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好きな一冊:片桐はいりさんのエッセイ

前回と同様、好きな一冊と題しながら2冊の紹介となる謎回です(前回は上・下巻)。
今回は、俳優片桐はいりさんのエッセイ!
何度も読みたくなる、大好きな本です。

「わたしのマトカ」

発売年:2013年
“マトカ”とはフィンランド語で“旅”の事。
映画「カモメ食堂」の撮影で訪れたフィンランドで、撮影後も少し滞在して、ファームステイやクラブ体験などフィンランドの旅を楽しんだ日記的なエッセイ。
片桐はいりさんの好奇心の旺盛さと、旅での出来事を淡々と穏やかに、じわじわと面白く描いていて、とっても楽しいです。
言葉選びも美しく、こころが癒されます。

「グァテマラの弟」

発売年:2013年
グアテマラの古都、アンティグアに住む年子の弟さん一家の元へ、十三年ぶりに訪ねた時の旅のお話。弟さんのお話も面白い上、グァテマラの人々との交流や生活、感覚の違いが分かりやすく描かれています。
片桐はいりさんの感覚が面白くて大好きです。
旅と家族をめぐるエッセイです。

わたしの感想

普段テレビなどで見る俳優のイメージは、強くてインパクト大の配役が多い方なので、なかなか人となりを垣間見る事は少ないと思います。
エッセイの中の片桐はいりさんは、淡々と穏やかでどっしりと安心感があり、優しさに包まれる素敵な世界を持っていて“わたしのマトカ”を読んでから、彼女の紡ぐ言葉が大好きになりました。とにかくじわじわ面白いのと、言葉が暖かくて心地いいです!
読んで欲しいので、説明や感想などが最小限になってしまっているのですが、何度も読み返したくなる、大好きな本なのです。


▼おすすめ過ぎるのでリンク貼ってみました。

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