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KATARAの小説

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KATARAのオリジナル小説です。いずれもKindle本で販売中。ぜひ試し読みをどうぞ。
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#浮気

小説【 dreamers 】15

英理は自室のベッドに転がる。また頭を冷やす。このまま夕飯になれば態度に出る。 私にとって…

KATARA
2年前

小説【 dreamers 】14

「唐揚げとサラダと、あといくつか」 恭子は食器棚から皿を出す。唐揚げは揚げたてで湯気を上…

KATARA
2年前
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小説【 dreamers 】13

放課後英理はひとりで買い物に行き服を買った。今まで着たことがないデザイン、大人っぽい上下…

KATARA
2年前
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小説【 dreamers 】12

自信はなかった。それに、と英理は思う。もし全部がうまく行ったとしても、男が不倫をやめる気…

KATARA
2年前
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小説【 dreamers 】11

密会現場を撮ったら男を尾行して、どこの誰かを突き止める計画。昨日見た男は母と同年代だった…

KATARA
2年前
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小説【 dreamers 】10

翌日登校しても英理は授業に身が入らなかった。真面目にやってるクラスメイトたちが子供に見え…

KATARA
2年前
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小説【 dreamers 】9

英理の父、要が帰ったのは10時半。 帰りはいつもこのぐらいだった。もっと遅い日もある。恭子は風呂に入っていた。英理がダイニングに来ると父は夕飯を自分で温め食べている。着替えるのを面倒がっていつもワイシャツ姿のままだった。 英理はすでにパジャマで寝るところだったが、寝られそうにない。「おかえり」 「ああ、ただいま」 父は冷しゃぶを口に運ぶ。味わう感じはなくただ栄養補給の感じ。これもいつものことだった。見るたびに料理の作り甲斐がない相手、と思う。 「なんだ?」と要は英理

小説【 dreamers 】8

不倫をやめさせるにはどうしたらいいだろう。 ママには直接言えない。パパにも当然言えない。…

KATARA
2年前

小説【 dreamers 】7

ラブホテルに入っていく母を見ても英理は棒立ちだった。大声で呼んだり追いすがったりできなか…

KATARA
2年前
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小説【 dreamers 】4

英理は繁華街を引き返して母を探し、あるカフェの中に見つけた。窓に背を向けて座る母の正面に…

KATARA
2年前
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小説【 dreamers 】3

中間テストの最終日で英理は放課後、学校の女友達3人と遊びに行った。高校は隣りの市にある。…

KATARA
2年前
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