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疲れやすい人へ!疲労物質の乳酸を取り除くには

こんにちは、ちょらです。

運動すると乳酸が溜まると表現をします。
乳酸は疲労物質として知られており、疲れの原因となります。

しかし、これは過去の話で、現在は乳酸は疲労物質ではなく、エネルギー源となるというのが明らかになっています。

では疲労はどこから来ているのでしょうか。
それが分かれば疲れにくい体作りや疲労を軽減することができます。

今回はそんな疲労について簡単にまとめました。


乳酸は疲労物物質ではなくエネルギー源

エネルギー源である糖や脂質からエネルギーを作り出す際に乳酸が副産物として生まれます。
そのため運動をすると乳酸が溜まり、これが疲労物質と言われています。
しかし、実際は生まれた乳酸から再びエネルギーを作り出す糖新生という機能が働きます。
そのため、近年では疲労物質ではなく、エネルギー源としての認識が広まってきました。

また、乳酸は細胞内からカリウムが漏れ出ることを防ぎ、これが結果的に疲労を軽減するとも言われています。

疲労の正体は?

乳酸が疲労物質ではないとすれば、いったい疲労の正体は何なのでしょうか。

その答えは「体内の酸化」です。

体内が酸化することを、「サビ」と表現しますが、このサビが疲労の原因となっています。

例えば、力仕事や運動をして体を動かすことは体内でより多くの酸素を必要とします。
このときに活性酸素が発生して体がサビることを疲労として感じます。

そのためデスクワークよりも力仕事の方が短時間で疲労感を感じやすいです。

疲労を取り除く方法

活性酸素を発生させないことや発生した活性酸素を除去することが疲れにくくしたり、疲労を軽減することに繋がります。

活性酸素を除去する方法は大きく分けて、生活習慣による改善と食事による改善があります。

生活習慣では

  • タバコを吸わない

  • アルコールを摂取しない

  • 紫外線を避ける

  • ストレスを溜めない

  • 軽めの運動をする

などがあります。
ウォーキングのような軽めの運動は活性酸素の除去に効果的ですが、過度な運動は体内の酸化を促進するので注意が必要です。


食生活での改善は

  • 抗酸化物質を摂る(ビタミンACE)

  • 加工食品を避ける

  • 砂糖を摂りすぎない

などがあります。
抗酸化物質としてビタミンACEが有名ですが、他にもβカロテンやポリフェノール、リコピン、アスタキサンチンなどがあります。
これらを多く含む食品を摂ることで活性酸素を除去し疲労を軽減できます。

また、加工食品に多く含まれる食品添加物や砂糖は体内の酸化を促進させ、このような食事をしている人は疲れやすいことが分かっています。


それではありがとうございました。
健康生活をお過ごしくださいっ!

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