見出し画像

【組織にいながら、自由に働く。】仲山本、読書感想文、書いてみました。


お久しぶりです、河野です!

最近、出張でようやく読みきれた本があるので、今回はその読書感想文を書こうと思います。


早速ですがタイトルが、

組織にいながら、自由に働く。

仕事の不安が「夢中」に変わる「加減乗除の法則」

というものです。
既にめっちゃ惹かれませんか?w


皆さん、何らかしらの組織に属した経験があるかと思います。そこで夢中に行動できるようになるとしたら面白くないですか?

もちろん全てではなくとも、共感する部分がめっちゃある本じゃないかなと思います!
おすすめです!

著者は楽天大学学長の仲山進也さん。
プロフィールページも載せちゃいますね。


そして、
本読むのが面倒ダナー
って人には、まずこの2つの画像だけでも見ていってほしい!

「働き方の4ステージ」と「フロー図」です。


どうでしょう?
皆さんどこのステージにいましたか?
フロー状態にいましたか?

少しでも気になる部分があったら、ぜひ本も読んでみてください!言ってくれたら無料でお貸ししますのでコメントくださいw

ではでは、読書感想文に入っていきます。

** ・まとめ 〜オススメする理由〜 ・Stage1 「加」 ・Stage2 「減」 ・Stage3 「乗 ・Stage4 「徐」**目次>




まとめ ~オススメする理由~


まず何よりも、
全て仲山さんの実体験で書かれていて共感しやすい


各ステージをどのように仲山さんが遷移してきて、その時にどんな気持ちだったかの記載がされている。そして具体的経験から抽象化されているものを法則としてまとめていて、そのバランスもいいから自分の状況に置き換えやすい

色々悩まれたり失敗された体験も書かれているから、勝手に親近感を感じやすい。各章末にある「今、自分が次のステージへ進むべき状況か?」確認できるチェックリストもそう。言葉の選び方、というよりは流れ方が心地いいですね。


皆さんは、加減乗除でいうとどのステージにいますか?普段の生活で、「不安」でも「退屈」でもなく「フロー状態」にいますか?

定期的に自分の立ち位置を再確認して、自分の現状を考えてみるのは大切です!なぜなら、ステージによってやった方がいいことが真逆になることもあるので!

自分の靴作りの例を振り返ると、

・最初は靴作りのハードルを上げ過ぎていたので「不安」状態が続いて行動できず。

・そこからまず靴教室で難易度を調整することで「フロー状態」へ突入。

・一通りやってみて全体像が見えたり、能力が少しついたことで、フローから落ち始め「退屈」へ入っていく感覚を察知。

・今度は難易度を上げるために、街の靴屋のおじさんは飛び込み営業をして稽古をつけてもらうことで「フロー状態」へ。

・そこから卒業して自分で自宅で一人で作る、としたら急に難易度上がって気持ちがついていかずに「不安」ゾーンへ再突入。

・そんなタイミングでたまたまTwitterで仲間を見つけ、一緒に進めることで難易度調整をすることができ、その仲間と新しい挑戦をするべく「フロー状態」へ突入して今に至る


という感じですね。

さて、皆さんの日常はどんな状況でしょうか?
ぜひ読んで教えてください!


以降は、簡単に各成長ステージで書かれて、印象に残ったワードを書いておきます。ただ、あくまでも自分のステージに合ったことをやることが大切なので、あまり先走って読みすぎない方がいい本ですw

自分もまだ「加」と「減」の間らへんなので、「乗」や「除」は焦らず、軽く読み流してますw



---------------------------------

Stage1 「加」

自由な働き方のOSをインストールする


・RPGでレベル上げをし過ぎると、ボス戦が余裕すぎてつまらない


皆さん、必ず経験したことありますよねwこういう例えが仲山さんです!めっちゃ共感しやすい!

レベル上げが目的じゃないですよね。レベルを上げた先に達成したいものを見失ってはいけない。

そして「できることを増やす」というのは、なんでもレベル99を目指すことではない。「自分の凹凸をハッキリさせるためのベース作り」をすること。

・何故、まずは目の前のことをやってみようと言われるのか


それは自分がまだ加のステージにいるから。そして、世の中には既に違うステージに居る人もいるし、ステージはまだ「加」なのに勝手に前に進もうとして実力が伴ってない人もいる。そりゃTwitter上で話が噛み合わないこともあるよね、という話。

そして、人には「目標達成型」と「展開型」の2タイプある。人生を逆算できる人が凄い人じゃない。単に「目標達成型」の人なだけ。

一方で「展開型」の人は、今を夢中でフロー状態で過ごせれば良い。

更に、実際はもっと色んなタイプの人もいるし、両極な選択肢ではなく、もっと緩やかなグラデーションが当たり前の世の中にしていきたい。

---------------------------------

Stage2 「減」

強みを磨く


・自己中心的利他を目指そう

「やりたい」且つ「得意」=夢中になれること
「利他的」=夢中で居続けられること

ここから1つでも外れるものは辞めよう。
捨てよう。

まずここが自分の中ですっきり腹落ちしない場合は、「加」ステージへ戻りましょう。
はい、私ですねw

それはあなたが悪いわけではなく、まだ別のステージにいるからなだけ。自分のペースでまず自分がやるべきことを1つずつやってみよう。


・「安定」と「不変・不動」は違う

変化が激しい時代だからこそ「変化」が常態。
「安定」と「変化しないこと」をイコールで結びつける考え方をやめてみよう。

その時に基準も「正解一択型」ではなく「OBライン型」へ切り替えてみよう。自分なりのOBラインを引くために、自分の価値観を改めて考えてみることも重要。


・「変人を褒め言葉だと思えるか」が自由な働き方をゲットする分かれ目

早速仕事のメールで社名を名乗るのをやめてみた。特に違和感はない。むしろ自分が、素で付き合えてるような気もする。

確かに洋服は「俺は絶対それ着ないわー」と言われることが嬉しい。被らないから。同じ感覚で仕事にも関わればいいのか。

既得権益を手放し、精神的報酬でモトを取る。お金よりもワクワクする仕事を。

・浮く


Stage2では、さまざまなものを手放して、浮く。自分を軽くして、しがみつかない。でも前提として、「加」のステージで浮けるようになっていることが必要。

そうじゃないと浮くことに疲れてしまうし、沈んでしまう。

---------------------------------


Stage3 「乗」

独創と共創 仲間と遊ぶ


・人によって判断が違う原因


「見えているものが違う」
「価値基準が違う」
「そのどちらも違う」

「全員が正しい」からスタートして、違いの理由をすり合わせらために対話をすることがチームビルディング。

「加」「減」のステージを経ていることでそれぞれの強みが浮かび上がってきている状態。
リモートワークに必要なのも「乗」ステージ。

---------------------------------


Stage4 「除」

何にも縛られない自由な働き方


・自分が提供している本質的な価値は何か


複雑なものは複雑に扱う。ただ、本質を見極め、働きかけはシンプルに。

・小回りを利かせた立ち上げと組織的な運営

持ち帰らずにその場で決断できる方法の模索をすることでスリムに。

-----------------------------------

お読み頂きありがとうございます!
いかがでしたでしょうか?

文中にも書いてみた靴作りに関するnoteとかも連載しているので、もしよかったら覗いていっていただけますと嬉しいです!

Instagram(@kawyut)

Twitter(@HumbleDays)


#熱狂書評 #書評
#読書感想文 #エッセイ
#サラリーマン #ビジネス
#組織 #働き方 #会社員
#推薦図書



この記事が参加している募集

推薦図書

読書感想文

いつもスキやサポートをありがとうございます! 頂いたサポートで皆さんの靴トークを聞きに行きたいです!どんな靴が履いてみたいか、履く以外にもこんな楽しみ方があるよ、などなどぜひ色々教えてください!