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足元も見ると、歩みを進めていることが実感出来る

年を重ねてきたからだろうか、1年が年々短くなっているように感じる。日々を過ごしていたはずが、気づけば"過ぎて"いるような気がした。

ふとこの1年を振り返ってみた。今は当たり前に出来るようになっていること、そういえば去年の今頃はやっと出来る程度だった。

時間内に提供出来るか不安だったから、日々予習とイメトレをしていた。手間のかかる料理の日は焦って余裕をなくす時もあった。食数や翌日の仕込みが多い日は、帰りの電車で爆睡していた。

今は予習しなくても時間内に作れるようになり、他の人のフォローをする余裕がある。手間のかかるメニューも、かかる時間の目安が分かるようになってからは落ち着いて作業出来る。 …電車で寝ることは今でもあるけれど、それくらいはまぁいいや、働いた証としよう。

仕事でよく子ども達を目にするけれど、見ていると日々成長していて1日1日の密度が濃いなぁと感じる。

だっこされていた子が自分の足で歩けるようになり、周りをじっと見ていた子が話せるようになり、あちこち走り回っていた子がごはんの時には皆と一緒に待っていられるようになっている。

笑ったり泣いたり怒ったりしながら、色々なモノを見て触って聞いて、吸収してる。すくすくと育っていく。身体も心もだ。子どもの成長は目まぐるしい。

ただ、速度は違うかもしれないけれど、大人になってからも成長はする。自分で限界を決めない限りはいつまでも成長出来る。

1年経つと、自分の立っている位置は違っている。今まで歩みを進めてきたからだ。

私はまだまだやってしまう時があるけれど、自分を過小評価をしないことや、している自分にまずは気づくこと。自分の歩みに目を向けて認めることって、成長に必要なことじゃないだろうか。

1歩1歩を"たいしたことじゃないから…"と流すより、"頑張った、努力したんだな"と認めてあげよう。