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wakimizu
2018年6月18日 23:37
クチナシの薫る雨が降ってきたらどうしましょう私はもう目を背けることしかできなくていつの間にこんなものを得たのですか少しも欲しくなかった海水を求めてしまうのはどうしても私の性であるので海水をいつでも下さいどうしても私に必要なので体からどうしても鱗が取れないそんな夢ばかり見るのです海からどうしても上がって往けないそんな夢ばかり見るのです砕けている波を手で拾って片口鰯の群れも豹
2018年6月6日 21:19
雨の空に魚を泳がせたい そう言った君の横顔に傘から落ちた雫が光る 泣いているのは僕の方五月雨の 音は優しく 低気圧濡れた手に レインコートは へばりつき紫陽花の 色をした心 スケルトン雨粒と同じ数だけ君想い紫陽花ゼリーを懐かしんでもお昼は自分で考えなくっちゃ私が想いを空に託して 雨と一緒にあなたの上空へ あり得ないようでできるかもしれない そんなことを考える6月雲の上