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「時代を感じろ&廃墟のススメ。」


鳥谷の退団
ランディの引退
と阪神タイガースは寂しいニュースが続く。
この二人は長い間阪神タイガースを引っ張ってくれた功労者だけに阪神の一つの時代が終わるんだなと感じている。
(二人のためにも逆転CSを決めてほしいけど厳しそうだ。)



時代が終わることは寂しく感じてしまうけど、時代を感じることは大切だ。

時代を感じれるようになれば

・「今」を生きているんだと強く認識できるようになり「今」に集中できる

・次の時代を予測できるようになり生き方・働き方に多様性が生まれる

・自分という存在の小ささがわかりくだらない過去や悩み不安に囚われなくなる

ざっとこのような生き方・思考にはなるだろう。


じゃあ、どうすれば時代を感じれるようになるかというと一つはスター選手の引退のように時の流れを感じる出来事を体感することだ。

俺としては(阪神ファンとしては)、鳥谷の退団&ランディの引退っていうのはマジで時の流れを感じる出来事なんだよね。

まだ俺は二十代だけど、俺も歳を取ったなと思ってしまったくらいだ。笑

ただ、これは当然主体的にはできないこと。


自分から動いてどう時代を感じれるようなるか?

それは色んなやり方があると思うけど、俺は廃墟を観ることをオススメする。

実際に直接現地に行って観ることもいいんだけど、俺は写真集を観ている。

それが佐藤健寿監修・解説「世界の廃墟」だ。

佐藤さんは自然物・人工物・タブー・奇習など世界各地の奇妙なものを対象に博物学的・美学的視点から撮影・取材・執筆を行っている写真家。

佐藤さん曰く、この写真集で取り上げられている廃墟は《新しい廃墟》だという。

その理由は戦争や天災によるダイナミックな破壊でもなければ、長い時間をかけて風化したものでもなく、政治や経済の急激な状況変化によって生じたものだからだ。

つまり、歴史がほんの少しでも違っていたならば今でも生きていたかもしれないものが新しい廃墟なんだ。

取り上げられている廃墟には一つ一つ物語があり人類の文明が発達したことによって繰り返される繁栄と衰退、生産と破壊を感じることが出来る。

そして何故か美しさを感じ惹かれていく。



この写真集を観れば時の流れはもちろん自分の小ささも感じれるし、「今」を強く認識できるようになる。

急激な変化によって廃れたモノを観れば、時はとんでもないスピードで動いているとわかるしそれは新しい未来に向かっているともわかる。

さらにそれに遅れ対応できないと廃れる側になってしまうという危機感も感じることができる。

未来に向かって今を生きてはいるけど、すぐに今は過去になり、歴史になる。

俺たちは一つの時代、一つの歴史を生きているんだよね。

それを理解して自分の存在も歴史の一部だと俯瞰できれば未来に対しても予測できるようになるんじゃないかな。


これからの時代は4Gから5Gになる。

どのような変化が起きるかはある程度予測・断言できるけど、実際に5Gにならないとその時代に活躍する人はどのような人なのかはわからない。

例えば、動画コンテンツは確かに発展するしそれを創れる人は強いだろうけど、何もそれだけじゃないだろう。

そこを予測して動いていかなければいけないんだ。
(だから俺は言葉のコンテンツであるnoteを力に入れている。)

活躍する人はわからないけど、取り残される人はハッキリと断言できる。

それは廃墟を観てわかるように時のスピードに遅れて変化に対応できない人だ。

そんな人は廃れる側になってしまう。


そうならないためにも廃墟を観て

時代を感じろ。

未来に向かって今を生きろ。


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