ニュースをみていたら、神奈川県横浜市において塗装・リフォーム会社の社長が逮捕されていた。「屋根が壊れている」といったトークを巧みに使い、飛込み営業で不要な工事をさせていたという内容の事件。

40代の若い世代もターゲットにした事で、「不安を煽って契約」をする手法は通用せずに事件が発覚したのだろうか、、、

東京・神奈川を中心に約600件の契約を結び、約8億5000万円の利益を得ていたそう。
近年、このような事件は増えてきており行政や自治体も注意喚起をおこなっている。

手法については、「不安を煽る・指摘する」といった流れで至ってシンプルなため、若い世代は飛び込み営業を屋根に登らせないでしょう。

しかし、、
高齢者にとっては「近所の〇〇さん家も工事」しているなら安心といったように「周りもやっているから安心・安全」と安易に思い込んでしまう傾向が強い。

オレオレ詐欺と同様に、子供たちや親族または近隣住民や近隣の企業で助け合う流れを作っていきたいと思っています。

飛び込み営業は、即決(その場で、申込または契約)を基本としているので、子供たちや親族が気づかないうちに塗装・リフォーム会社へお金を支払ってしまっているといったケースも珍しくはない。
常日頃から、周囲の人達の意識や行動が重要ではないか、、、

リフォーム工事の相談件数は「5年間で約3倍」

超高齢社会・核家族問題により、高齢者を狙った事件は今後も増え続けていくでしょう。

では、対策方法はあるのだろうか？
⚫︎常に子供たちから気にかけ、高齢の親とのコミュニケーションを取ること
⚫︎子供たちのみだと難しい場合には、まわりの親族にも相談や助けを求めてみること
⚫︎社会福祉協議会に相談してみること
⚫︎地域包括支援センターに「高齢の親」の今後について相談をしておくこと
⚫︎地域の方や福祉・介護事業者から安心できる業者や相談先を聞いてみること
⚫︎同居、施設入所、老後生活のプランを親子間で話し合っていくこと　

子世代は日々の生活が忙しく、親の顔を見に来ることも頻繁には出来ない、、心配だし頭では分かっているのだが、、と悩まれている方も多いように思います。

遠方に住んでいる方は大変だとは思う。
しかし、親のことを気にかけてくれる人や相談できる相手を作っておくことが重要です。
孤立・孤独にさせないためにも、、、

立川市・国分寺市に関しては、50年以上前に再開発されたベッドタウンであり高齢化が進んでいます。

私も住んでいる当事者として、環境も良く住みやすい地域ではあるが、高齢化は着実に進んでいると感じている。さらに、近所の一戸建て住宅街では「高齢者の一人住まい」が増えており、塗装・リフォームの飛び込み営業も頻繁に来ています。

住宅業界に従事し25年目になる私でも、知らない・聞いたこともない会社（最近では県外から）が多い。
しかも、「どの家が高齢者1人暮らしなのか？」など、チェックをされています。
私も長く営業をやっていたので、まわっている営業の動きをみて手に取るように分かる。

このnoteブログを見て、実家が立川市・国分寺市周辺で、お困りの方は気軽にご相談ください。次回の「小地域ケア会議」にも参加するので、地域の皆さまにも情報提供していきたいと思っています。

引き続き、住宅業界の現場視点で書いていきます！

～～　企業情報　～～
社名:株式会社bluebird
住所:東京都立川市若葉町1-17-1
メール: susaki@bluebird-akiya.com

築56年の空き家・空き店舗を職人と一緒になって作り上げたオフィス兼アトリエ。
画家の妻と夫婦でシェアをしています。

<業務内容>
⚫︎古家・土地の売却(処分)による調査及び査定業務
⚫︎介護保険を利用したバリアフリー工事の相談/住宅改修工事
⚫︎外装リフォーム（屋根・外壁塗装、防水工事など）
⚫︎相続対策、ライフプランの相談
⚫︎不動産会社・リフォーム会社の見積もり精査及び選定の相談
⚫︎工事トラブルや境界問題など、住まいに関する相談業務全般
⚫︎地域コミュニティにおいて「住まいの活用方法」の勉強会

<エリア>
東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県(応相談)
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