「過剰適応」の原因は「アダルトチルドレン」。家族も家も失った先に見えたもの。
noteの更新が1年以上も空いてしまった。
まぁ仕方ない。
2022年7月に離婚して実家で療養。
そして12月、なかなか元に戻らず、予測が立てられない僕に両親ともに限界が来たようで、父の抑圧とその抑圧から来る母の遮断行動と夜中の鬱ラインに辟易として元旦に実家を出たのだ。
そこからしばらく寝には帰るものの口を聞かずに過ごし、2月からはほぼ帰らないように。
そして3月。ついに実家にあった荷物をすべて整理し、流浪生活がはじまった。
実家療養で気づいた抑圧された環境
2020年に仕事による適応障害と診断されて、1年以上働けずに居たのに改善されなくて、これはなにか違うと心療科を変えて生い立ちから振り返ったところ、40代にしてようやく自分が過酷な環境に居たことがわかりました。
さすがに母もうつ病をやっているし、理解をもって受け入れてくれるだろうと思っていたのですが、やはり居心地の悪さは変わらず。
結局ずっと抑圧され続けて、人の顔色ばかりを伺って生きてきたので、そんなことまで気にするってくらいまで気にするようになってしまい、考えてないときがない。ずーっと頭がぐるぐる回っている感じ。
なにかするにしてもすべてに対して齟齬が生じないように(そんなことはありえないんだけれども)と考えて、でうまくいかなくて落ち込んでしまう。
仮にうまく行ったとしても「ああしておけばよかった」「もっとこうしておけばよかったのに」と考えてしまう。
だからずっとしんどい。
結局は抑圧され続けてきたからそうなってしまったし、現在進行形でそうなのだ。
かと言って親を責められない理由
じゃあ親を責めりゃいいんだけれども、それもできない。
なぜなら親も同じように抑圧されてきたからだ。
父の母はあきらかにキツい物言いする人だったし、母の父は晩年こそ人との交流で丸くなったものの、かなりキツい人だった。
結局は2人とも自分と同じ経験をしているのだ。
そう考えるとなにも言えなくなる。
じゃあなにも言わないのはいいことなのか?
幼少期から父の理不尽な振る舞いについて、母から愚痴ともとれる話をよく聞いていた。
父の抑圧、抑圧から来る母の愚痴。結局子供が親をケア(ケアテイカー→結果イネイブラー)しているのだ。
だからぼくは無理に家の雰囲気を明るくしようとしたり(ピエロ)、
兄として難聴の妹のためしっかりしなきゃいけないと思ったり(ヒーロー)してきました。
いま書いてるだけでもしんどくなりますね…。
母がうつ病になったときも、病院連れていったのは私でしたし。
結果私が居なければ家族は成り立っていなかったと思っています。
ただ、これらのことが蓄積されて自分に自信が持てず、それでもなにも言わずに当たり前のようにいろいろやってました。
だからいろいろできちゃう。無理してたのにできちゃう。
だから破綻したんだと思っています。
結果なにも言わないのは良くない。
「しんどい」「無理」は言えたほうがいいと思いますが、それがわかっていても言えない。
適応障害になることで、40年近くかかってようやく悲鳴をあげられたのかもしれません。
「大事だと思っていたもの」って本当に「大事なもの」だった?
適応障害になって「無理」ってなったタイミングで仕事を失い、収入が得られなくなったので離婚。家族も失いました。
離婚して実家に戻りましたが、そこでも受け入れてもらえず。
結局自分が大事だと思っていたものをすべて失いました。
でも今ちょっと思っているのは「大事だと思っていたもの」って本当に「大事なもの」だったかということ。
自分が無理をしないと生きていけないところが本当に大事なところなのでしょうか?
たとえそれが家族だったとしても無理をしないといけないなら大事ではないと私は思います。
「家族が大事」私もそう思って生きてきました。
愛されて育ってきたならまちがいありません。
でも愛されてもない、ただ親の機嫌を子供がとらないといけない家族は子供にとってはしんどさしかありません。
しかも40歳過ぎて心身おかしくなってからこのことに気づいた。
気づけてよかったですけど、「いまかよ!」って思いも少なからずあります。
「無理していた自分を基準にされているから、受け入れてもらえない。それがたまたま親しい人だった。それだけのことだ」と思うようにしています。
これからは自分のために生きる
結局家族は私にとって大事なものではありませんでした。辛いですけど。
でももう仕方ないので、いままでしんどかった自分を開放してやりたいなと思っています。
家族も家もお金も失い、あるのは借金と最悪手持ちがなくなっても生きていけるキャンプ用品だけ。
もうひとりだし、土曜日に娘と遊ぶのに帰る以外はやりたいようにやりゃいいわと思ってます。
なんかYouTubeとかブログとかで発信もしたいですね。
とにかく自分を癒やして1日1日生き延びていけたらいいなと思っています。
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