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20240327_戦争の段階とテロについて考えたこと_ゲームチェンジの世界史_紹介と感想45

はじめに

こんにちは、Keiです。

 今まで私にとって"元気が出た"と思ったコンテンツや"役に立つかもな"と思ったコンテンツや考え方を紹介してきました。今回も良い人生にするために"役に立つかもな"と思った考え方を紹介していきます。

参考書

この度、参考にした本は
『ゲームチェンジの世界史』神野正史
です。

内容と感想

 前回の記事では"歴史から学ぶこと"までの部分を読んで感じた事を書きました。

 今回の記事では"戦争の第6段階「テロ」"までの部分を読んで感じた事を書いていきます。

内容

 二度目の総力戦である"第二次世界大戦"で核兵器を開発したことにより、戦争の段階が進み、第5段階である"冷戦"の時代になった。核兵器が使えないため、他の兵器の開発競争が続いた。
 1991年にソ連が倒れたことで米ソ二強時代から米国一強時代に変化し、戦争の段階も更に一段階進むことになった。正面からアメリカに戦争を仕掛けて勝てる国はなくなったが、アメリカに対する不満がなくなったわけではなかったため、新しい戦争の形態として第6段階である"テロ"の時代になった。テロは"卑怯"でも何でもない、戦争の1つの在り方。

感想

 総力戦以降の戦争の段階について学ぶことができる良い機会になりました。段階が進むごとに間隔が短くなっている点は興味深いと思いました。
 一強の時代になり、まともな戦い方で対抗できる者がいなくなると特殊な戦い方で挑むようになるという点は学びになりました。本の中ではナポレオン全盛時代のイベリア半島戦争(スペインの非正規軍によるゲリラ戦)の例も出しながら解説されていて分かりやすいと思いました。強者側の考え方では"卑怯"という言葉が使われるかもしれませんが、弱者側からするとまともに戦えないため、他に選択肢がないという点もあると思います。また"相手の強い部分を避け、弱い部分に自分の強い部分で戦う"という兵法の原則的にも普通のことだと感じました。ゲリラ戦もテロも弱者側が使うことができる限られた手段の中の1つの戦い方だという点は覚えておけると良いと思いました。
 個人の生き方としても、"不得意な人が多くてかつ自分が得意な分野"や"多くの人が弱みとすることで、自分の強みを活かせる分野"を選択することができると自分の良さを最大限発揮できるような気がします。戦う前にどのような分野で戦うかという視点をもつことは大事だと思いました。

最後に

 他人が苦手とし、自分が得意とすることを選択することで自分の良さを最大限発揮できるようになると思います。充実度の高い人生にするために、意識できると良いと思いました。
 自分の強みや得意な点を活かし、良さを最大限発揮できる人生を過ごしていきましょう!

 どなたかの参考になれば幸いです。

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