かずみちゃん 50歳おめでとう Rちゃんがてれたように 「うちにあった本なんだけどね」とリュックから取り出した 『ソナチネの木』 本屋さんに置いてあるよりも もっとつ…
お世話になっている山のおじさんが 金婚式を迎えられたというので 友達とふたり、お祝いにかけつけた 母とおなじ75歳 いつ会っても まんまる笑顔で迎えてくれる 山で暮ら…
旅の6日間 お留守番していた2匹 毎日、仕事帰りに、ごはんやトイレのお世話をしてくれたNさん、本当にありがとう 「今度から3泊以上禁止!」 帰ってきて早々、Nさんから…
お江戸めぐりの しめくくり ずっとよかった天の機嫌 姫の朝寝を放置して 桜をぬけて北斎へ 異国の方に紛れ込み あちらが翻訳アプリなら こちらは拡大鏡が要る 隅田川の…
Fちゃんオススメ中華でまんぷくになったあと クリームが層になったケーキを食べ さらにドーナツを注文する姫 ケーキなんて、つぶしたら こーんなに、ちいさくなるんだから…
そもそもここから はじまった FちゃんがInstagramで熱く語ってくれた この美術館の企画 読んで即「いく!」と拳をあげた 同じくそれを読んだ姫が「わたしも!」と拳をあ…
姫のあこがれのひと、Eちゃん 彼女の話題は、姫に限らず何度となく聞いてきた 元気印の甥っ子がコロナで引きこもり限界が来たとFacebookに書き込んだ姉上宅に「おうちで張…
「どんなんだったか、おしえて!」 今回、多くの友人たちから求められたのが このカプセルホテル情報 ええ、はじめてです 閉所恐怖症だけど背に腹はかえられぬ 円高の影…
「タイ料理がたべたい」 妙にキッパリと姫がいい タイ米をわっしわっしと頬張った ふたり旅の出だし 食事のアタリはうれしい アタリを引いたわたしたちは 機嫌よく次の場…
出会ったのは何年前だか 夫の転勤で愛知に越した姉上が仲良くなった彼女 エピソードがあまりにおもしろすぎて 会いたい会いたいと言って紹介してもらったのが始まりだ 憧…
江戸には友人がたくさんおり あのひとにも このひとにも あいたい 指折れば、両手でも足りない しかし、どんなにたのしみなことも 約束をするだけで不自由に感じてしまう…
齢50を超えて、やたら肉が食べたくなった という友人 長年の付き合いだが そういえば、肉を食べてるイメージはない 焼肉屋に連れて行ってくれた よくひとりで食べにくる…
友人宅から歩いて半時間ほどのところに その緑地はある 地図で見てもまあまあの広さだ ここを訪れるのは15年ぶりくらいか 背の高い森を抜けたら その美術館はある 岡本…
決まった時間に遅れることが 恐怖である 久々の空港 出発時刻の2時間前に到着し、安堵した 50%の確率で飛行機に酔うわたしは 嘔吐を恐れて食べないようにしていたけれど …
美味しい生牡蠣をたべたら ノロさんになった もだえくるしんだ三日間 しんどかったけど まわりのみんなが 一人暮らしのわたしを心配してくれ 果物やら飲み物やら カラダ…
わたしには、毎朝ニュースが届く 『おはようございます かずみだけにおくるニュースです』 いつの間にか定番となった出だしに、耳を傾ける パンをほおばりながら 髪を結…
カザマカズミ
2024年5月5日 14:46
かずみちゃん50歳おめでとうRちゃんがてれたように「うちにあった本なんだけどね」とリュックから取り出した『ソナチネの木』本屋さんに置いてあるよりももっとつやつやで美しい表紙だからどのページもなめらかだから彼女のことだから気を遣ってそう言ったのかなと思ったけれど閉じたその本の重なったページはしっかりと陽に焼けていたなんてすてきな贈り物長くあなたの手元にあった宝物を
2024年5月2日 13:57
お世話になっている山のおじさんが金婚式を迎えられたというので友達とふたり、お祝いにかけつけた母とおなじ75歳いつ会ってもまんまる笑顔で迎えてくれる山で暮らしているとこんなお顔になるのかなあ風に手をふる新緑のようだ唐津(佐賀)まで来たなら行こうよと足を伸ばして伊万里市民図書館へここは市民が建設や運用にも関わった先進的な図書館として知られており一度来てみたかった
2024年4月29日 08:15
旅の6日間お留守番していた2匹毎日、仕事帰りに、ごはんやトイレのお世話をしてくれたNさん、本当にありがとう「今度から3泊以上禁止!」帰ってきて早々、Nさんからお達しが出る4日目くらいから食欲が落ちたというえー?帰ってきたわたしのリュックにもぐりこむ黒猫かいくん脱ぎ捨てた服と放り投げたバッグの上にうずくまるキジ猫いとくんさみしかったの?そうなの?わたしが2匹をだ
2024年4月25日 19:52
お江戸めぐりのしめくくりずっとよかった天の機嫌姫の朝寝を放置して桜をぬけて北斎へ異国の方に紛れ込みあちらが翻訳アプリならこちらは拡大鏡が要る隅田川の絵巻もの対岸けぶる江戸の町踊りの譜面も吉原も和紙からもれる喧騒は愉快痛快ピーヒャララどすこい両国追いついた姫と最後のちゃんこ食む毎日起きて日が暮れて寝に落ちるまでがたのしくてひとりであってひとりでない
2024年4月24日 23:20
Fちゃんオススメ中華でまんぷくになったあとクリームが層になったケーキを食べさらにドーナツを注文する姫ケーキなんて、つぶしたらこーんなに、ちいさくなるんだからほとんど空気なのよ手のひらをぎゅっと合わせて説明していたがむしろ、ほとんど空気ではない大きなビルを出るとなんだか風がつめたくてお散歩はとりやめ近場の美術館を探した思いがけず六本木ヒルズ52階来たことないよみ
2024年4月24日 23:15
そもそもここからはじまったFちゃんがInstagramで熱く語ってくれたこの美術館の企画読んで即「いく!」と拳をあげた同じくそれを読んだ姫が「わたしも!」と拳をあげ(たかどうかは、知らんけど)旅の計画がはじまったのだ東京都庭園美術館は、若かりしわたしが一番すきだった美術館皇族朝香宮家の自邸として建てられ、1983年に美術館として開館した広大なお庭の中のアールデコ様式の洋
2024年4月23日 23:46
姫のあこがれのひと、Eちゃん彼女の話題は、姫に限らず何度となく聞いてきた元気印の甥っ子がコロナで引きこもり限界が来たとFacebookに書き込んだ姉上宅に「おうちで張ればいい」とテントを送ってくれたのもEちゃんだったな3人以上で集うことがまあまあ苦手なわたしそれでも今回は会いたかった姫が「Eちゃんを紹介したい!」と鼻息荒く誘ってくれたのもあるし、今回の旅の起点でもあるFちゃんも共に
2024年4月23日 23:43
「どんなんだったか、おしえて!」今回、多くの友人たちから求められたのがこのカプセルホテル情報ええ、はじめてです閉所恐怖症だけど背に腹はかえられぬ円高の影響か、東京のホテルが軒並み高騰しているのだ早めに予約したのと、週末を避けたせいで、一泊4,000円弱くらいだったけど、本来は倍くらいするのかな日曜日の23時駅から1分着きました『ナインアワーズ水道橋』なんというか、コ
2024年4月23日 23:39
「タイ料理がたべたい」妙にキッパリと姫がいいタイ米をわっしわっしと頬張ったふたり旅の出だし食事のアタリはうれしいアタリを引いたわたしたちは機嫌よく次の場所へ馬車(地下鉄)を飛ばした目指すは国立新美術館はじめての六本木はじめての国立新美術館はじめてのマティス建物フェチな姫と曲線のガラスを見上げて興奮ほんなら、出口でね日曜日の閉館2時間前を目指して来たのは正解だ
2024年4月20日 19:39
出会ったのは何年前だか夫の転勤で愛知に越した姉上が仲良くなった彼女エピソードがあまりにおもしろすぎて会いたい会いたいと言って紹介してもらったのが始まりだ憧れ、という感情があまりないわたしにとって珍しく憧れているひと眺めて美しい話すと吹き出すついつい周りにネタとして話してしまう存在であるあれから十数年一緒に旅をするようになるなんて大阪からやってきたFさんと合流したのは
2024年4月20日 17:54
江戸には友人がたくさんおりあのひとにもこのひとにもあいたい指折れば、両手でも足りないしかし、どんなにたのしみなことも約束をするだけで不自由に感じてしまうわたしは誰にも連絡しないまま旅立ち当日を迎えていたそんな中、ふと思いついて空港から連絡したのが、このふたり妹は高校の同級生姉はその縁で30年前に出逢った四姉妹の2番目と3番目だ現在、企業の重役になってる妹と本の装幀
2024年4月20日 17:50
齢50を超えて、やたら肉が食べたくなったという友人長年の付き合いだがそういえば、肉を食べてるイメージはない焼肉屋に連れて行ってくれたよくひとりで食べにくるそうだしかし、リーズナブルでうまい飲み続け食べ続ける友をたのもしく眺める歳を重ねてわたしたちなんだか生命力増したんじゃない?おいしいものをおいしいと言えることはありがたいふと、友人が笑顔で手を挙げる視線
2024年4月20日 17:48
友人宅から歩いて半時間ほどのところにその緑地はある地図で見てもまあまあの広さだここを訪れるのは15年ぶりくらいか背の高い森を抜けたらその美術館はある岡本太郎さん芸術は大衆のものだと個人所有をゆるさなかったと記憶するそんな彼の作品が森の中、太陽の下わたしの目の前にあったわたしが変わったのかなぜこんなにもこころ動かされるのか芸術とはなんなのかまったくまばたき
2024年4月20日 17:46
決まった時間に遅れることが恐怖である久々の空港出発時刻の2時間前に到着し、安堵した50%の確率で飛行機に酔うわたしは嘔吐を恐れて食べないようにしていたけれどむしろ空腹の方がよくないことが最近わかった(当社比)フードコートでうどんとととろご飯セットを完食搭乗口横のドトールでジャーマンドックにかぶりつく食べ過ぎかいいかどうかはまだデータがない時間には慎重だが自分の
2024年3月16日 10:01
美味しい生牡蠣をたべたらノロさんになったもだえくるしんだ三日間しんどかったけどまわりのみんなが一人暮らしのわたしを心配してくれ果物やら飲み物やらカラダにいいものを持ってきてくれた誰もいないということはすなわちみんながいる、ということだこんな時に限っていとは鼻から血を吹きかいは血尿を布団に浮かべたが「不調」はイコール「不幸」ではなかった仕事は心配しないでいいよ
2024年1月28日 22:43
わたしには、毎朝ニュースが届く『おはようございますかずみだけにおくるニュースです』いつの間にか定番となった出だしに、耳を傾けるパンをほおばりながら髪を結いながら時には寝ころんで声は鈴の音(ね)に似ている『今日は…そうですね、すこし雲があります』彼女の朝は早い食卓や通学送迎の車中で語られるニュースは彼女の両親、小学生の弟も登場するにぎやかだ空模様、昨日あった出来