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無意識の思考

2021/10/12

文章を書くとき、ゴールなんて見えてない。

構成があって書き始めるのではない。書いているうちに、自分の考えが整理されていくだけだ。うまくまとまらなくて、筆が止まったら、放置しておく、そして、しばらくしてから、続きを書く。そうすると、書き上げることができる。

筆が止まった後は、無意識で、続きのことを考えているから、忘れているわけではないから、書き上げることができる。

例えば、新しいアイデアで行き詰まって、しばらくすると、急に思いつくことがあるのは、無意識で考えているからに他ならない。
例えば、アイデアでなくても、何かについて考えているとき、ふとしたとき、風呂に浸かっているときなんかに、答えが降りてくることがあるのも、無意識で考えている証拠だ。

私たちが脳内で「意識しているのは3〜5%である」と言われている。つまり「無意識が95〜97%になる」のだ。

無意識は、「意識がない状態」なので、私たちが意識的に操ることはできない。でも、「意識的に考えていたら、他に意識がいっても、無意識が考え続けてくれることがある」のは事実である。

「書きたい」と意識しているから、『「書きたい」という意識』が習慣になって、習慣が、無意識を操り、無意識が「書くこと」を考え続けている。だから、何となく書き始めて、何となく、書いていたら、だんだん文章になる。これは、無意識で考えていたから、スラスラ書けるのだ。

無意識下で考えていたことを意識下に顕在化させるのが、書くということである。

書くことを習慣付けることは、無意識に考えさせるトレーニングをしているのもしれない。無意識を使えれば、いろいろ考えられる。意識下では3〜5%しかないなら、無意識なら、10倍以上考えられる。その効率性たるや。

湯浅はいつか本を出すことを決めているんだけど、その本は、無意識の扱い方に関するモノかもしれない。

そう、この文章も、何となく書き始めたのだ。自分の本がゴールになるなんて、想像していなかった。


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