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中学生の娘、小学生の息子の二児のママです。息子が不登校になったのを機に、専業主婦になり…

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中学生の娘、小学生の息子の二児のママです。息子が不登校になったのを機に、専業主婦になりました。 6年間、不登校の中高生を支援する学校で相談員として勤務。公認心理師。いつか、この経験を生かして仕事復帰ができたら…と思いながら、こちらでは当事者、母親としての気持ちを吐き出しています。

最近の記事

新学期15日目。留守番へっちゃら!姉弟アイスクリーム物語。

疲れがMAXの金曜日。息子の目覚ましが鳴り止まないので私が寝室まで止めにいくと、珍しく「もう起きる」と。 今日は娘の中学校の授業参観と学級懇談会があった。いつも帰りは小学校まで車で迎えに行っているけれど、今日はどうしても行けない。 息子に、「分団で歩いて帰ってきて、姉ちゃんが帰ってくるまで留守番もできる?」と聞いてみたところ、あっさり「分かった。それくらいできるし!」との答え。 「えー?」「いややぁ…」なんて言うこともなく。姉とは違って、留守番は意外と平気らしい。分団で帰

    • 子育ての先輩の言葉が身に沁みる。10年後は私もこんなふうに感じるのかな…未来の家族に想いを馳せる。北欧暮らしの道具店のサイトで知った大平一枝さんのエッセイ。言葉がとても優しくて、いつも穏やかな気持ちにさせてくれる。忙しい毎日の息抜きに。https://amzn.to/3UADXCo

      • 新学期14日目。教室の前まで、が今年の登校スタイルになりそう。

        今日は6時間授業だけれど、給食が大好きなソフト麺ミートソースなので、「嫌」もなんだか穏やか。 それでも、一人で行くのは難しいようで、教室まで、が当たり前になりつつある。 今年は「分団で行く」と決めたようだけれど、そういえば「一人で」とは言ってない。 …あ、そうなんですね。 分団で歩いて行っているだけで、もう合格なんですね。 今年から赴任してきた校長先生は、毎朝どこかの通学路に立って、途中から子どもたちと一緒に登校してくれている。息子のおかげで、早速顔見知りに。とても話

        • 新学期13日目。「今日が一番嫌!」と言っていたのに、さっと教室へ入っていく。あ、今日の給食、唐揚げだった。

          週の半ば、水曜日はやっぱり不機嫌。 (昨夜は今季初の蚊の出現によって眠りも浅かったよう。息子の血が一番美味しいみたい。) 涙目にはならなかったけど「今日は嫌や…」と。「今日も、でしょ?」と返すと、怒って「今日が今までで一番嫌なの!!!」と。 子どもって今を生きてるって本当だな…。 河合隼雄の本に続き、心にズン、と響いた本『9月1日母からのバトン』。 生きるって本当はすごくシンプルなんじゃないか、と素直に思えた。 “もったいない”って、日本人にとって当たり前の精神のは

        新学期15日目。留守番へっちゃら!姉弟アイスクリーム物語。

        • 子育ての先輩の言葉が身に沁みる。10年後は私もこんなふうに感じるのかな…未来の家族に想いを馳せる。北欧暮らしの道具店のサイトで知った大平一枝さんのエッセイ。言葉がとても優しくて、いつも穏やかな気持ちにさせてくれる。忙しい毎日の息抜きに。https://amzn.to/3UADXCo

        • 新学期14日目。教室の前まで、が今年の登校スタイルになりそう。

        • 新学期13日目。「今日が一番嫌!」と言っていたのに、さっと教室へ入っていく。あ、今日の給食、唐揚げだった。

          新学期12日目。「教室まで!」4時間授業だろうが、給食がおいしそうだろうが、関係ない。

          今日は下校時刻が早い。給食も美味しそう。息子も朝から機嫌が良い。今日は一人で行けるかも?! そんな風に考えながら朝の支度を見守っていたけれど、出発時間が近づくにつれて「なんか鼻が詰まる…眠い…」など言い、表情か曇ってくる。 玄関で「今日は一人で大丈夫そう?」と聞いてみたところ、黙り込む。しばらくすると「…学校…教室まで」と。「今日は4時間だし頑張って一人で行ってみたら?」と返したところ、ちょっと怒って「教室まで!」と。 もう、大丈夫そうなんだけれどなぁ… ちょっと頑張っ

          新学期12日目。「教室まで!」4時間授業だろうが、給食がおいしそうだろうが、関係ない。

          新学期11日目。早速、日直がまわってきた!

          月曜日の朝、やっぱり学校へ行くのを嫌がる。 涙をこらえているようで、目も赤い。 それでも、日直だからと昨夜書いたスピーチの原稿をランドセルに入れたことを確認し、準備をする。(えらい!!でも、ここで何か言うと息子は気持ちが落ちてしまうのでそっと見守る。) 靴を履くのもグズグズするけれど、玄関を開けてしまうとスッと出てくる。(ここまでくると私もほっとする。それまでは緊張の連続。) 今朝は教室まで行こうか、と私から提案。もちろん、息子はうん、とうなずく。(このあたりもいつも迷

          新学期11日目。早速、日直がまわってきた!

          新学期10日目。教室の前で不安そうな顔をしたけれど、ここまでで大丈夫、と一人で入っていった。

          今朝の表情から、今日は大丈夫かなと思ったけれど、分団集合場所に行くと「教室まで…」と言う。 朝の運動になるからいいけどね… 今週一人で行けたのは一回だけだった。 去年までのことを思えば、随分成長しているんだけれど。 でも…もうちょっと頑張ってほしい、挑戦してほしい、というのが本音。 頑張りすぎてポキっと折れてしまうよりは、こんな風にスモールステップを踏んでいくのが息子にはいいのかもしれない。 乳幼児期の頃、のんびり、ゆっくり育ってほしい、って息子には望んでいた。娘はあ

          新学期10日目。教室の前で不安そうな顔をしたけれど、ここまでで大丈夫、と一人で入っていった。

          やっぱり母子登校に落ち着く、新学期9日目。

          今朝は泣かなかったものの「書写が嫌」と言い続け、分団で私も一緒に登校。 もう、誰も私が一緒にいることに疑問に思わないのか?!登校中も同じ分団の子と世間話をし、教室でも、まるで同じクラスメイトのように話しかけられる。 もう、楽しむしかない。 息子はというと、相変わらず「書写が嫌」だのなんだの文句を言い、来週漢字テストがあることにもひどく怒り(周りに気づかれないようにこっそり)、大事なお便りを私に渡し忘れたにもかかわらず「出したし!」と逆ギレ。挙げ句の果てに、書写の教科書を

          やっぱり母子登校に落ち着く、新学期9日目。

          パパと泣きながら歩いて行った、新学期8日目。

          昨夜、雷と大雨が怖くて寝るのが遅くなってしまったため、今朝はぐずるだろうなぁと覚悟していた。 意外にも、いつも通り用意をしていたけれど、玄関を出る5分前から様子がおかしい…。 だんまり、涙、頑なに靴を履かない。 朝ごはんの時からスポーツテストの話題が出て、姉も嫌がっている様子で、それが漠然とした「なんとなく、全部、嫌」につながった模様。 きっと息子の中ではいろいろな葛藤があったのだろう。一度スイッチが入ると、体が動かないよう。言葉も出なくなる。 そんな息子の不穏な感

          パパと泣きながら歩いて行った、新学期8日目。

          息子の不登校の原因ってこれかもしれない、と思った本。新学期7日目、なんとか一人で行けた

          Voicyパーソナリティ尾石晴さんの放送を聴いて、早速読んだ本『「叱らない」が子どもを苦しめる』(藪下遊/髙坂康雅 共著)。 まさしく、ここに書かれていることが息子にも起こっているのかもしれない、と息子の不登校の原因が今になって腑に落ちた。 「思い通りにならない場面」への強烈な拒否感 息子は2歳頃から扱いにくくなった。イヤイヤ期だから仕方ない、そんな時期だ、と思っていたけれど、しつこく泣き続ける息子に、いつの間にか私たち親が息子に合わせて生活していた。息子の機嫌が悪くな

          息子の不登校の原因ってこれかもしれない、と思った本。新学期7日目、なんとか一人で行けた

          やっぱりだめかぁ…新学期6日目、分団集合場所で足が止まる

          朝はいつも通り淡々と準備をし、ランドセルを背負ってヘルメットをかぶり、家族の誰よりも玄関を出る。 それでも、分団集合場所から出発しようとすると、私を見て足が止まってしまう。 「学校まで…(ついてきて)」と。 私の後ろを歩いてついてくる。私が小学校に行くんじゃないのに、何で私が前を歩かなきゃいけないんだろう、と思うとイライラし、つい「一年生の子も1人で歩いて行ってるのに、恥ずかしくないの?」と言ってしまった。 無駄な一言だったのかもしれない。もっと違う言い方もあっただろ

          やっぱりだめかぁ…新学期6日目、分団集合場所で足が止まる

          「今日は大丈夫!」と笑顔で言った新学期5日目

          今朝は起きるなり「土曜日かと思った」と、学校行きたくないアピール。 月曜始まりの新学期、子どもも大人もしんどい… ありがたいことに今日も給食が美味しそうなメニューで(テンションの上がらないメニューでも、帰ってくるといつも「美味しかった!」と言うので、なんだかんだ毎日給食を楽しんでいる模様。)、嫌とは言いながらも用意をする。(学校に予定帳を忘れてきたことを今頃気づく。そして、あまり気にしないというスキルもいつの間に身につけていた。以前は軽く逆ギレして学校行きたくないモード全

          「今日は大丈夫!」と笑顔で言った新学期5日目

          新学期4日目、給食が楽しみで、なんとか行ける

          昨日はあんなに朝学校へ行くのを嫌がったのに、放課後は友達と約束をした、と言ってまた学校へ遊びに行ってしまった。 学校が嫌なわけじゃないのか…? 朝のことを聞くと、下駄箱にたくさん人がいるのが嫌、とのこと。 行ってしまえば平気。 だけど、安心できる家にいる朝は『なんとなく嫌、不安、心配』がたまっていて、これまでは私と2人で歩いて行って、一緒に教室まで行って、朝の会と1時間目を過ごすことでそれらのモヤモヤがだんだん減っていっていたのだろう。 それが新学期になってその儀式がなく

          新学期4日目、給食が楽しみで、なんとか行ける

          一年間の母子登校…終わったと思ったら、新学期3日目にして再開。

          昨年度一年間、毎朝息子と一緒に登校し、1時間目が終わるまで付き添った。 1月に雪が降って以来、歩いて登校するようになり、数回は分団での登下校もした。 本人は、4年生になったら1人で分団登校できる、と通級の先生に伝えていたようで、春休みに夫も私もそれぞれ本人に確認したところ、大丈夫、との返事。 お姉ちゃんは中学生になり、もう一緒に小学校へ行くことはできない。 ハラハラして迎えた新学期。 始業式と昨日は「嫌…」と言いながらも、分団集合場所まで一緒に行くと、さっと並んで1人

          一年間の母子登校…終わったと思ったら、新学期3日目にして再開。

          「なんか、今日は楽しみ」こんな言葉を休み明けの月曜日に聞けるなんて。

          先週の木曜金曜と風邪をひいて学校を休んでいた息子。土日を入れると4連休だった。 月曜日、久しぶりの学校を嫌がると思いきや、「なんか、今日は楽しみ」と。 金曜日の給食の焼きそばが食べられず、とても残念がっていた息子。給食が楽しみなのかと思って聞くと、「いや、別に…」と。 幸い、熱が出ることもなく、軽い風邪の症状で終わった息子にとって、家で過ごすのは退屈だったよう(薬で常に眠そうにはしていたけれど)。お昼ごはんも残り物だったりするしね… 給食が楽しみ。友達と遊ぶのが楽しみ

          「なんか、今日は楽しみ」こんな言葉を休み明けの月曜日に聞けるなんて。

          雪の日の成長

          昨日は大雪で小学校も休校に。 でも、朝起きた時点では警報は出ておらず、「気をつけて登校してください」と町の無線放送。 息子、大泣き。 (勝手にだけれど)こうだと思い込んでいたことがそうではないと知ると、毎回こうなる息子。 結局、15分後には警報が出て自宅待機となり、すぐに上機嫌になったのだけれど。 まだまだ予期せぬことには弱い息子。 こうなったときに、私自身もまだどっしり構えられない。つい、ため息が出てしまう… そんな状態だったけれど、家で子どもたちと一緒に過ごした一

          雪の日の成長