見出し画像

Vol12 移住体験住宅は絶対に活用すべき

移住地を決めるためには現地を訪れてみなくてはいけません。その時に、利用をすべきなのが自治体等が運営する「移住体験住宅」です。今回は、この「移住体験住宅」の利用について書いてみました。

こんにちは、移住専門FP「移住プランナー」の仲西といいます。
ここでは、これまでの17年間の活動、2000組以上の移住相談対応から
皆さんに役立つ情報を書いています。
気に入った方は、フォローをしていただけると嬉しいです。




1⃣ 「移住体験住宅」の利用を薦める理由

「どこに移住しようか?」と検討するのは、とても楽しいですね。
でも、知らない町にいきなり移住をするのは不安です。
その前に、お試し移住体験が出来れば安心だと思いませんか?
そこで自治体が運営する「移住体験住宅」ならば、旅行感覚で気軽に暮らしを体験できます。

この移住体験住宅の利用を薦める理由には、次のようなものがあります。

1.利用料金が安い
2.生活用品一式が準備されているところが多い
3.自治体の助成の対象となることが多い
4.自治体の担当者と知り合える
5.近隣の人と触れ合える
6.体験プログラムが用意されていることがある

もう少し詳しく説明をしていきます。

2⃣ 利用料金が安い

自治体が運営することで、利用料金が低く抑えられています。
また、一棟貸しにしている自治体も多く、家族での利用も安心です。
その地域を知るためには、できるだけ長い期間利用したいですよね。
利用料金が安いことで、長期間の利用も安心です。

3⃣ 生活用品一式が準備されているところが多い

長期間利用の場合、毎日外食であれば食費もバカになりません。
しかし、自炊できることで食費も助けられます。
また、地域のスーパーに行くきっかけにもなり、
より一層、その地域を知ることができます。

4⃣ 自治体の助成の対象となることが多い

自治体によっては、移住体験住宅の利用者に助成や特典を設けています。
例えば、レンタカーの利用者に対する助成や、地域の温泉施設の利用料金の助成などです。

5⃣ 自治体の担当者と知り合える

移住体験住宅を利用は、自治体の担当者と接するチャンスが増えます。
移住は仕事や住宅など、移住後のことを考えなくてはいけません。
そのとき、まず頼ることになるのが自治体の担当者です。
自治体の移住担当者と、より多くコミュニケーションをとっておくことは大切です。

6⃣ 近隣の人と触れ合える

移住体験住宅の隣近所の方は、利用者が移住を希望する人であることを、
承知しているため、会話がとりやすくなります。
人によっては、地域の農作物などを差し入れてくれるとよく聞きます。
また、町内会長が毎回挨拶に来る地域もあると聞きます。

移住地を訪れる際は、ぜひ移住体験住宅を利用してください。
ただし、地域によっては、不便なところにあったり、老朽化した住宅であったりと、不満の声もよく聞きますので、事前の確認はしっかりとしてくださいね。

あと、移住体験住宅事業で、面白い取り組みをしている地域もあります。
それは、次回のVol13でお話いたしますね。

 

TOPの画像


北海道北竜町
北海道雨竜郡にある北竜町はとても小さな町ですが、雄大なひまわり畑が自慢です。
シーズンになると町中がひまわり一色になります。ちなみに、バス停もひまわりの形をしています。
町には源泉の温泉もあり宿泊も可能。
日本海も車で30分ほどで行けるなど、魅力たっぷりの町です。

最後まで読んでいただき有難うございます。
気に入った方は、フォローをしていただけると嬉しいです。👍



移住専門FP「移住プランナー」として活動をしています。これまで17年間2000組以上の移住相談に対応をしてきました。ここでは、私の経験からお役に立てる情報を日常的に綴っていきます。「移住」という夢の実現にお役に立てればうれしいです。大阪出身、北海道と鹿児島の3拠点生活中。