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考えていること

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日々、考えたことを少し長い文章で。まだまだ人として未熟だからきっと考えは変わっていくのだろうけれど、その途中過程を書いておきたい。
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#ライターの仕事

2023年の仕事と創作を記録したよ!

2023年の仕事と創作を記録したよ!

振り返り記録をつけるの大変なんだけど、自分の励みになるのでやっておく。今年もたくさん書いたし、いろいろな人とお仕事しました。本当にありがとうございます。書くことを仕事にできて、本当に幸せ。

今回の日記は、去年から継続の仕事は「◆」、2023年新規の仕事は「★」にしてみました。新しいお仕事が13件。継続が15件。半々でちょうどよいバランスかも。新規も継続もどちらも有難いです。お世話になりました。

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仕事を断れないわたしに、小津安二郎が教えてくれたこと

仕事を断れないわたしに、小津安二郎が教えてくれたこと

PrimeVideoの松竹プランに課金して、小津安二郎監督『秋刀魚の味』を見た。小津作品はこれで5作品見たけど、そのうち、これ含め3作品(『秋日和』『晩春』)が、ひとりになってしまう親を気遣ってお嫁にいけない娘と、その娘のために親ががんばって話をつけて、最後は娘が結婚していって、親はひとりになってしまう、というストーリーだった。

なんで同じようなものを繰り返し作るのだろう。そしてそれを、なんで少

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育休の話を聞いて、わたしも人生レベルで自分のやりたいことをするために休みをとろうと思った話

育休の話を聞いて、わたしも人生レベルで自分のやりたいことをするために休みをとろうと思った話

昨日は『ママはキミと一緒にオトナになる』を上梓したコラムニストの佐藤友美(さとゆみ)さんと、『おそるおそる育休』を上梓した毎日放送アナウンサーの西靖さんのトークイベントに行ってきました。

実を言うと、ライターとして尊敬するさとゆみさんのイベントだから聞きにいくものの、わたしには子どもがいないから、今回のテーマはあんまり興味がないなと思っていた。子どもを欲しいと思ったことは一度もないし、今後もない

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努力が報われないことが苦手なのだと気がついた

努力が報われないことが苦手なのだと気がついた

ライターとして参加した新書『思い出せない脳』が発売から2週間で増刷となった。編集者さんがせっせとプロモーションをしてくれたことと、武田砂鉄さんのラジオでとりあげてもらったことが大きかったと思う。

本が売れるという経験が皆無のナカトバ作家なので(鳴かず飛ばずを、鮭とばみたいに言ってみた)、本ってこんなふうに増刷されるんだなあとしみじみ噛みしめた。いつか、自分が作者の本でも増刷されてみたい。中身のク

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ライターの視点:第一回意識研究会を終えて

ライターの視点:第一回意識研究会を終えて

東大名誉教授の哲学者がたちあげた「意識研究会」

意識研noteから訪れた人は、初めまして。ライターとして、この意識研究会に参加している寒竹泉美(かんちくいずみ)といいます。わたしの任務は、この難しい、怪しげな、研究会の内容を、一般の人にわかりやすく、うさんくさくないし怖くないし、何ならとても面白いと伝えること、そして、意識についていろんな人が議論できるような土壌を作るお手伝いをすることです。

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ChatGPTのおかげで英語で質問できるようになってきた

ChatGPTのおかげで英語で質問できるようになってきた

楽しいって偉大。今までなかなか英語の勉強できないって悩んでいたのは何だったのか。楽しければ勝手にどんどんやるよね。運動もここまで楽しくなれる方法が見つかったら、いつでも好きなもの食べ放題なんだけどなあ。

カツ丼食べたよというつぶやきをChatGPTに添削してもらったらこんな感じのが出てきた。

スペルミスが多いけど、でも辞書を引かずに、自分で言いたいことを言えるようになってきたと思いませんか。と

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フリーランスで生きていくために考えていること(しゃべる日記)

フリーランスで生きていくために考えていること(しゃべる日記)

ツイッターのスペースで「フリーランスで生きていくために考えていること」というテーマでひとりでしゃべった録音の前半18分をnotttaで文字起こしし、少し修正し、ちょっとだけ文脈を補い、自分で小見出しつけて記事にしてみました。

修正したのはちょっとした漢字間違いくらいで、あまり修正もなかった。nottaが優秀なのか、わたしのしゃべりが優秀なのか。しゃべって録音して記事化できたら、更新のハードルが低

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ChatGPTに英作文の先生になってもらったら、なぜか英語学習のモチベーションが上がりまくったよ。

ChatGPTに英作文の先生になってもらったら、なぜか英語学習のモチベーションが上がりまくったよ。

英語が話せる友達はたくさんいるし、練習相手になってあげるよと言ってくれる人もいるのだけど、あまりに自分の英語がポンコツすぎて恥ずかしいので、ChatGPT4に英会話相手になってもらうことにしました。

機械相手なら、会話の途中で放置してもいいし。ミスの指摘も相手に申し訳ないと思わずに頼めるし。何より恥ずかしくない。それに、当たり障りのないことを言う会話botであるChatGPTに、会話の壁打ち相手

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ChatGTP4.0と3.5に、わたしをインタビューして記事を書いてって頼んだら、置いてけぼりにされたよ。

ChatGTP4.0と3.5に、わたしをインタビューして記事を書いてって頼んだら、置いてけぼりにされたよ。

引き続き、ChatGPTの話ですよ。ChatGPTはライターの仕事を奪うのかって気になりますよね。というわけで、わたしにインタビューして記事を書いてもらおうと思いつきました。

さてさて、どんな質問をしてくれるのかな…って、おおい、質問せずに勝手に回答が書かれていく!勝手に仮想・寒竹泉美が答えていく!いや!待って!

うううう…(涙)わたしは深く傷ついたぞ。わたし、いらないやん!(ちなみに記事内容

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ChatGPTに小説を読んでもらって、表紙イラストをAIに描いてもらうためのプロントを作ってもらったら、結構楽しかったので、究極の使い道を発見した。

ChatGPTに小説を読んでもらって、表紙イラストをAIに描いてもらうためのプロントを作ってもらったら、結構楽しかったので、究極の使い道を発見した。

ChatGPT4に月20ドル払っているので、何かしら有効な使い道はないかと、あの手この手で遊んでいます。今日は、小説の表紙を描くのを手伝ってもらおう!と思いつきました。

ChatGPTに小説を見せて、AI画像生成プログラムに入力する用の言葉を作ってもらう。機械同士、話が早いでしょう!

というわけで、さっそくわたしの600字で完結する「十六夜サンドイッチ小説」から「果て」をChatGPT4に読ん

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chatGPTが作る未来―ユートピアもディストピアも、使ってみないと見えてこない。

chatGPTが作る未来―ユートピアもディストピアも、使ってみないと見えてこない。

はーい、みなさん、chatGPTで遊んでますか? まあ、あれよね。みんなが盛り上がると「けっ」ってなるよね。わたしはGoogleが出てきたときも、iPhoneが出てきたときも、「けっ」ってなってた側なのですが、今回は飛びついたよ。だってこれ、早く使って遊んでマスターしておかないと、まずい気がする。わたしのゴーストがそう囁くの。

chatGPTは文章生成プログラムで、テキストで質問すると答えてくれ

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わたしにしか書けないものは、書いた後に見つかるのかもしれない。

わたしにしか書けないものは、書いた後に見つかるのかもしれない。

写真教室で手だけ出演した写真も面白いよと教えてもらったので、おもちと手のコラボをしてみたら、お気に入りの写真が撮れた。おもちの人間大好きっぷりが表せた。(写真教室の話はこちら)

この写真はわたしにしか撮れない写真だ。技術の話ではまったくなく、おもちと常に一緒にいて、しかもカメラに興味があったから撮れた写真。写真教室でみんなで同じものを撮っても全然違う写真になるのが面白かったけど、そのあとインスタ

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趣味の種をまく

趣味の種をまく

月に1度、カメラ教室に通っている。仕事で一緒になったカメラマンの松村シナさんがもう10年以上も京都で開いている教室で、シナさんと出会ったときが6回で1ターンの教室がちょうど始まるタイミングだった。

カメラは昔いろいろ遊んでたけれど、設定をいじるということを1つも覚えなかったので、飽きてしまっていた。別にコンクールに出すわけでもプロになるわけでもないし好きに撮ればいいし、習う必要なんかない…と勝手

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2022年の仕事と創作を振り返る

2022年の仕事と創作を振り返る

記憶が人を形成する。ということは、忘れていることをときどき拾い上げて思い出していったほうが成長できるんじゃないだろうか。去年振り返り日記を書いたのが今年の励みになったので、また今年もやってみようと思います。

書籍◆『ゲノムに聞け 最先端のウイルスとワクチンの科学』中村祐輔・著 (文春新書)

2022/3/18発売。科学図版のディレクションでお手伝いしました。わたしがラフを描いて、いつもお世話に

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