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どちらかを選ぶ時は「家族」と心に決めて不安から脱出した

たとえば、仕事と家族のどちらかを選ばなくてはならない時、私は絶対に「家族」を選ぶと決めた。どんなに大事な仕事でも、私にしかできないことでも、家族に何かあったら飛んでいく。仕事をクビになろうとも。そう決めたら、これから先に何があっても大好きな家族だけは絶対に失わないと思えた。変にふくらんだ不安が小さくなった。


育休復帰を間近に控え、私の心はずっとざわざわして落ち着かなかった。寝ても覚めてもなんとなく不安で、子どもたちの寝顔を見ては泣きそうになる。実際に涙がぽろっとこぼれた日もいくつもあった。

どんなに考えても、不安の実態が見えなくて。ずっとぼやぼや~としていて。こんな理由かな~と思ってもなんか違くて。ぐるぐるともがいていた。

最近やっと正体が見えてきた。
私は、保育士としての私、妻としての私、母としての私、それから在宅ワークを叶えるために努力している私のどれもうまくやっていこうとしていて、そこに自信のなさを感じている。ここが不安の根本だ。


不安に対処するために、というか、叶えたい自分の理想のためにも、たくさんある私の顔を全て大事にできたらいい。

でも、4月からは仕事が始まる。1日のうちの8時間を取られる。仕事も家庭もあたらしいキャリアも、全部全力でやる、なんてできるのか。
1日は24時間しかなくて、私の体はひとつしかないわけだから、育休復帰を控えたこのタイミングで優先順位を決めておく必要があると感じた。

そして、私は決めた。
何があっても絶対に最後は「家族」を優先させることを。


どんなに仕事で重要なことがあっても、家族に何かあったら家族を優先する。在宅ワークのための時間も、家族に何かあったら家族のために使う。どんな難しい選択を迫られても、自分にとって一番大事なものは家族だと知っておく。

そしたら、どんな状況に陥ったとしても家族は失わないと思えた。

仕事でうまくいかなかったとしても、在宅ワークへの挑戦が失敗に終わったとしても。noteの毎日更新が途切れたとしても。私は家族を失わない。


そう思ったら、自分の中の土台がすごく安定した。自分の中に揺らがないものができた感覚。不安の渦から、にょきっと右手が這い出たイメージ。まだ体はすっぽり不安におおわれているけど、もう突破口は見えている。


大丈夫。
私はきっと4月からやれる。


子どもたちが何より大事だと心から思うから。旦那さんが笑っている姿に幸せを感じるから。私が一番大事にしているものはこれ、と心に記しておく。



明日もいい1日になりますように。


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