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#009 「日本語教師」、いよいよ国家資格に
◾️「日本語教師」、いよいよ国家資格に
・・・という元気なタイトルをつけましたが、「日本語教育機関認定法」が施行される2024年4月1日に、いきなり国家資格の日本語教師が誕生するわけではありません。下のスケジュール(現時点での最新版)にあるように、「日本語教員登録開始」は令和6年度、ですから今年2024年の「冬頃」ということになります。
それは、国家資格となる登録日本語教員の資格要件が、登録
#008 パブリック・コメント(第2弾)と意見募集
パブリック・コメント、先日の第1弾について書く前に第2弾になってしまいました。
第2弾のパブリック・コメントは、「法律施行令案」と「登録養成等機関の審査基準案」についてで、10月27日(金)15時が締め切り、
意見募集は、「認定機関の教育課程編成指針案」と「養成コアカリキュラム案」についてで、10月17日(火)15時が締め切りです。
こんな風に、コトは容赦無く進んでいます。終わってしまった第1弾は
#007 日本語教育機関認定法施行に向けて
「日本語教育機関認定法」が、2023年6月2日に国会で成立してから1ヶ月半たちました。その間に、2つのワーキンググループと、審議会(文化審議会国語分科会日本語教育小委員会)がすでに1回ずつ開かれ、そこでそれぞれ、法律の下、より具体的な内容が示される政省令案についての論議が始まりました。
◾️「登録実践研修機関及び登録日本語教員養成機関の登録手続き等の検討に関するワーキンググループ」
2023年
#006 徒然なるままにChatGPTやAI考
たとえば電話。
一人一台どころか一家に一台なかった時代に生まれた人は、今のこの状況になるまでを経験しているのだからわかるはず。
なのに、何を恐れているのか。
わからない言葉、昔は辞書で調べなければ意味がわからなかった。けれど、今は、歴史でも料理でも病気でもなんでもかんでも、一人一台(以上)のスマホ一つで、一瞬にしてすべてがわかる。
それを当たり前にしている人が、なぜ手をこまねくのか。
そんな人は
#005 日本語教育機関認定法公布、いよいよここからスタート
■「日本語教育の適正かつ確実な実施を図るための日本語教育機関の認定等に関する法律」公布
衆議院と参議院、それぞれの本会議において採決が行われ可決成立。
天皇陛下の御璽もいただき、2023年5月2日付けで正式に法律として公布されました。
法律名 令和5年法律第41号
公布日 令和5年6月2日
施行日 令和6年4月1日
官報に掲載された内容はこちら、
法律案はこちらです。
列挙された
#004 衆議院文部科学委員会での質疑と採決
■5月10日の委員会の流れ
「日本語教育の適正かつ確実な実施を図るための日本語教育機関の認定等に係る法律案」。2023年5月10日の朝9時から質疑と採決が行われました。
今日のここでは、4時間余りにわたって行われた委員会での法案に関する討論終了後の採決と、付帯決議の動議と採決について、審議の動画の抜粋部分を文字起こししたものを、そのまま下に記します。
■法案の決議
(議長)
これより採決に
#003 衆議院の文部科学委員会での質疑と答弁
■国会で「日本語教育」が話し合われる
「日本語教育の適正かつ確実な実施を図るための日本語教育機関の認定等に係る法律案」。2023年4月26日の朝9時から、休憩をはさんで14時まで、各党議員からの質疑、文科大臣等による答弁が始まりました。
ここからすべての様子が動画で見られます。
国会で、日本語教育、日本語教育機関(日本語学校)、日本語教師という言葉が飛び交っていることに、まず感激、隔世の感です
#002 日本語教育の法案審議が始まりました
■永岡文科大臣による趣旨説明
「日本語教育の適正かつ確実な実施を図るための日本語教育機関の認定等に係る法律案」。2023年4月21日、文部科学委員会の初日、永岡桂子文部科学大臣が提案理由と内容の概要を説明しました。所要時間4分。初日はまずそこまででした。
■提案理由
・日本語教育を受けることを希望する我が国に居住する外国人に対して、その機会が最大限確保されるよう関係省庁の関連施策と有機的に連
#001 これからの日本語教師と日本語教育〜「今、考えていること」のさわり〜
2023年3月23日にしたインターカルト日本語学校の学期末教師会を前に、専任と非常勤すべての教師たちに向けて配信した動画の中で話したことです。下に書いたことはその第二章で、その前に日本語教師の国家資格化について、国会での審議を前に法案の内容の解説をしました。
(動画は事前に視聴、当日までに感想や意見をgoogleフォームに書き込んでもらい、当日はそれをもとに…という反転授業方式でしました。)
コ