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冬休み読書週間 1冊目 「この国は歪んだニュースに溢れている」辛坊治郎著

新年あけましておめでとうございます。
冬休みを迎えるにあたって、何冊か読もうと思い、買い込みました。
その1冊目が、辛坊治郎さんの書かれた新著である「この国は歪んだニュースに溢れている」です。

この本を読むと、いかにこの国のマスコミが役所による情報操作のままにニュースを垂れ流し、それを信じている国民の多い事か。
役所は自分達の利益を一番に考え、それをマスコミに流し、マスコミは自分の頭で碌に考えもせず、あるいは下手に考えて、今後役所との関係を悪くして、情報を流してもらえなくなるのを恐れているのか…
どちらにしろ、国の機関と報道機関総出で、国民を騙しにかかっているのだということが、よく分かる本でした。

少しでも、己の目を醒まさせたい人は一読される事を、大いに奨励したくなる本でした。

内容に関しまして、一部ご紹介しますと…
ちょうど子宮頚がんワクチンに関して、朝日新聞と毎日新聞が大々的な反対の論陣を張り、テレビ等でも、危険であるといった声の大合唱をされて、国による接種が止まる事がありました。
その際、辛坊治郎氏は、報道されている内容が、一部の症例をあたかもたくさん起こっているかの如く報道されていると喝破されました。
氏のご息女が、ちょうど子宮頚がんワクチンを打つ年齢であった事もあり、リスクとメリットを色々な文献を当たられて、メリットの方がはるかに大きいと判断され、ご息女には子宮頚がんワクチンの接種を奨励されたそうです。
その後、子宮頚がんワクチンの接種が再開されましたが、朝日新聞と毎日新聞は、以前の大々的な反ワクチン運動をあたかもしていなかったかの如くの報道姿勢になったとの事です。

自分は新聞を取っていないので、こういったことがあったという事を、ラジオにて知る事になったのですが…新聞社の過去の報道に対して、全く無責任な報道姿勢というのは、戦前戦後から変わらないなと、そんなだから、読者が離れるのではないかと、ちょっと大上段から意見してみました(笑)

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