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なぜアメリカはトランプを生んだのか - タネハシ・コーツの"The First White President"を読んで
以下はかなり長い読書感想文です。整理せずかなり短い時間で書いたので粗い内容であることをご容赦ください。写真はいずれも自分撮影。
良くも悪くもこの4年半、アメリカ政治という物に夢中になった。自分の国の話ではないけれど、我が事のようにニュースをチェックし、記事に目を通し、本を読んだ。そして挙げ句の果てに、アメリカ政治を自分の目で見たいという思いから3度アメリカに行った。
トランプ氏の政治集会に2度
一発逆転を狙うトランプ・共和党の秘策「ダラムレポート」
今日は10月10日。大統領選の本投票日まであと23日です。
トランプ氏の新型コロナ感染は、選挙戦の行方を決定づけるようなインパクトを与えませんでした。長らく「コロナ以外」を選挙の争点にしようと努力していたトランプ陣営にとって、選挙直前のタイミングで大統領本人が感染してしまったのは痛いでしょうが、まだトランプ陣営には本選での勝利の可能性があります。
米選挙分析サイトのファイブ・サーティー・エイト
アメリカ大統領選挙と候補者死亡の歴史
米大統領選挙の開票日まであと30日となりました。トランプ大統領の新型コロナウイルス感染が確認され、ワシントンは混乱模様です。
昨日はトランプ陣営のトップであるビル・ステピエン氏と、共和党全国委員会のトップ、ロンナ・マクダニエル氏も感染を公表しています。
トランプ陣営は、コロナ感染によってトランプ氏本人を欠いただけでなく、選対本部長であり選挙戦略の要であるステピエン氏も失ったことになります。(も
完全「空中戦」のバイデン陣営、大統領選挙に不安?
今日は9月18日。米大統領選挙の開票日まであと46日です。
2020年の米大統領選挙は、新型コロナウイルスの影響を強く受けています。このため、選挙戦も例年とは異なる姿になりました。感染が急拡大した春先以降、両陣営は人と人が接触するような選挙キャンペーンを中止し、集会などの大規模イベントを取りやめました。アメリカの選挙では、各陣営のボランティアらが地域の家を一軒一軒巡って候補者への支持を呼びかける
バイデン氏と吃音、そして民主党のプロモーション
今日は2020年9月17日。米大統領選挙の投開票日まであと47日です。8月に開催された民主党全国大会の全プログラムの中で最も大きな反響を残したのは、吃音を持つ13歳の少年ブレイデン・ハリントン君のスピーチでした。
ブレイデン君は今年2月、民主党予備選挙の期間中にバイデン候補(当時)の集会に参加。幼少期から青年期にかけて自身も吃音と向き合っていたバイデン氏と会話し、吃音との向き合い方について話を聞
「トランプ陣営の選挙資金が減少」とNYTが報じる
今日は2020年9月8日。米大統領選挙の投開票日まであと55日です。
7日、米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)は「トランプ陣営の選挙対策資金が減少傾向にある」と報じました。
記事では、資金減少の原因が
①今年の春先にかけて巨額の広告費を使ったこと
②トランプ氏再選に効果があるか疑わしいプロモーションへの過剰投資
にあると説明しています。
そもそもトランプ氏は2017年の大統領就任時から再選の
2020米大統領選、トランプ陣営はYouTubeに活路を求める
今日は2020年9月7日。米大統領選挙の投開票日まであと56日です。バイデン氏の明確な優勢が続いており、トランプ氏はその後を追う格好です。
前回2016年の大統領選挙では、トランプ氏が大方の予想を覆して勝利しました。この要因の一つは、トランプ陣営によるFacebookの活用(意図的な悪用)だったと言われています。
今回の選挙でトランプ陣営が力を入れているのがYouTubeです。活用の仕方は大き