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旅と写真とガジェットと時々サハラ砂漠の話。

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ライカ京都店10周年

古い町屋をリノベーションして作られたライカ京都店が10周年を迎えられました。おめでとうございます。 オープン時にはサッカー元日本代表の中田英寿氏がスペシャルゲストとしてお越しで、京都店とそのすぐ近くの祇園甲部歌舞練場でイベントが行われました。 10周年記念イベントでは、現在ライカギャラリー京都と東京で写真展 "A Series of Glances" を開催中のアンディ・サマーズ氏がスペシャルゲストでした。僕の年代では、彼はポリスの伝説のギタリストとしてよく知る方です。まさ

    • 怖くて聞けない

      スマートフォンとそのスマートフォンに付けるグリップをオンラインで注文しました。 3月14日、海外出張前に、スマートフォンにつけるグリップのセットだけが届きました。 これだけでは使い物になりません。なんだかすごい悔しい・・・ スマートフォンの方は、出張から帰って来る頃には届いているはずです。 それを楽しみに待つことにしました。 3月21日、帰国しました。スマートフォンも到着。 3月23日、帰宅して書斎に入りました。 海外出張前には毎回「立つ鳥跡を濁さず」とできるだけ書斎

      • タンソンニャット国際空港のお椀

        ホーチミンのタンソンニャット国際空港の3階にあるLe Saigonais Lounge。 ここのおかゆ用の器が美しくてめちゃくちゃツボでした。 いや、お椀なんですけど。 こう言う器で、我が家でお茶漬けが食べたいものです。

        • ホーチミンのキャッシュレス・ライフ

          ホーチミンから帰国します。 今回、ホーチミンでは現金をまったく使いませんでした。 ひとつには町の中心では大好きな屋台がとても少なくなくなっていたので、一度も行かなかったこともキャッシュレスで過ごせた理由でしょう。 屋台の撤去は政府の政策らしいです。 肉・魚、野菜などの生鮮食品の市場にいったら(今回は行けませんでした)、きっのまだまだ現金なのでしょうね。 もし、ここまでキャッシュレスになっていたら凄い! 是非次回は確認しに行ってきます。 地元の人はQRコードで決済しているの

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          伊勢和紙への写真のプリント

          伊勢和紙の大豐和紙工業訪問 和紙への写真のプリントを試行錯誤しています。 その一環で、長年、神宮御用紙を奉製されてこられた大豐和紙工業株式会社の伊勢和紙ギャラリーと伊勢和紙館に伺ってきました。 迎えて下さった中北喜得(よしえ)さんは「自分が和紙に写真をプリントしたいから」という思いで印刷用和紙を開発してこられたそうです。 印刷用伊勢和紙は、和紙本来の良さを大切にするために、敢えて発色を調整するための表面塗布は一切されていません。そこに伊勢和紙のおもしろさとプリントの難しさ

          伊勢和紙への写真のプリント

          妹からの贈り物 (XCD 2,5/90V)

          発表から1年近く待たされたHasselbladのラージフォーマットのXCD 2,5/90V が11月末日に欧米で発売になりました。この時点で日本での発売日は未定だったので、スイス在住の妹に購入を依頼しました。 購入にあたっては私の写真の師匠 Mathias Hengさんにも大変お世話になり(感謝)、12月15日にパリから発送されました。 ちょうどこの日に「日本でも21日に発売」とのニュースを目にしました。12月初めにこの発表があれば、妹もMathiasさんも煩わせることはな

          妹からの贈り物 (XCD 2,5/90V)

          旅の甘い話

          落としたスマートフォンを回収して届けてくれた友人と食べたこのシェイク、あまりにでかいので一緒に食べましたが・・・ 甘かった。何もかもが! 甘さで脳みそをぶん殴られるという初めての体験をしました。 以前これを食べておいしかったと教えてくれた別の友人の言葉を信じた僕が甘かった。 友情を信じた僕が甘かった(食べ始めたら、一人が突然、「そう言えば私、生クリーム食べられないんです」と言い出しました。もうひとりは「私お昼食べてないので、塩っ気のあるもの頼んで食べます」だと?!うまいと勧

          旅の甘い話

          シンガポールでスマートフォンを落としました。

          友人たちとセントーサ島のビーチに朝食を食べに行きました。 朝食後、ひとりの友人がGrabを呼び、それに相乗りしてホテルまで戻りました。途中、ゴトンと音がしました。足元に置いたバッグのベルトの金具の音だと思いました。 私は何人かの友人とホテルでGrabを下りました。Grabを呼んだ友人はそのGrabに乗って帰って行きました。 私は友人とまた別のGrabに乗ってランチに向かいました。その途中スマートフォンストラップホルダーに、スマートフォンが入っていないことに気が付きました。

          シンガポールでスマートフォンを落としました。

          ミニマルな旅

          今日シンガポールを発ち日本に向かいます。 日本からは機内持ち込みできるショルダーバッグとキャリーバッグだけで来ました。今日も、機内持ち込みできるこのふたつの荷物だけで空港に向かっています。 一か月の旅でも機内持ち込みに持つだけで済ませることにしています。迷ったものは持っていきません。 最低限、パスポートとクレジットカードとスマートフォンがあれば何とかなります。がんばりすぎてパスポートまで家の置いて空港に行ったこともあります(笑) 好きな写真も、レンズをつけたカメラ1台、交

          ミニマルな旅

          Leica SOFORT 2 セカンドインプレッション

          SOFORT 2を2週間ほど使ってみた感想です。 注意点ホント、よく写りますがいくつか注意も必要です。 背面モニターは視野角が狭く、斜めから見た露出や色はあてにできない 背面モニター上の露出と、撮影した写真の露出がズレていることがある プリントした写真しかスマートフォンのLeica FOTOSに転送できない 露出オーバーの写真を時々撮ってしまいます。これは1のせいもあると思っています。斜めから見て暗いのでプラスに露出補正して露出オーバーになっているのかと。 そうでな

          Leica SOFORT 2 セカンドインプレッション

          Leica SOFORT 2 ファーストインプレッション

          はじめにinstax mini EvoのLeicaエディション Leica SOFORT 2を試してみました。 楽しいコミュニケーションツールです。 さて、数回使ってお蔵入りにしないで使えるのか(笑) 肝心の写真についてはまだ全然分かりません。すみません。 今回は、触って直ぐハード的に気になった点について書きます。 色:赤赤を選びました。ライカレッドではありません。ご注意ください。 正面の赤丸のライカロゴの背景はライカレッドです。 イタリアンレッドに明るい赤です。僕は明

          Leica SOFORT 2 ファーストインプレッション

          我が家が衣食住すべてマリ化している件

          マリ共和国から親戚が来てくれて、実質扶養家族が一気に3倍(妻、私の2人から7人)になりました(笑) (息子は働いているので税法上は扶養ではありませんが、同居しているので食費は実質私が負担していますw。これをどう数えるかという問題はあります) それはともかく、我が家では衣食住のうち、衣と食は妻が過ごしやすいようにとこれまでもかなりマリ風(妻はいつもマリの民族衣装を着ています。外食と惣菜食以外、つまり家庭内での調理はほぼマリ料理です)でした。それに対して住環境は和・マリ折衷でした

          我が家が衣食住すべてマリ化している件

          自分で縒った紐

          今回のサハラ砂漠の旅の土産は ・撮ってきた写真 ・ジャネットの友人からいただいたビスクラ(デーツの産地として非常に有名)産デーツ ・スークで買ったトゥアレグの服(男性用3着、自分用) ・スークで買ったトゥアレグの服(女性用7着、妻と来日した親戚用) そして写真の「紐」です。 ラクダに乗る時はサンダルを脱ぎます。 ラクダから降りる時は、アカシアの刺が足に刺さると痛いので直ぐにサンダルを履きたいです。 そういう理由で、乗る直前ラクダにサッとサンダルを結びつけ、降りたらパッとそれ

          自分で縒った紐

          砂漠の暮らしとラクダの旅の追体験

          昨年末にアルジェリア南部の観光が解禁されました。そのおかげで サハラ砂漠で ・ラクダで旅する(1980年代) ・遊牧民のトゥアレグと暮らす(1980年代、1990年代、2006年) いつかまたと願っていたこのふたつの願いが叶えられました。 Facebookで知り合った現地のトゥアレグと連絡を取り、 ・世界遺産の先史時代壁画群は見なくていい ・フォトジェニックな風景の観光ポイントは行かなくていい その代わり、 ・できるだけ他のツーリストから離れて過ごしたい そして ・遊牧民が

          砂漠の暮らしとラクダの旅の追体験

          レゾンデートル

          写真にさらにしっかり向き合いたいと思っています。 先ずは自分の内側に向かって。そしてそこから外に向かっていきたいです。 私が写真に向き合うようになった原点は、2006年に数年振りにマリ共和国を訪れた時の出来事です。 友人や妻の家族に、1983年から23年間撮り溜めていた(と言っても大した量ではありませんが)写真を見せた時、かつての赤ん坊は我が子をあやしながら、かつての鼻垂れ小僧は一家の主人になり、かつての青年は孫と一緒に、かつての自分、家族、知人、そして今はこの世をさった人

          レゾンデートル

          生成AI画像の話(その2)

          4月21日に書いた「写真か否か」の続きです。 前回は(写真家ではない)写真を撮る者の視点で生成AI画像についての意見を書きました。この時は記録かアートかという分類しか思いつきませんでした。 しかし写真を生業とする写真家の視点、あるいはそれを見る側の視点に立つと、生成AI画像には記録でもアートでもないメディア(たとえば商業目的のイメージ)としての可能性が非常に大きいと思い至りました。 これまでスチル写真が担っていたポスターや雑誌などのメディアについても、映画におけるCGと同

          生成AI画像の話(その2)