キックオフNZ

キックオフNZ は、NZのロトルアにオフィスのある、2003年設立の現地無料留学エージ…

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キックオフNZ は、NZのロトルアにオフィスのある、2003年設立の現地無料留学エージェントです。ウエブサイト( kickoffnz.co.nz )で平日毎日更新しているダイレクターブログをより掘り下げた内容を書いていこうと思います。

マガジン

  • シリーズ・留学を考える

    ここでもう一度、留学って一体何なのか、ということを、シリーズで書いてみようと思います。 留学って、多くの人が抱いているイメージ通りのものなのか? 留学を考えるだけで、何かが変わるのか? 留学を決断し、留学をして、留学を終えると、一体何が変わるのか? 留学に興味がなく、人生で一度も留学をしない人たちと、留学をした人は何が違うのか? 実際の留学生活はどんなものなのか? 今までにどんな留学生がいたのか? などについて書いていきます。

記事一覧

Respect とFairnessがとても大切

このブログでも何度か書いたけれど、弊社ではRespect とFairness はとても大切だと考えている。 特に中学高校留学生たちを現地でサポートしていくときには、この二つは常…

キックオフNZ
11時間前
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チャンスの前髪をつかむには

チャンスの前髪をつかめ、という。 ここぞというチャンスはあっという間に目の前を通り過ぎてしまうから、チャンスだと思ったらすぐに前髪をつかまないといけない。 確か…

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弊社留学生がラグビー日本代表候補に

弊社の留学生で、ロトルアボーイズハイスクール出身、現在コベルコ神戸スティーラーズに所属する、濱野隼大(はまの じゅんた)選手が、ラグビー日本代表のトレーニングス…

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Chat GPTは世界を飲み込むのか

Chat GPTをまだ使ったことがない方はいるかもしれないけれど、その名前はもう誰でも知っているだろう。 Chat GPTに限らず生成AIでネット検索をすることに慣れると、従来の…

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2週間前
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JR東日本のカスハラ方針を考える

先月2024年4月、JR東日本が「カスタマーハラスメントに対する方針」を公表して話題になった。 カスタマーハラスメントに対する方針 https://www.jreast.co.jp/company/cus

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2週間前
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円安での留学を考える

円安が過去にないほど進んでいる。 今日2024年4月30日現在、1NZドルが93円程度で推移している。2000年頃には49円台をつけたことを考えると、NZドルに対する円の価値は24年…

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3週間前
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留学するかどうかを決める2つの基準

長期の留学をするかどうかは、人生の大きな決断だ。 決断をするときには、2つの大きな基準がある。 ひとつは、留学生活そのもの。もう一つは、留学後の生活だ。 多くの…

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3週間前
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春休み短期留学生たちが帰国

日本の春休みを利用して短期留学に来ていた留学生たちが、先週日本に帰っていった。 短い人でも4週間、長い人だと8週間の留学だった。 4週間の語学留学生も、その滞在…

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1か月前
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誰もあなたのことなど見ていない

人になにか言われたらどうしよう、といつも気にしている人がいる。 特に十代の人たちは、かなり強く他人からの視線を意識する。 それ自体は全く悪いことではないし、気に…

キックオフNZ
1か月前
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自分を過小評価してはいけない

いろんな留学生を見てきたけれど、自分を低く評価する傾向のある人は、結果的に自己評価以上の結果は得られないように思う。逆に、それはちょっと言い過ぎではないのかとい…

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1か月前
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時間は伸び縮みする

ニュージーランドでは、4月7日日曜日でデイライトセービングが終わり、日本との時差が3時間になった。 正確には7日の午前3時になったら時計を1時間戻して2時にするらしい…

キックオフNZ
1か月前
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やはり言葉には力があるのかも

夢を言葉にすると叶う、などと言う。 いつもポジティブな言葉を使うといいことが起こる、とも言う。 そして、言葉がその人を作る、とも言う。 なんとなくそうなのかもし…

キックオフNZ
1か月前
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あれは異邦人との接触の話

今年日本で人気があったテレビドラマが最近 ニュージーランドの Netflix で配信になった。 昭和の時代に生きている熱血体育教師が、令和にタイムスリップをするという設定…

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1か月前
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五感で感じて現実に戻ってくる

スマホの画面を一日中見るのが日常になって、さらにAIが出てきて、それらを使うのがあたりまえになって、現実とは違う世界の中にいつもいる生活になって、現実って一体何?…

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1か月前
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世代が違うと価値観も違うのはなぜだろう

世代が違うと感じ方も考え方も価値観も、全く違うことに、たまに驚かされる。 弊社では10代20代の留学生が多いけれど、彼ら彼女らを見ていると、昭和生まれのわたしたちと…

キックオフNZ
2か月前
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大人になってから勉強したくなるのはなぜだろう

高校生くらいまでは、勉強なんてつまらないものだと思っていた。 起きたくもないのに朝早く起きて、学校に行って、毎日毎日決められた教室で狭い机の前に座って、聞きたく…

キックオフNZ
2か月前
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Respect とFairnessがとても大切

このブログでも何度か書いたけれど、弊社ではRespect とFairness はとても大切だと考えている。 特に中学高校留学生たちを現地でサポートしていくときには、この二つは常に頭に入れておく必要がある。 私たちの現地サポートは、留学生を中心として、学校、ステイ先、日本の保護者、そして弊社がコミュニケーションをとりながら協力して進めていく。そのときに、それぞれが留学生に対して、そしてお互いに、Respect とFairnessを持ってコミュニケーションをしていくことで、サ

チャンスの前髪をつかむには

チャンスの前髪をつかめ、という。 ここぞというチャンスはあっという間に目の前を通り過ぎてしまうから、チャンスだと思ったらすぐに前髪をつかまないといけない。 確かにそうだ。人間長く生きていると、あの時はチャンスの前髪をつかみそこねた、と後悔することもたくさんある。 どうしてそのとき、チャンスの前髪をつかむことができなかったのだろうか。 今までたくさんの留学生たちを見てきたけれど、中には確実になんどもチャンスの前髪をつかむひともいれば、そうでない人もいる。 なにがちがう

弊社留学生がラグビー日本代表候補に

弊社の留学生で、ロトルアボーイズハイスクール出身、現在コベルコ神戸スティーラーズに所属する、濱野隼大(はまの じゅんた)選手が、ラグビー日本代表のトレーニングスコッド(日本代表候補)に選ばれた。 濱野選手は2001年5月生まれの23歳。中学2年生が終わる頃からニュージーランドのロトルアボーイズハイスクールで4年間ラグビー中学高校留学をして、一軍にも選ばれた経験を持つ。ラグビー王国ニュージーランドの強豪高校でトップのチームに入ることは、現地生徒でも難しいから、若い頃から世界で

Chat GPTは世界を飲み込むのか

Chat GPTをまだ使ったことがない方はいるかもしれないけれど、その名前はもう誰でも知っているだろう。 Chat GPTに限らず生成AIでネット検索をすることに慣れると、従来のグーグル検索がどうも使いにくく感じるのが不思議だ。あれほどまずは「ググれ」と言われていたのに、あれほど「ググっ」て重宝していたのに、グーグル検索はすでに一時代前のツールになりつつある。 時代はググるからチャットジピるになっているのだ。 こちらが質問した答えを、文章で語り返してくれるのも今までと大

JR東日本のカスハラ方針を考える

先月2024年4月、JR東日本が「カスタマーハラスメントに対する方針」を公表して話題になった。 カスタマーハラスメントに対する方針 https://www.jreast.co.jp/company/customer-harassment/ あたりまえのことが書いてある。けれど、これを日本の大きな企業がわざわざ公式ウエブサイトに掲載しなければならない状況がある。そこが問題だと言える。 たとえば以下のようなことが書いてある。 「当社グループのサービスをご利用されるお客さま

円安での留学を考える

円安が過去にないほど進んでいる。 今日2024年4月30日現在、1NZドルが93円程度で推移している。2000年頃には49円台をつけたことを考えると、NZドルに対する円の価値は24年間でほぼ半分になっている。 日本からニュージーランドに留学をする人たちにとっては、大きな大きな問題だ。弊社は留学費用はすべてニュージーランドドルで、それぞれの項目と金額をきちんと明記してご請求差し上げるけれど、同じ留学費用でも為替が変わると、お支払いいただく費用も大きく変わる。 円安だと留学

留学するかどうかを決める2つの基準

長期の留学をするかどうかは、人生の大きな決断だ。 決断をするときには、2つの大きな基準がある。 ひとつは、留学生活そのもの。もう一つは、留学後の生活だ。 多くの人は、留学をする前は、留学生活のことを考える。学校、ステイ先、毎日の生活、取得できる資格、そしてもちろんそれにかかる費用など、どんな留学生活を送ることができて、それは日本で生活を続けた場合とどんな違いがあるのかを考える。 それはとても大切な基準で、この部分の情報をしっかりと集めて、考えて、決断をくだす必要がある

春休み短期留学生たちが帰国

日本の春休みを利用して短期留学に来ていた留学生たちが、先週日本に帰っていった。 短い人でも4週間、長い人だと8週間の留学だった。 4週間の語学留学生も、その滞在をとても楽しんでいた。ホームステイも最高だったと言っていたし、留学期間の途中にあったイースターホリデーには、一人で国内プチ旅行にも出かけていた。今年の3月4月は特に例年よりもいい天気が多くて、放課後や週末に外で遊ぶ機会もとても多かったのも良かったのだろう。 約2ヶ月間ニュージーランドで留学をした人は、「やはり2ヶ

誰もあなたのことなど見ていない

人になにか言われたらどうしよう、といつも気にしている人がいる。 特に十代の人たちは、かなり強く他人からの視線を意識する。 それ自体は全く悪いことではないし、気になるものは仕方がないと思う。 でも、年齢を重ねるとだんだんわかってくるけれど、あなたが思っているほど、他人はあなたのことを見ていない。誰かになにかを言われたときは、たまたま見られていたときか、意識的にその時だけ見ようと思って見られていたときだけだ。 どちらにしても、その時にあなたを見ていた人が、あなたのことをず

自分を過小評価してはいけない

いろんな留学生を見てきたけれど、自分を低く評価する傾向のある人は、結果的に自己評価以上の結果は得られないように思う。逆に、それはちょっと言い過ぎではないのかというくらい、自信満々な自己評価をする人は、結果的にそんな人になっていく。 自分がそんな人だから自分のことをそのように評価するのではなくて、自分のことをそのように評価するから結果的にそんな人になっていく、というのが、どうも正しいのかもしれない。 たとえ謙遜でも、自分のことを過小評価し続けていると、なぜか実際にそんな人に

時間は伸び縮みする

ニュージーランドでは、4月7日日曜日でデイライトセービングが終わり、日本との時差が3時間になった。 正確には7日の午前3時になったら時計を1時間戻して2時にするらしい。ネットと繋がっているデジタルの時計は自動的に3時が2時になるようだ。 とても不思議だ。 毎年9月の最終日曜日にデイライトセービングが始まるときには時計を1時間進めて、4月の第一日曜日に1時間戻す。始まる日は1日が23時間で、終わる日は25時間になる。 とても不思議だ。 でも考えてみるとデイライトセービ

やはり言葉には力があるのかも

夢を言葉にすると叶う、などと言う。 いつもポジティブな言葉を使うといいことが起こる、とも言う。 そして、言葉がその人を作る、とも言う。 なんとなくそうなのかもしれないと思うけれど、逆にほんとうにそうならすごく簡単だとも思う。 言葉にするだけで、思い通りにことが運ぶ。人生そんなのでいいのかと思う。 でも、いろんな人が同じように言うから、それは一つの事実なのかもしれない。 だったら一度、言葉をものすごく丁寧に使って、注意深く言葉を選んで、言葉にしたことをイメージして、

あれは異邦人との接触の話

今年日本で人気があったテレビドラマが最近 ニュージーランドの Netflix で配信になった。 昭和の時代に生きている熱血体育教師が、令和にタイムスリップをするという設定だ。ニュージーランドの Netflix ではまだ全話配信されていないけれど、日本では全て放送が終わったようだ。 まだ全て見ていない段階で、感じたことを少しだけ書いてみようと思う。 どんなドラマや映画もいろんな見方ができると思う。あのドラマを、昭和を懐かしむドラマだという人もいれば、時代の移り変わりを描い

五感で感じて現実に戻ってくる

スマホの画面を一日中見るのが日常になって、さらにAIが出てきて、それらを使うのがあたりまえになって、現実とは違う世界の中にいつもいる生活になって、現実って一体何?と感じることも多くなってきた。 もし一日のうち半分以上、AIが作ったバーチャルな世界に接しているのなら、もうそれを現実と呼んでもいいだろう。モニターからふと目を上げたときに見える「現実」らしき目の前の世界も、モニターの中のバーチャルな世界も、どちらがどちらかわからない。 それはもう全て脳の働きなのだ、という人もい

世代が違うと価値観も違うのはなぜだろう

世代が違うと感じ方も考え方も価値観も、全く違うことに、たまに驚かされる。 弊社では10代20代の留学生が多いけれど、彼ら彼女らを見ていると、昭和生まれのわたしたちとは全く違うと感じることが多い。 考えてみると、生きているのは同じ時代なのに、世代が違うといろんなことがこうも大きく違うのはなぜだろう。触れている情報が違うのか、周りにいる人が違うのか、そもそも年齢が違うことが原因なのか、それとも根本的に何かが違うのか。 ただ、Covid-19のような世界的に大きなインパクトを

大人になってから勉強したくなるのはなぜだろう

高校生くらいまでは、勉強なんてつまらないものだと思っていた。 起きたくもないのに朝早く起きて、学校に行って、毎日毎日決められた教室で狭い机の前に座って、聞きたくもない先生の話を聞く。 勉強って、なんて面白くないんだろう、と思っていた。早くそんな生活から抜け出して、勉強なんてしなくてもいいようになりたいと思っていた。 でも大人になってしばらくすると、なぜか無性に勉強したくなる。 あんなことも知りたい、こんなことがわかるようになりたい、と思う。 そして、中学や高校でもっ