いたの

30代単身赴任中田舎を転々と

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最近の記事

メディアミックス考

僕ら世代(アラフォー)の大好物のドラマにIWGPがある。 もちろん、僕も大好きである。しかし、一つびっくりしたことがある。 ドラマと原作小説では色々と違うのだ。特に準主役である窪塚演じるキングのキャラクター、ファッションは全く違うと言っていいだろう。 しかし、原作者である石田衣良は脚本家である宮藤官九郎に対して、悪感情を抱いていない。それどころか、宮藤の小説の書評に以下のような言葉を残している。 あれは『池袋ウエストゲートパーク』の連続ドラマの打ち上げのときだから、も

    • アホみたいな話というか本当のアホ

      BADHOPとアフロディーテギャング周辺が揉めている。 ワイザーのインスタライブは5万人が同接し、舐達麻は返す刀でディスを送っている。 結論からすると、ああこれで日本のヒップホップに興味を持つ人はグッと少なくなってもう一回滅びるのかも知れないな、と言うのが正直な感想である。 高校生ラップ選手権でパブロ、タカ、レッドアイ、ワイザーが出てきて、ラップスタア誕生でトウジ、レオン、サンタ、バックス、Ralphが出てきて、中堅であるゾーンも大宮SAでライブをするようになって、AK6

      • キッズリターンに見る青春の苦さ

        はっきり覚えているのだが、生まれて初めて雑誌smartを買った時、少しダークな雰囲気のカッコいい男が確か、フレッドペリーの紺色のポロシャツとグレーのパンツ、そして素足にビルケンシュトックを履いて表紙を飾っていた。 それが安藤政信だった。 そこから興味を持ち、彼のデビュー作、キッズリターンを15歳の時にビデオで見た。 その映画は、僕が1番見た映画になり、そして僕の一部になった。 ストーリーは割愛するが、要するに青年の夢は大概叶わないし、大人は彼らの事は屁とも思っていない

        • 所得制限について

          久しぶりに思った事を書こうと思う。 子育ての所得制限についてである。 結論から話すと、私はまあしょうがないかなーっといった感じの消極的賛成である。ちなみに思いっきり所得制限に引っかかっているし、妻はパートに出ているがほぼ専業主婦である。 Twitterを見る限り、賛成派の言っている事も、反対派の言っている事もわかると言えばわかるのだ。 けれどもすごく気になるのが、賛成派の低所得者を見下す様な姿勢と、反対派の高所得者はどうせ運がいいだけだろという様な発言である。 私は正

        メディアミックス考

          どうしてもコウノドリが大嫌い

          x年前のある日、モーニングを開くとやわらかくふわりとしたタッチで新連載の産婦人科のマンガ、コウノドリが始まっていた。 一読してああ人気出そうだな、と思った。柔らかいタッチの絵柄、出産にまつわる事柄をうまくまとめた点、個性のあるキャラクター、魅力のある主人公、医者と看護師の嫌な面は決して出さないところ、悪役にしても叩かれない人間を悪役にしているところ、等々。 しかし、俺はどうしてもこのマンガが正直に言うと大嫌いである。その理由2点を以下に述べる。 1 パワハラ炸裂

          どうしてもコウノドリが大嫌い

          ルックスがどうでも良くなるくらい、本当に、本当に強い

          僕は格闘技が好きである。最近はKー1も盛り上がっているので嬉しい。正直、noteを書いているような人はあまり関心ないかもなのだが。 一人、衝撃的な選手を見つけた。 パヤーフォン アユタヤファイトジム 女子ムエタイ選手。17歳。45kg級である。 今までの女子格闘家とは打撃の質が違う。特に左右のミドルキックは鬼、である。本当に、腕を壊すような蹴りなのだ。それをスイッチしながら、凄まじいスピードで蹴り込んでくる。打撃音がもう、めちゃくちゃ痛そうなのだ。 パンチもムエタイ

          ルックスがどうでも良くなるくらい、本当に、本当に強い

          僕らは差別が大好き!

          前の日記が俺にしては爽やかで正直、書いていて楽しかったし、読んでも楽しかったので、今回はつまんなくて暗いやつを。 一昔前に本田透という作家?の電波男という本が流行り、私も読んだのだ。まあ、普通に面白いし、オタク野郎、キモオタの意見表明、もっというと、ルサンチマンを、恨みを抱えながら生きざるを得ない一部の男の悲しみと生き方を書いた好著だと思う。今は多分、誰も読んでいないけど。 その中で、あまり可愛くない女性のことを左門豊作子、と呼んでいたのだ。 正直、私には衝撃だった。

          僕らは差別が大好き!

          ミュージックアワー

          誰しもこの曲を聞くと、若い頃を思い出す、そんな曲があると思う。 私の場合はポルノのミュージックアワーである。 その頃私は中3で、何というか、上手く言えないが最強で無敵だったと思う。 部活も引退して時間もたっぷりあるし、受験勉強も順調。その上気になる女の子とはほぼ両思い。まあ、付き合うには至らなかったが。 stussyやsupreme、それにX-Largeなんかの服を着てオシャレと自分を思い込んでたなー。 いきなり道で気になる女の子に大声で名前を呼ばれてびっくりしたな

          ミュージックアワー

          繋がっていたい僕ら

          今回は桐野夏生さんの書いたグロテスクという本の話をしようと思う。 余談だが、僕はこの本のモデルになった学校(大学の方ですけど)に2ヶ月通ったことがある。その時、そこの高校の生徒を見て度肝を抜かれたのだ。 髪型が自由でみんなスタイリッシュなのだ。本当に本当にびっくりした。 グロテスクの語り部たる人物と、後で殺されることになる人物も、高校入学時に同様の感想を持ったのだろう。 生まれた環境の差、本人の頭脳や外見といった資質の差が如実に出てしまうのだ。この辺りの詳細な記述が本

          繋がっていたい僕ら

          どこから読んでも面白い

          待ち合わせをしていると何となく時間の結構前に着いてしまって手持ち無沙汰になる時がある。駅ビルやショッピングセンターでの待ち合わせなら暇つぶしの手段が色々あっていいだろう。 喫茶店もいいし、洋服を見るのもいいと思う。けれどもやっぱり本屋での立ち読みが最高である。 しかし、立ち読みをしてても雑誌の内容がイマイチだったり、本の内容がイマイチな時がある。そんな時は私の場合は「燃えよ剣」を読む事にしている。 単純に面白いのだ。本当に。 何回か読んだから筋は分かっているのにどこか

          どこから読んでも面白い

          かきくけ子育て

          子育ては夫婦二人では不可能である。 そして、母親の方がより大きいリスクを伴う。そして父親はそのリスクを減らそうと努力する。 今の文に1つだけ間違いがある。少なくともい1部の母親にとっては。 正解は、自分がリスクを伴う時にはそのリスクの分の苦悩を一緒に背負って欲しいし、それと同じくらいの痛みを分かち合ってほしい、 という事である。 正直、子育てと家事は楽してなんぼだと思っていたので、僕は出来る限り妻に楽をさせようとしていたのだがそうではないのである。上記の部分が大事なの

          かきくけ子育て

          ひどいパイセンとひどい顧問の話

          #部活の思い出 僕は小3から中3までサッカーをやっていました。ここでは中学の話をします。 まず、先輩が怖え。もろヤンキー。だけどサッカーはうまいの。 そんで顧問。なぜか髭面。これまた怖え。 んでルール。後輩は集合時間の30分前に集合。先輩には挨拶。破ったら罰走。 練習も鬼。冬はひたすらひたすら走る。 僕はそんなにサッカー上手くなかったし、どんくさかっから、先輩によく怒られたし、顧問にもよく怒られました。 けれど、今の歳になると挨拶と時間を守るという社会人必須スキ

          ひどいパイセンとひどい顧問の話

          ネイルと筋トレ

          また、芸能人の問題発言について。まあ、普段見えないものや、あーこういう事なのかー、と考える機会にはなるので。 こじるりが個人的には筋トレが嫌い、筋トレやって腕を太くする意味がわからないと言って筋トレをやってる人に粘着されている。 正直、そこまで熱くならなくてもいいんじゃないかとも思う。俺も筋トレをやるので少しわかるのだが、筋トレの魅力の1つは馬鹿にされるような少しコミカルな要素なのだから。 筋肉というこの現代社会で直接的にはクソの役にも立たない事に一生懸命なのが下らなく

          ネイルと筋トレ

          5つのマンガ

          #私を構成する5つのマンガ と言うわけで書いていきます。 1 アドルフに告ぐ 手塚治虫 正義の名前の元に人間はどんな酷い事でもやってのけるし、その行為を誇りさえする。平野耕太さんも仰っていたが、昔の友だろうと、話し合おうとも、殴り合おうとも、殺し合おうとも分かり合えないやつとは分かり合えない。 2ナルト 岸本斉史

          5つのマンガ

          岡村隆史、モテる相方にシメられるの巻

          岡村隆史の発言で騒動が起こっている。 まあ、発言の是非はさておき、公共の場でする発言ではない。 なぜそんな発言をしたのだろうか。 おそらく、彼は女性を敵視していると言うか、根本的に本当に嫌なんだな、と思ってしまう。 それはおそらく(もしかしたらだが母親も含めて)女性に助けられたことや、女性のおかげで何か嬉しい事に出会えた、嬉しい事があったという体験がとても希薄で、対して(本人の被害妄想も含めて)女性に嫌な思いをさせられた、と言う体験が多かったからかなと考えてしまう。

          岡村隆史、モテる相方にシメられるの巻

          はじめに

          日記がわり 30代 男性

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