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CMディレクターなど・・西荻窪住み。書くこと考えることの循環で不定期に生まれるnote…

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CMディレクターなど・・西荻窪住み。書くこと考えることの循環で不定期に生まれるnote。プール、読書、お酒、牡蠣、トマトジュース。

水のなかを歩く　　　39

ずいぶんnoteを放っていたが、たまにスキしてくれる人がいるおかげで、時折覗いてはいた。言葉にしたい何かはあるけど、書き残したい気持ちが何なのかよく分からずにいた。いい映画を観たり、いい小説に出会ったおかげで、曖昧な自分であれ、確認の意味でここらで何か言葉にするべきだと思うGW。 水のなかを歩く以外に、ここ数ヶ月で始めたこと。友人に勧められ、ひそかに御朱印巡り。神社や寺に隙間で立ち寄り、仕事や健康、家族のことを願う。書棚の整理目的でメルカリで本屋。何年も開いてない本や雑誌を

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    • 水のなかを歩く　　　38

      真冬のプールは人がまばらで落ち着いた雰囲気。水の跳ねる音も控えめで、時折聞こえる歓声も長くは続かない。窓の外は枯れ木だし空は白くて、屋内に落ちる影はどことなく優しい。全体にひっそりし、とても居心地よい。少し気温が上がり始めたし日も延びてきた。もう少ししたら、みんなまた来るだろう。 俳優のあの事件はとても残念で色々考えさせられた。映画やドラマの中で、俳優は一つのピースにすぎない。物語を伝える上での虚像であり、実存ではない。一人の俳優が実生活で何をしようが、それは良くも悪くも一

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      • 水のなかを歩く　　　37

        クリスマスイブの午後のプールは閑散としていて、そりゃそうだと安心して水のなかへ入る。夜はチキンを食べてケーキを食べて家族にプレゼントを用意する。でも今はいつもと同じ休日の午後。一人当たりの水の量が何倍も多いのだから、普段よりたくさん泳いだ。のびのびー。 とても小さなお婆ちゃまが歩行コースをゆっくり歩いている。腕を肩の上にすっと伸ばし、宙に向かってクロールしている。手は水を一切かいていない。でもこれがお婆ちゃまの型、何より気持ち良さそうに笑顔で歩いていらっしゃる。素敵な姿を見

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        • 水のなかを歩く　　　36

          noteをご無沙汰してました。人生は習慣で作られると言うけど（そう言われるの苦手）、noteはまだ習慣になってないなぁ、でも書かなきゃ〜と思ったまま数週間は経った。書きたいことがないなら、それで自然だけれど。 スマホが生活の中心になり、日々たくさんの文字を読んでいる。誰かの伝えたい言葉、知りたい情報が混然と溢れ返っている世界。そこに好奇心を突っ込む毎日。SNSに人ほど夢中になれずフォロワーや友だちの数とかどうでもいいかなと思っていたけど、最近「いや、それ大事なんだやっぱり。

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        水のなかを歩く　　　39

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          水のなかを歩く　　　35

          土曜の吉祥寺のプールは人もまばらで、歩行コースに誰もいなかった。歩き始めると、周りに誰もいない分、自分のカラダの動きによって水が動くのがよく分かる。何とも贅沢な気分になった。 金曜に企画書の中身がひと段落したので、それをどう言葉にして伝えるか？にモードが切り替わる。歩きながら、頭の中でずっと一人で喋る状態が続く。気づくと周りに人が歩いていて、いつもと同じ光景の中に自分がいた。 プール帰りにいつも寄るスーパーには店の前で自転車の整理をしてくれる警備のおじさんがいる。スペース

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          水のなかを歩く　　　35

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          水のなかを歩く　　　34

          ようやくDr. Martinを買い、初めてEuropean Lacingをし、今日は嬉しげにスーパーへ買い物へ行った。昨日、お店で対応してくれた女の子が黒髮ロングの前髪パッツンな綺麗なコで「私も実はこのタイプ(CORE 1490)が一番好きなんです」と帰り際に言われ、勝手にドキドキして会話を繋げなかった自分の不甲斐なさを後悔する。男ってちっちぇ。 明日からちょっぴりロックな気分で行くぜ！と思い、ここ2年くらい愛用したドングリレザーのがま口（可愛いけど重たい）をやめて、その前

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          水のなかを歩く　　　34

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          水のなかを歩く　　　33

          パクチーがすくすく育ち、外側の茎から少しだけ収穫。昼食のペペロンチーノに混ぜて食べてみた。まだ若く香りも味も控えめだけど、摘みたてはやっぱり美味しい。 先週は結婚パーティーに行ったり、人生初の胃カメラを飲みオエオエしたり、数ヶ月ぶりに馴染みのパブで友人と語ったり、会社を辞めた仕事仲間のお二人からそれぞれ事情や現状を聞いたりと色々あった。ピロリ菌を消すために一週間飲み続ける薬もあと少し。１日くらい休肝日しようと思っていたけど、何だかんだで飲んでしまい（美味しい食事があると絶対

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          水のなかを歩く　　　33

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          水のなかを歩く　　　32

          水のなかを歩く。腕や脚をじっくり伸ばして、新しくどこかに届くように。指を大きく開いて、何かが掴めるように。その連なる動作は心の開放感や自由さによってリズムとスピードを変えていく。 水を搔き分けるのか、流れに浮かばるのか。柔らかで曖昧な意志を纏わせ、ふだん道を歩く時には意識できない身軽さと解放力を手に入れる。自然と何か思い浮かべ妄想しながら前へ進む。真面目なこと、予想外のこと、どうでもいいこと。浮かんでは消え、バトンタッチしてゆくエネルギーのようだ。反芻するうちいつしか静まり

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          水のなかを歩く　　　32

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          水のなかを歩く　　　31

          本当に月日はあっと言う間で、今年は何だかなと思いつつ、変化だけは感じる今日この頃。時間をどう使うかで人生決まると言うけれど、心とカラダが自分らしくあれば、まずは幸せかなと思う。 今年後半になり、訃報や退職のご挨拶が増えてきた。焦りや不安などジリジリする想いもあるけど、予想もしてなかった答え、動きが次々起こる。時代の変わり目、潮目の変化だ。先を見誤らないでと思うけど、まあ無理なので失敗を恐れず前に進むしかない。今やっておかないと（向き合わないと）ダメなことが人それぞれにあって

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          水のなかを歩く　　　31

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          水のなかを歩く　　　30

          今週こそ髪を切らなきゃと思い、いつもの美容室に電話すると一時間後なら大丈夫と言われた。パクチーの葉と根元に念入りに霧吹きしていたらすぐ時間が経ち、お昼を食べそびれて家を出る。 髪を切るのは季節によるけど、大体2ヶ月ごと。前回夏で短めにしたので、今日行くと約3ヶ月ですねと言われた。椅子が二席しかないこの美容室は男性一人でやっていて、店内は常に客一人が基本。年に5~6回来てるとして、いつもきっかり1時間で終わるから年にせいぜい5~6時間だけ、二人で話をする関係だ。ここまで具体的

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          水のなかを歩く　　　30

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          水のなかを歩く　　　29

          正直告白すると、noteを始める時に村上春樹の「走ることについて語るときに僕の語ること」を読んだばかりで、「水のなかを歩く」というポジショニングに絞って感じたこと考えたことを書こうと思ったのですが、パクチーの話しがやたら増えてます。すみません、タイトルと違くて。 うっかり影響されて熱しやすく忘れやすい性格のわりに、よく一ヶ月続いたなと思う。書くことって考えることだし、言葉が日々の思考を律していく。そしてその大切さと楽しさを理解している人たちがnoteにはいる。ダッシュボード

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          水のなかを歩く　　　29

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          水のなかを歩く　　　28

          久しぶりに近くの温泉に行きました。ここは週末だけ、温泉とプールが両方楽しめる夢のような場所です。天然温泉のお湯は琥珀色、露天風呂から四角い空がぽっかり見えて、陽射しと風がとても気持ちいい。ここではいつも、温泉→プール→温泉と往復します。 今日みたいに暑い日はお湯の中にいる人よりベンチや石の上に座っている人の方が多くて、お湯に出たり入ったりをまったり繰り返すうち日常をさっぱり忘れられます。ここにいるのはひとりおじさんか、子ども連れパパが多いんだけど、最近は外国人や若い男性のグ

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          水のなかを歩く　　　28

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          水のなかを歩く　　　27

          もう10月になって、また連休なんだと（慌てる）。今週は暖かったからパクチーが少し伸びました。本葉が生え、パクチーの香りが仄かにします。同じ種を3つの鉢と1ヶ所は庭の端に蒔いたのですが、どれもめでたく育ち始めました。 買った種を全て嬉しげにお皿の水に浸し、数時間後に蒔く段になると、用意してた鉢が2つじゃ足らず、図らずも4ヶ所に分散。これってリスクヘッジじゃん！と前向きにほくそ笑みました。鉢の形、大きさ、土も日当たりも違う。 今週たまたま統計学の本を読んでいた影響か、条件の違

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          水のなかを歩く　　　27

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          水のなかを歩く　　　26

          台風来てるし雨雨雨なのでお籠りして読書だと思ったが、カッパ被って自転車に乗りプールへ行った。入り口の天井にはハロウィンの飾り。可愛いかった。肌寒い日が続いてるけど、温かく迎えて貰えたような気がした。 こんな日でもみんな（老若男女）泳ぎに来ている。歩行コースはとても空いてて、ゆっくり水のなかを歩く。隣の往復コースに凄まじい音を立ててバタ足するクロール男性がいて、彼が通過する度に水飛沫が派手に舞い上がる。迷惑そうな顔をして歩く男性が一人いたけど、どう声をかけたらいいか分からぬ様

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          水のなかを歩く　　　26

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          水のなかを歩く　　　25

          なぜ彼はそこまで追い詰められ孤立してしまったのか？とみんな思ったのでは。そしてこれ、人ごとじゃないよと。似たような構図はどこにでもある。伝えたつもりなのに伝わっていない。そんなストレスや諦めが続き、いつしか自分の気持ちに蓋をしてしまう。頑なにならざるを得ない日々が続く。 個人の判断、組織としての意思決定。そりゃ、後者が重んじられる。でも個人の判断に明らかな過ちや非があったとしても、弾劾したり排除するのではなく、受け容れて議論する責任がやっぱり組織にはあると思う。そうでない社

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          水のなかを歩く　　　25

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          水のなかを歩く　　　24

          連休が終わりましたね。働き方改革の呼び声のおかげか、休日が仕事になることはめっきり減りました。忙しさを是とした日本の社会が新たなフェーズに入っていくのを少しづつ感じます。 今日、吉祥寺のプールにすっごくゆっくり歩く80歳くらいのおばあちゃんがいました。ピンクのスイミングキャップを被り、淡々と前に歩いていかれます。おかげでみんな、前後の距離調整に忙しかった。 パクチーに芽が出始めました。昨日、パクパクパクチー♪という歌を聴いたからだと思う。やったね！ ＃パクパクパクチー

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          水のなかを歩く　　　24

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