お市

マリノスとかリバプールとかサッカー関連書籍読書ログとか

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最近の記事

雨のち晴レルヤ

「どちらまで?」 「○○第一サッカー場まで」 たまの日曜日、まだ朝の8時。なんとか捕まえたタクシーに飛び乗る。空はどんよりとしており、「バケツをひっくり返したような」なんて言葉じゃ済まない豪雨が窓ガラスを叩く。 普段の私なら、こんな日は頼まれてでも家から出ないだろう。だがその日は何がなんでも観たい試合があった。私が贔屓にしているクラブのユースチームの試合だ。 意地でも行きたかった理由は様々あった。 まず私の贔屓クラブが、その年に戦術をがらりと変えたことが大きい。トップは

    • オレはヘンドと優勝したい

      人生でもっとも自分を褒めたいと思った時はいつ? 就活の面接だったか、こんな質問をぶつけられたことがある。 フォーマルな場だったから当たり障りのない別の答えを出したけれど、本当は即答したい答えがある。「2005年5月25日、イスタンブールの奇跡を見届けたこと」だ。 その前の準々決勝ユヴェントス戦からすっかりリバプールの(というよりルイス・ガルシアの)とりこになったとはいえ、前半で3−0で負けている中、よくぞ諦めて寝なかった。えらいぞ当時のオレ。朝練も遅刻しかけたけどよく行った

      • 拝啓、2019年12月8日の私へ

        お元気ですか。リーグ優勝、おめでとうございます。 昨日はよく泣きましたね。 サポーター友達と抱擁をかわし、握手をし、お世話になっている先輩の服を涙と鼻水で汚し…どれも今の私でも鮮明に覚えている、いい思い出です。 あ、そうそう。後になって先輩からクリーニング代を請求されたりはしてないので、ご安心を。 「祝勝会挨拶ばっかしてたけど、本当はもっと感情をぶちまけたかったなあ」「そもそも優勝したって実感、正直全然ないなあ」 なんて、忙しない祝勝会ラッシュの中で思ったでしょう。 それも

        • ボルシア・メンヘングラードバッハをオススメしたい5つの理由

          迷ったらBMG皆さまごきげんよう。ドイツブンデスリーガが再開して早や1ヶ月が経とうとしてますね。「気にはなるけど特に好きなチームはない」「何かしら推しのチームがあったほうが観るほうが楽しい」という方に向けて、あるチームを今回はオススメしていきたいと思います。そうです、調べずにスペルを間違えず書けたらドヤ顔できるサッカークラブNo.1(私調べ)ことボルシア・メンヘングラードバッハです。(カタカナですら長いので以下BMG) 現在4位とCL出場圏内を走るBMGは、1960〜70年

        雨のち晴レルヤ

          【暇をこじらせた】横山三国志でサッカーチームを作ろう【Jサポの遊び】

          先に謝っておきます、ごめんなさい。 深夜に漫才を見ながらものを書くべきじゃなかった。 あと三国志ヲタクのみなさん、ごめんなさい。 あと一部のJサポのみなさん、ごめんなさい。 さ、各方面への謝罪は済ませたからどんどん筆を滑らせていこう。 今回は「サッカーファンの皆さまに図々しくも横山三国志をおすすめしよう」という趣向で、蹴球小僧なら一度はやっただろうベストイレブンづくりをもってキャラを紹介していこうと思います。 きちんと歴史の話をして、「英雄豪傑たちのドラマが…」とか語る

          【暇をこじらせた】横山三国志でサッカーチームを作ろう【Jサポの遊び】

          Anchorを使ってツイキャスをPodcastで配信するまで

          はじめに昨今のサッカークラスタ空前のツイキャスブームに伴い、アーカイブ化してApple Podcast(以下Podcast)やSpotifyで過去放送分を流したい、というキャス主さんも現れてきました。 そんなご要望にお応えし、このnoteではAnchorという無料の配信サービスを使ってPodcast、Spotifyにて配信を行った者として、その手順をご紹介します。うまくいくとこんな感じになります。 ただサービスを利用するといってもイメージがつかないと思うので、「ざっくりど

          Anchorを使ってツイキャスをPodcastで配信するまで

          【嘘企画文字起こし】TED x Kozukue 育成年代を追うべき3つの理由

          聞こえますか?オーケー、それでは始めましょう。 我々がこうしている間にも、今日もどこかで試合が行われています。それがプロであれアマチュアであれ、90分もすれば結果が出ます。あるチームは勝って、あるチームは負ける。ドローもありますが、基本はゼロサムゲームです。 ただ、中には結果だけでは測りきれないものもあります。なんだと思います?…そうです、将来性です。今日の敗者は必ずしも、明日も来年も数年後も敗者であり続けるとは限りません。とりわけ彼らの場合は。 ユースチーム。育成年代。

          【嘘企画文字起こし】TED x Kozukue 育成年代を追うべき3つの理由

          【リハビリレビュー】20200112_ローマvsユヴェントス【アレッサンドロ・フロレンツィを諦めない】

          最近ほとんどアウトプットをしていないので、リハビリがてらやってみる。 ユヴェントス(ユーヴェ)は勝てば首位浮上。ローマは、、、うん。がんばれ。フォンセカさんのサッカーはあっさり結果出ないと思うけど超頑張れ。 前半キックオフから長めのボールで前線のタレントに当ててくるユーヴェ。ローマがボールを保持したら、相手のSBには3センター脇の選手がついてくる。 前半3分、これに引っかかった右サイドのフロレンツィ、ザニオーロのコンビで狩られてFKを与えてしまい、そこから失点。0-1ユーヴ

          【リハビリレビュー】20200112_ローマvsユヴェントス【アレッサンドロ・フロレンツィを諦めない】

          【Vやねん】18-19激闘UCL優勝決定号_後編 【リバプール】

          Q. とうの昔にシーズンも終わったけど、いまだにシーズンレビュー? A. 全部残業のせい  さけしさんのパクリ(もういっそ認めてしまえ)で始めたこの企画もやっと今回で終わりです。もうちょい続きますがお付き合いください。あと真面目な話が読みたい方はリバプールラボの記事とか、6/27発売のfootballistaをご覧ください。 最終回となる今回は、FWとコーチ陣。それではいってみよ! ちなみにこれがGK&DF版。 これがMF版。あわせてご笑納ください。 FWNo.9

          【Vやねん】18-19激闘UCL優勝決定号_後編 【リバプール】

          【強すぎて】18-19激闘UCL優勝決定号_中編 【たまりません】

          Q. なんか色々書いてますけど、さけしさんのシティのシーズンレビューのパクリですよね? A. …はい さ、開き直ってまいりましょう。GK、DFについて書いた前編はこちら。 今回はMFについて。 MFNo.3 ファビーニョ(新加入)  モナコからやってきたブラジル人アンカー。手足がめっちゃ長い。パスを循環させる気の利いた位置取りとか、未然に相手の攻撃を摘み取る危機察知能力とかは某水色のフェルナンジーニョには若干劣る。なんなら「あー、そこ空いてたんですね失敬失敬」みたいな

          【強すぎて】18-19激闘UCL優勝決定号_中編 【たまりません】

          【YNWA】18-19激闘UCL優勝決定号_前編 【待ったなし】

          Q. で、プレミアはとれましたか? A. とれませんでしたあああああああああああああ(血涙) どうも。いまいち自分のことをKOPと呼んでいいのかわからないリバプールファン、お市です。普段はマリノスサポーターとしてTwitterの隅で息を潜めながら、RTといいねを主食にして生きております。 勝ち点97というやりこみすぎたサカつくのような成績を残しておきながら、同じような廃人プレイヤーがもう1人いたためプレミアリーグ優勝を逃した我らがリバプール。2013年以来となるギリギリで

          【YNWA】18-19激闘UCL優勝決定号_前編 【待ったなし】

          【キャッシュレスで】財布を忘れて愉快なJサポさん【遠征はできるか】

          はじめに似たような事態に直面してこのnoteを開いた人のために、結論から先に述べます。場合によってはキャッシュレスで遠征いけます。 1. 基本Suica(Pasmo)とクレジットカードがあればいける 2. Suicaの残金がないならモバイルSuicaでチャージ 3. そもそもSuicaが無い場合は電子マネーを現金化して電車賃を捻出 と偉そうに書いてますが、私は決して意図的にキャッシュレス遠征を試みたわけではありません。単純に財布を忘れてこの目に遭っただけです。 しかもSu

          【キャッシュレスで】財布を忘れて愉快なJサポさん【遠征はできるか】

          【行ってみた】FIゼミ主催清水智士試合分析セミナー+α(@東京 2018.12.23)体験記_後編

          (分析の大枠みたいなものは前編をご参照ください) 変わる分析方法、変わらないポリシーお昼休憩を挟んで講義は後半へ。話題は清水さんの分析方法について。 清水さんはいきなりプロの分析担当コーチとなったわけではなく、プロとしてのプレー経験もないとのことだった。そのためか、スタートは自己流だったという。当時のサッカーノートも見せていただいたが(写真は流石に控えた)、たしかに「戦術クラスタ」と呼ばれるサポーターが書くノートに近いものが書いてあったが、特別なことはしてなかったという。

          【行ってみた】FIゼミ主催清水智士試合分析セミナー+α(@東京 2018.12.23)体験記_後編

          【行ってみた】FIゼミ主催清水智士試合分析セミナー+α(@東京 2018.12.23)体験記_前編

          おことわりツイッターで連投してToggetterにまとめる方式を採用しようとしましたが、「途中だけ切り取られて誤解を招きたくない」「長い」という理由のため、noteにしました。 乗るっきゃないこのビッグウェーブにすべてはサッカーアナライザーさんのこのnoteを見たのがはじまりだった。 マリノスサポーターである私にとって、鳥栖も仙台も特にゆかりはない。よって「その時の舞台裏」みたいなものは特に関心がなかった(行ったらそんなこと無かったけど)。 だが、「分析コーチ」という

          【行ってみた】FIゼミ主催清水智士試合分析セミナー+α(@東京 2018.12.23)体験記_前編

          続・J1ドラフト会議のネタバラシ

          これまでのあらすじJ1ドラフト会議に参加することになった私ことお市。同一クラブからは3人までしか指名しちゃダメよ、というルールに悩みあぐねた挙句、愛するマリノス中心のチームではなく、今シーズントラウマを植え付けた選手を多く採用するマゾい方針に決定。 幸先よくレオ・シルバや鈴木優磨(以上、鹿島)といったメンバーを揃えていくが、肝心要の杉岡大暉(湘南)を取り逃がすまさかのミスを犯す。 そしてグループチャットは思いもよらぬ方向へと舵を切る。。。 ※J1ドラフト会議ってなんだよ、とい

          続・J1ドラフト会議のネタバラシ

          J1ドラフト会議指名のネタバラシ

          すべては歪んだ愛情ゆえどうも「戸田解説員の何が好きって語尾の『ねっ!』だったりする」お市です。行ってきました、J1ドラフト会議。選べたメンバーは以下の通りです。 プレースキッカーはコーナーをレオ・シルバ、フリーキックをセルジーニョに任せる形で、PKはもちろんディエゴ・オリヴェイラ。こんな日もありますが決定率はかなり高いので彼に任せます。 「あれ、マリノスの選手いなくね?お前それでもサポーターなの?」 とのマジレsじゃなかった、ご指摘を頂戴するのは大いに予想がつくんですが、

          J1ドラフト会議指名のネタバラシ