私が5年生に上がる頃であっただろうか....
冬眠していたクマが穴蔵から出て来るように、父がちょいちょい
私の前に顔を出すという頻度が
多くなってきたように感じていた....

それまでも
たま〜に、外で遊んでいる私に
車の中からクラクションを鳴らしては
手招きし
車の窓越しに
ジャラジャラと
小銭でお小遣いをくれていた....
なかなか気前の良い
気の優しい人だったように思う。


しかし
その頃は
今までとは少し様子が違うことを
何となく感じとっていた...

予感は的中した
2人で暮らす準備が出来たと
また
迎えに来たのだった...

父のお迎え騒動は
これで2度目だ

まぁ
復活劇とでもしておこう

せっかく慣れた
居場所ではあったが

やっと父と暮らせるなら
移動も悪くない...
自由さも少しは増すのかな？
とさえ...
期待の方が優っていた。

夏休み....
それまで
お世話になった方々に別れを告げ
離れることになった....

振り返ると
ここでの思い出は

友達という
いろいろなキャラクターの人達に
たくさん出逢い触れた気がする✨☺️🌈

チョーがつくほど
マンモス小学校であった...
だからなのか...
田舎では出逢わないような
沢山の人がいたような気がする....


なかでも

印象に残っているのは

心臓の手術をして以降
【僕は神様と話せるんだぁ〜】
と、いつも真顔で
空に手を掲げ
※◯△※✖️⬜︎....と、
よく難しい話をしてくれていた
不思議な男の子との出逢い....

あと...
団地下のジャングルジムにて
当時流行ってた
【ジャングルジム鬼ごっこ】
中に、足を滑らせ
勢いのあまり鉄棒のように
1回転したかと思うと同時に
座高の高さゆえか...
足を乗せていた棒に顔を激突....
眼の横をスパッと切ってしまい....
血が止まらず💦
慌てる友達に
【あ〜大丈夫大丈夫〜またねぇ〜】
といいつつ....
平気を装い...ヘラヘラしながら
自宅にかえるなり
おばちゃんを驚愕させ....
即病院行きとなり...
数針縫われ...
翌日は見事に【おばけの小岩さん】
というお名前を頂戴したこと....😓

それから
いつ頃からか毎日のように
よく遊んでいた
棟違いの団地に住んでいた大切な友達や
大切にしていた動物が
事件や事故に巻き込まれて
亡くなるといったこともあった...

これについては
小学生ながら
初めて味わう
なんともいいがたい
強烈な衝撃的な心の痛みで....

動物に至っては
溢れる涙と共に丁寧に
土に帰したことを記憶している....

あとは
団地下の広場で
キックベースボール部に所属していて
とにかく楽しかったなぁ〜
という思い出....

しかし
5年も居たのに...
失礼にも友達の顔や名前も
忘れてしまっている....

そんなこんなで
沢山の記憶は残っていないが....

沢山の友達や
育ての親ともいえる
素敵な方達に
出逢い
育てていただいた
有難い貴重な
小学校5年間であった🌈☺️✨

【おまけ】
これからはじまる
父との初めての二人暮らし....
これまた
バタバタと展開していくことを
予知出来なかったものかと....
当時の自分に言ってあげたいものだ...😓

また
次回、記録していこうと思う。

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