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「分岐点」は訪れるのか?

この「note」には、「本を読む」という方が一般平均以上にいると思うのですが、それぞれ「紙媒体派」と「電子書籍派」に分かれるのではないでしょうか?

…「○○派」なんてつけてしまいましたが、シチュエーションによって使い分ける方もいるでしょうし、手元に置いておきたい本のみを紙媒体で購入される方もいることでしょう。

ちなみに私は、「紙媒体オンリー(派)」です。

今回はその理由と、現在、絶賛大掃除中なので、「いずれ処分する日が来るのかなぁ…」と思いつつ、その日が訪れることはあるのか?という話を書いていこうと思います。

本を購入する理由は、人によっては「読む」という行為以外の理由付けもあるという話にもつながるので、最後までお付き合いいただけると幸いです。

ブックストア・書店・本

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現在の本の購入経路はネットが主流に…。

インターネットの普及や、日本の「雑誌文化」ともいえる出版業界の構造等の諸問題により、いわゆる「街の本屋さん」の数は、1990年代末2万3000店存在していたが、2019年5月時点では1万1446店に減少したというデータがあります(アルメディア調べによる)。

雑誌文化」と書いたのは、実は上記のデータには、「コンビニやドラッグストアの雑誌コーナー」も含まれているからであり、「街の本屋さん」というカウントでいえば、すでに1万店を下回っています。

もっとも、私はこの状況をとやかく言うつもりはありません。

消費者がどのような購入ルートを選択するかは、各個人の自由なのですから。

ここからは、以上の事を踏まえた上で、個人的な考えとして読んでいただきたいと思います。

ギフト・書籍・梱包

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私の本との付き合い方

確認しておきたいのですが、私は「紙媒体オンリー」ではありますが、「書店派」ではありません

普通にネットで購入しますし、割合的には書店での購入数より多いかもしれません。

ネット購入の利点は、「欲しい本が確実に手に入ること」だと思います。

街の本屋さん」では抱えられる在庫数に限りがあるので、売れ筋商品では無かったり、専門性が高くて購入層が限られているような本は、あまり置かれていなかったりします。

それでも私が、わざわざ書店に赴く理由は、「私を選んでくれる本」と出逢うためです。

普通に考えれば、「消費者(ヒト)が本を選ぶ」ですよね?

ですが、書店に通うのが好きな人は、「本との出逢い」を期待しているのだと思いますし、少なくとも、はそのような気持ちで足を運びます。

からではなく、本からの呼びかけで出逢ったは、いつも新たな道を私に示してくれます。

女性・読書・腕時計

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縁は手放せない…。

人生を変える本」に出逢うと、本との接し方が変わります。

5,6年前までの私は、マンガ以外の本を買うことはでしたし、読み終われば売ったり捨てたりしていました。

ですが、「縁のある本」が増えるほどに、手放せない本も増えていきました。

…まあ、その結果、「積読」状態で部屋中に本が積んであるのですが…(笑)。

私の部屋にある本は「ビジネス書・自己啓発書」と呼ばれるジャンルがほとんどなのですが、これが結構、大学でのレポート「note」での投稿に役立っています。

検索したい内容によっては、ネットよりすぐ横に積んである本を手に取った方が早いことも多いですね。

マンガの名作「キャプテン翼」の主人公、大空翼クンが「ボールは友達」なら、私にとっては「本は友達」なのです。

女性・リラクゼーション・マーガレット

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本は、「ステータス・シンボル」…なのだと思う。

ステータスシンボル」とは、目に見えて認識できる「社会的地位」の外的な表示物である。自身はどのような地位にいるのかということを象徴するような所持品のこと(Wikipediaより引用)

私は「実績」という「社会的地位」がないことが潜在的なコンプレックスとしてあるのだと思います。

この「note」でも、プロフィール文にそれぞれの「肩書」であったり「実績」という「社会的地位」を載せている方が多いことと思います。

それは、間違っても「誇示したい」というコトではなく、「信用の証」になるからです。

信用・信頼」というのは、人間社会において、ある意味、お金以上に価値のあるモノです。

実績がない」ということは、「社会的価値(信用)がない」と、ほぼ等しいです。

ですから、私は「本という所持品の数」で、社会的価値脆い自己肯定感を補おうとしているのだと思うのです。

女性・古い本・抱える・マニキュア

いつか、その日のために…。

紙媒体の本」は、嵩張りますし、劣化もします。

お金持ちではないので「書庫」や「書斎」は無理でしょうから、いつかは多くの本を手放すことになるでしょう。

その時は、「電子書籍」として買い替えてもいいでしょうし、暗記するほど覚えているのであれば、残す必要もないでしょう。

ですが、「ステータス・シンボル」という象徴としての所有欲は、手放している自分でありたいと思います。

「出逢ってくれて、ありがとう。」

「…でも、もう大丈夫だよ。」

他人事のようですが、そんな分岐点となる日を私は目指して、今日も本と生きています

最後までお読みいただきありがとうございました。

今回の投稿は以上です。

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