好きです。


本題

そんなことはさておき、今日は「国際恋愛〜どこに住むか問題〜」について今の私なりの考えをつらつらと書いてみようと思います。

私の住むケベックシティは日本人が一桁しかいないと言われているらしいのですが、その中でもSNSを駆使してすでに5名見つけることができて(行動力だけ昔から長けてる)直接会ってお茶したりSNSを通じて仲良くなっていく中で、みなさん国際恋愛または国際結婚でここに来ている女性ということもあり、必ずと言っていいほど「将来どこに住むか?」という話になります。
※ちなみに全員、女性側が日本人で、男性側がカナダ人

カナダで国際結婚をして移住している方々は、「カナダをベースにするつもりでこっちで結婚したので、出産も子育てもカナダでする」とのことでした。

まだ結婚していない国際恋愛中の3名は「カナダか日本どっちに住むか迷っている」とのことでした。迷うポイントは大体【天候】【安全性】【物価】【言語問題(フランス語)】でした。私も同じくです。

天候

ケベックは夏は涼しくて最高なのですが、1年のうち7ヶ月が厳しい冬。冬の間は基本ずっと曇りで日没は15時台です。とにかく夜が長いので一日があっという間に終わる感覚です。しかも冬の間は、外で遊んだり出かけたりするのが難しいので、エンタメが少ない。(なので冬の間メキシコとかキューバにバカンスに行く人も多いです)

安全性

ケベックではホームレスや浮浪者はほとんど見かけません。それだけでバンクーバーやトロント、はたまたアメリカと比較したら比にならないくらい安全なのだけですが、日本と比べたら。。彼は「高校の時(こっちだと13歳〜)友人がドラッグをしていて誘われたことは何度もあるけど断ってきた」と言っていました。危険ドラッグがすぐ隣にある環境で生活したい&子育てしないとは到底思えないです。

物価

カナダのインフレ率は世界でもトップクラスで日本の1.5~2倍くらいなので、世帯収入が1000万円でも「低所得層」という位置付けになるらしいです。え?日本の平均世帯収入545万円なんですが……え???

言語の壁

言語については、以前のnoteでも触れたように、ここはフランス語圏(しかもフランスのフランス語とは違ってアクセントが独特)。カフェのオーダーとか英語でいけるケースもありますが、道路標識とかスーパーの品物もぜーんぶフランス語表記なので、フランス語が使えないと生活は厳しいです。

私自身、彼と交際を始めてから、家族や友人に「将来どこに住むの?」と聞かれることが多くて、その度に「そんなに簡単な話じゃないんだよ‥」と内心思っていました。
ちなみに、私の彼は韓国やベトナム、タイに住んでいた経験もありアジアが大好きで親日家なので、「日本に住んでもいい」と言ってくれています。(助かる……)
今の私の頭の中を整理すると

カナダ優位なところ

  • 広大な敷地で家が大きい

  • 雄大な自然

  • 個人主義で生きやすい、でもいざという時は助け合う

  • 人がおおらか(良くも悪くも小さいことは気にしない)

  • 異文化に触れられる

  • 社会保障の手厚さ(医療費無料)

  • 移民国家なので何においても選択肢が多い

日本優位なところ

  • とにかく安全

  • 安くて美味しいものが食べられる

  • メイドインジャパンの品質の高さ

  • 自分の家族が近くにいる

  • 友人とも会える

  • 日本食が安く手に入る

  • 外食できる


もし子を授かることができたらVer.

カナダ優位なところ

  • 妊娠が認められたら速攻休暇に入れる(職種によりけり)

  • 無痛分娩が普通にできる

  • 子どもが幼い頃から異文化に触れさせられる

  • 日本語、英語、フランス語のトリリンガル教育ができる

  • 子ども&子育て世代への社会保障の手厚さ

  • 子どもの自由を尊重する教育方針

  • 子どもに優しい社会

  • 保険料無料

  • 自然がすぐ近くにあり子どものびのびできる

日本優位なところ

  • 物価の安さ

  • 子ども1人でも歩ける安全性

  • 美味しい生魚が手に入る

  • 自分の家族を頼れる(これ大事)

  • わからないことをすぐに調べられる&聞ける

  • 日本語だけで生活できる

  • 子どもにマナーや協調性が身に付く

  • 医療体制

  • とにかく自分が慣れている

こういうディスカッションをよく彼とするのですが、今の時点では「日本とカナダ(もしくは他の欧米圏)のハイブリッドで育てるのが一番いいよね」というところに着地します😂

私自身もし子どもを授かったら
「幼少期に両方の祖父母と満遍なく過ごしてほしい」
「協調と自己尊重どちらもできる人になってほしい」
「広い視野と沢山の選択肢を持ってほしい」
という思いがあるので、小学校に入るまでは日本とカナダを行き来する生活で、小学校〜中学校は日本の学校に行って1年に1回はカナダに行き、高校もしくは大学からカナダor他の欧米国に行って英語で教育を受けるのがいいのでは?という感じで”今は”思っています。多分今後変わると思いますが。子どもが可愛くて「どこにも行かないで〜ずっとそばにいて〜」となることも想像できますし(笑)
あと個人的にカナダよりEU圏の方が、国を跨ぐのが簡単ですし教育や医療もカナダより進んでいるので魅力的です。英語圏となるとドイツ、スイス、UK(EU脱退したけど)あたりでしょうか。

まあ今の彼と結婚できるか、子どもを授かれるかも未知数なんですけどね(笑)
自分の場合はこうしたよ〜とか同じフェーズで悩んでいる方がいたらコメントでぜひ教えてください😊
ご感想でももちろんウェルカムです💓

1月中旬に2人で一時帰国する予定で、彼はそのとき日本で(特に京都推し)家を買いたいと意気込んでいますが、まあどうなることやら?です。

では良いクリスマスを〜メリークリスマス🎅


広大な敷地、というか見渡す限り山
民家のクリスマスデコレーション、家の中まで抜かりない(電気代が気になる現実主義者)
ある日の夕飯@彼の実家




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